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新宿で(必ず行きたい)おしゃれなバーのランキング

東京都庁が置かれ、大企業、商業施設が集積する「新宿」は、「副都心」「新都心」とも呼ばれる日本の政治・経済の中心である。

特に世界一の1日平均乗降人員数約335万人(乗り入れ路線の合算)を誇る「新宿駅」や地下鉄「新宿三丁目駅」周辺には飲食店も多く、あらゆるジャンルの料理店がひしめき合っている。

新宿はビジネスやショッピングの街であるが、銀座、池袋、渋谷など同様、東京を代表する歓楽エリアという顔も持つ。その歴史は古く、江戸時代にまでさかのぼることができる。もともと新宿周辺は、1590年(天正18年)徳川家康が関東に入国した際、京に上洛した内藤清成が拝領した土地だった。

その北側に通る甲州街道に沿って宿場が開かれ、以前よりこの付近にあった「内藤宿(内藤氏に由来)」に因んで「内藤新宿」と呼ばれたのが始まりだという(四谷新宿とも)。内藤新宿は「品川宿(東海道)」「板橋宿(中山道)」「千住宿(日光街道・奥州街道)」とともに「江戸四宿」に数えられ、繁華街・行楽地として栄えた。

明治以降は、各線が次々と乗り入れた新宿駅がターミナル駅となり、関東大震災での被害が少なかったことも手伝って、新たな繁華街として発展していく。

駅周辺には、今も新宿の老舗としておなじみの「伊勢丹」「中村屋」「高野商店(フルーツパーラー高野)」といった店舗に加え、武蔵野館、ムーランルージュ新宿座などの映画館や劇場が建ち、大いに賑わった。太平洋戦争で大きな被害を受けたものの、戦後まもなく新宿駅周辺には闇市が建ち、東京復活のきっかけとなる。

さらに丸井、小田急、京王などの百貨店も進出。戦前以上の商業地となり、現在に至るのである。新宿でも人気のエリアは、映画館を含む、複合施設「新宿東宝ビル」のオープンにわく、新宿歓楽街の代名詞「歌舞伎町」、伊勢丹、丸井のある「新宿三丁目」、東京都庁舎が置かれた「西新宿」など。

このあたりには話題のスポットが多く、流行の発信地といっても過言ではない。レストランやバーといった飲食店も御多分にもれず、歴史を誇る老舗から若い世代に好評な有名店まで、個性ある店舗が軒を連ねている。その中から、いくつかのおすすめ店をピックアップしてみた。

NO.1 マルゴー マルゴーグランデ

長く営業を続ける老舗から時代や流行を反映した店舗まで、新宿には個性豊かな数多のバーがある。しかし激戦区だけに、今日飲んだ店が、次に来たときあるとは限らない。そんな新宿エリア(メインは新宿3丁目)で10数店舗を展開しているのが「マルゴーグループ」だ。

お酒もメニューも気軽に楽しめる店が魅力な同グループは、イタリアン、和食、フレンチ、中華といった様ざまな国籍の料理を提供、また用途に応じて価格帯も選べるなど、懐にも優しいと幅広い世代に利用されている。

中でもよく知られているのが、グループ名がそのまま店名の「マルゴー」。アルコールはフレンチを中心に、日によって変わる20種類以上のグラスワイン、また世界各国のボトルワインを幅広く用意。さらに季節の果物を使ったカクテル、ウイスキーなども楽しむことができる。

それぞれのドリンクに合った料理も秀逸で、小皿を中心に季節に応じた一品、パスタや肉料理などの定番メニューも充実している。

人気は「アヒージョ(えびやマッシュルームといった食材をオリーブオイルとニンニクで煮込むスペインの代表的な小皿料理)」「トリッパ(牛のハチノスと呼ばれる部位を、トマトソースなどで煮込むイタリアの伝統料理.)」「牡蠣のコンフィ(低温のオイルでじっくりと煮る、フランスの伝統的調理法)などで、「ベーコンとじゃこのねぎオイルスパゲッティー」は、特におすすめの逸品。

ソムリエ、チーズプロフェッショナルが常駐しているので、その日の気分にぴったり合ったドリンクやおつまみを的確に選んでもらえる。店内は単独でも、グループでも、気持ちよく飲食できる空間を演出。

一人でまったり過ごすなら、ガラス張りのワインセラーを眺められるスタイリッシュなカウンター、奥のテーブル席は気の置けない仲間と歓談できるスペースとなっている。

また、ライトの傘に使うなど、ワイングラスを効果的にあしらった室内装飾はマルゴーならではのこだわり。新宿のバーの中でも、カジュアルな雰囲気を打ち出しているため、ドレスコードにこだわる必要がないのもうれしい。

 

マルゴーの姉妹店「マルゴーグランデ」は、バーといいつつも本格的なイタリアンが味わえると評判のお店。さらに世界各国のワインが約3000本並び、旬の果物を使ったカクテルやウイスキーなど、アルコールも満足のいく品揃え。

ドリンクにぴったり、厳選した産地直送の有機野菜や季節の食材から生まれる自慢の料理の中でも、おすすめは肉料理。

40日間熟成させ、肉の旨みがたっぷり味わえる「岩手県産吊るし熟成短角牛」をはじめ、「フルーツトマトと水牛ボッコンチーニのカプレーゼ」「富士朝霧高原放牧豚の自家製サルシッチャ」ほか、リストランテに勝るとも劣らないメニューが舌にはたまらない。

店舗は1階と地下1階から成り、1階は全面ガラス張りの開放的な造り。新宿の風景を眺めながら飲食が楽しめる。逆に地下1階は照明を落とし、ムードあふれる雰囲気を漂わせる空間。ゆったりとした気分で、グラスを傾けることができる。

約3000本を収納したワインセラーは、もはや立派なディスプレイ。ボトルの形と色合いが独特な感覚を創りだす。仲間とお酒を楽しみたいなら1階、一人でじっくり飲みたいなら地下1階の利用がおすすめだといえよう。


マルゴーグランデ
住所:新宿区新宿3-6-14 新世界ビル1F
TEL:050-5571-4425 (予約専用)、03-6457-7305 (問い合わせ専用)
営業時間:17:00~翌2:00、土日祝/15:00~翌2:00
定休日:無休
アクセス:新宿三丁目駅より徒歩1分

マルゴー
住所:新宿区新宿3-7-5
TEL:050-5571-4642 (予約専用)、03-3350-4605(問い合わせ専用)
営業時間:17:00~26:00(L.O25:30)
定休日:無休
アクセス:新宿三丁目駅より徒歩1分


NO.2 イーグル

1967年のオープン以来、40年以上の長きにわたり、生き馬の目を抜く東京・新宿の街で人々の支持を得てきた老舗バー。歴史に裏打ちされたドリンクとメニューのクオリティーはもちろん、新宿東口のランドマーク「スタジオアルタ」そばにあり、アクセスも便利。

落ち着いた雰囲気も手伝って、客層は40~50代の男性が中心となっている。和洋中の種類豊富なカクテルが自慢だが、ぜひ味わいたいのは、日本ではこの店が発祥だというフレッシュフルーツを使ったカクテル。。

「サントリーカクテルコンテストグランプリ」も受賞したこだわりのカクテルは、新鮮なフルーツとアルコールが絶妙なハーモニーを奏でる逸品。口当たりも良いので、女性にもおすすめだ。

牛肉の旨味とクリーミーなソースが絶品の「ビーフストロガノフ」をはじめ、お酒にぴったりのオリジナル料理は食事としても十分に楽しめる。店舗内は豪華客船の小さなバーをイメージしたインテリアが施されており、階段下に広がるシャンデリアの光が、地下にありながらも明るいイメージを醸し出している。

オープンから変わらないカウンターは、「幻の家具材」ブラジリアン・ローズウッド製。これは別名ハカランダ、ジャカランダとも呼ばれるブラジル産ローズウッドで、非常に硬く密度が高いのが特徴。

また新鮮な木材はバラのような香りを放つものもあり、ローズウッドの名の由来になっている。古くからフローリングや家具、楽器などに珍重され、フランス国王ルイ14世の玉座に使われていることでも有名。

とても希少な木材で、現在はワシントン条約の絶滅危惧種に指定されている。時を経て、深みを増したブラジリアン・ローズウッドのカウンターで傾けるグラスは特別。誕生日や記念日といった特別な日は、この贅沢な空間で過ごしてみてはいかがだろう。

 


住所:新宿区新宿3-24-11 セキネビル B1F・B2F
TEL:050-5868-7410(予約専用)、03-3354-7700 (問い合わせ専用)
営業時間:月~土/17:30~翌0:40、日・祝/17:30~翌0:00
定休日:無休
アクセス:JRまたは地下鉄丸の内線新宿駅徒歩2分


NO.3 魔法の国のアリス

このところ合コンより「女子会」の人気が高まっている。その内容は職場の飲み会、クラス会、ママ友や趣味の集まりと様ざまだが、要は年齢に関係ない女性だけのパーティーで。気の置けない友人と、時間を気にせず、美味しいものを飲んだり食べたり。加えておしゃべりも楽しめるのはストレス解消にも最適だといえるだろう。

このような状況から、レストラン、カフェ、バーでは、ランチからディナーまで、女子会向けのメニューやサービス、コースが増えている。店内のレイアウトも、女子会を意識している店舗も少なくない。

その際たるもの、まるごと女子会といっても過言ではないのが「魔法の国のアリス」だ。女性を中心に、世界中で親しまれているルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」をイメージ。装飾から料理、ドリンクに至るまで。女性が喜ぶアイテムがぎっしり詰まっている。

物語に登場する「チェシャ猫」をモチーフにした「牛肉のラグーソーススパゲッティー」、誕生日・記念日のコース予約サービス「特製デザートプレート」など、目も舌も楽しませてくれるメニューはもちろん、このお店で注目したいのはとことんファンタジックな内装。

ハート型の大きなテーブル「BIGハート」、その上には同じくハートをあしらったシャンデリアを設置したメインホール、ロマンチックなランプシェイドが印象的な、トランプ模様のテーブル席「女王の宮殿」、壁にキュートな絵が施された「帽子屋のティーパーティー」席ほかの様ざまな演出で、異世界に迷い込んだアリスの気分を味わうことができる。

男性諸兄は「三十路や四十路が女子会だって?」と突っ込みたくなるかもしれないが、女性はいくつになっても乙女心をわすれないし、可愛いものが好きなのである。

 


住所:新宿区西新宿1-5-1 新宿小田急ハルク 地下3階
TEL:050-5890-1595(予約専用)、03-4540-6575(問い合わせ専用)
営業時間:ランチ/11:00~15:00(L.O.14:30)、カフェ/15:00~17:00、ディナー/17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:無休(施設に準ずる)※年末年始の営業日については要確認
アクセス:JR新宿駅中央西口徒歩1分、都営地下鉄新宿駅徒歩1分、京王線新宿駅中央西口徒歩1分


NO.4 アーガイル

カフェ、レストラン、バーの明確な境界がなくなっているせいか、「落ち着いて飲めるところが少なくなった」と嘆く人も少なくないと聞く。そんな人におすすめしたいのが、ほどよい照明がちょっと大人の雰囲気を醸し出すアーガイル。

アルコールも種類豊富でメニューにもこだわりがあり、200種以上の珍しいスコッチを用意。また、すだちやかぼちゃ、栗など、旬の果実を使ったフレッシュフルーツのカクテルは、女性にも人気を呼んでいる。

手作り料理も自慢で、おすすめはイタリアの定番料理「トリッパ」。ことことと煮込んだ濃厚なトマトソースは、強い酒にもぴったりだ。古き良きスコットランドを思わせる、古いレンガと流木で組上げられた内装は、まさにかくれ家。

居心地が良いのは、ほどよい席間隔が取られているからだろう。またずらりと並べられたスコッチが、さりげなく店内を演出しているのもいい。

 


住所:新宿区西新宿1-4-17 第1宝徳ビル3F
TEL/FAX:050-5890-9236(予約専用)、03-3344-3442(問い合わせ専用)
営業時間:平日/18:00~翌3:00(L.O.翌2:30)、土日祝/18:00~翌3:00(L.O.翌2:30)
アクセス:JR新宿駅西口から徒歩2分


NO.5 オストレア 新宿三丁目店

国内のみならず、世界各国からの空輸により、自分の住む街で他県・他国のご当地グルメを食べるのは当たり前になっている。野菜や肉はもちろんのこと、特に新鮮さが勝負の海産物も最高の状態で味わえるのはうれしい限り。

国境を越えた各種飲食店がひしめき合う新宿は最たるもので、食べたい料理やお酒を自在に選ぶことができる。「オストレア 新宿三丁目店」は、新宿で美味しいカキが食べたいときにおすすめしたいオイスターバー。

安全かつフレッシュなのは言わずもがな、味もボリュームも満足のカキがずらりと揃っている。他ではお目にかかれない海外のカキも食することができ、熟練のスタッフが、その日のおすすめを提供。

ワインやシャンパンをはじめ、それぞれ特徴のある中から選んだカキにふさわしい、お酒のチョイスもおまかせだ。店舗は1階~3階建て一軒家のような作りで、自宅で食事をしている感じ。

肩を張らず、気軽に立ち寄れるため、デートや女子会にも適している。テーブル席はほどよい間隔で並べられ、また個室も用意されているので、ゆったりとカキや自慢のオイスター料理を堪能できる。

また氷の上に、新鮮で見るからに美味しそうなカキを並べたケージがたまらない。これを目にしただけで食欲をそそられるのだから、最強のディスプレイといっても過言ではないだろう。

 


住所:新宿区新宿3-3-5 1F・2F・3F
TEL:03-5361-8181
営業時間:月~金/17:00~翌24:30、土曜/12:00~24:00 、日・祝/12:00~23:009:30~23:00(L.O.22:30)
定休日:無休(年末年始などを除く)
アクセス:東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目」駅徒歩1分


最後にまとめ

江戸時代から歓楽街として隆盛を誇り、現在は東京副都心であると同時に、変わらず飲食を含めた繁華街の顔を残している新宿。年齢性別、国籍を超えた人々を受け入れてしまう懐の深さは、バーにおいても他エリアの頭ひとつ抜けているといえるだろう。

時代を取り入れた店舗の成功は、流行の中心である新宿ならではだが、その反面、オープン当時のスタイルはそのまま、静かに営業を続ける老舗があるのも本エリアの魅力。入れ替わりの激しい環境を乗り切るには、実はオーセンティックなスタイルが一番なのかもしれない。

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