美容院開業オープン前後の準備と集客方法おける6つの極意とは?

美容院を新規に開業するにあたって、オープン直前及びオープン後にやるべきことは沢山ある。その中でも集客活動は欠かすことができない重要な項目だ。

ここを疎かにすると今後の経営に大きく影響を与えてしまうことになる。しかし、新規オーナーにとって実際に何から手をつければ良いかわからないというのが現状の様だ。

しかし心配は無用だ。アーキクラウドが美容院経営者に対してオープン前後にやるべきことを独自に調査した。今回はその結果をシェアさせて頂く。

 

オープン前にやるべき準備とは?

 

新規オーナーにとってオープン前後にやるべきことは満載だ。まずは下記内容に漏れがないかチェックして頂きたい。


a.融資申請、内装工事発注、電話番号の新規登録、スタッフ募集の手配は済んでいるか?

b.集客するための広告原稿や原稿に掲載するメニューの詳細、料金の設定は済んでいるか?

c.スタッフ募集の給与規定、接客マニュアル、ヘアーカタログなどは準備できるか?

d.シャンプー液、パーマ液等、備品は既に取り揃えているか?

e.店名の候補は整っているか?ロゴの準備はしているか?

f.料金メニュー表を作成しているか?

g.シャンプー台、パーマ機など機材は準備できているか?

h.お店の宣伝広告・チラシは準備できているか?

i.スタッフの給与規定は作成されているか?

j.事業計画は作成されているか?

k.内装業者の目処はついているか?

l.融資を受けるための連帯保証人は確保しているか?

 

基本的なことばかりだが、重要なので漏れのない様に全て準備は完璧な状態にしておこう。

 

また、店舗周辺への挨拶も重要だ。美容室の近所は、日常お世話になるので、挨拶は必ずしておかなければならない。挨拶のなかで、新しくオープンするお店のことを伝えれば、口コミの宣伝効果も見込める。

また、お店の挨拶状、簡単な粗品を渡すなどすれば喜ばれ印象もより良くなるだろう。また、スタッフ全員で挨拶をすれば、より信頼感を与えれると同時にスタッフ全員の団結力も生まれる。

周辺店舗への挨拶は客様だけでなく、社内のムードにも影響を与える非常に効果的な方法だ。

 

極意1・集客アナログ編

 

オープン時の集客は非常に大切だ。営業後4ヶ月の来客数と売り上げで、1年後の売り上げが予測できる。営業後4ヶ月の新規顧客数で、今後の美容室の経営が上手くいくかどうかが決まる。

また、現在のお客さまだけでなく、将来のお客様を獲得するためには、長期的な営業戦略、集客するための計画を検討しておかなければならない。

 

美容院の場合、半径500m圏内の第一次商圏内のお客様2割でそのお店の売り上げは8割に達すると言われている。つまり、この500m圏内の人々に宣伝広告をうつのがより効果的ということだ。

その中でも最も低コストで効果的なのが、店舗の前面に貼りだすオープンを伝えるの張り紙広告だ。張り紙の内容としては、お店の店主のオープン挨拶、お店のコンセプト、メニュー料金など、お店のこだわりをアピールしよう。

 

またその他の方法として新聞折込チラシやポスティングを利用する方法もある。地域は選べるので、商圏500mの範囲に集中して発行部数を決めよう。

配布する曜日はどの曜日が最も読んでくれて、効果的なのかを意識して考えておく必要がある。例えば、日曜日の新聞には、その他のチラシが多いので、読まれる確率が低くなるだろう。

より効果的な新聞チラシを作成するためには、あらゆる新聞チラシをチェックして、これだ!と思う広告は、保管しておくなど、自分の目を育てておくことが重要だ。

例えば、お店の挨拶、営業後のお店の方針、写真付の自己紹介が入った新聞チラシなどは、目に入りやすく効果的だ。さらに、今後のサービスの展開など、ほかのライバル店を意識したお店の特徴を入れておけば、理想的な新聞チラシが完成するだろう。

また、テナントを契約する時期には、店名の候補を決めておく必要がある。店名が決まれば、チラシ作成、お店の看板、ロゴなどが作成できる。内装工事も順調に進むだろう。

 

極意2・集客web編

 

続いてwebを活用する方法について説明する。webによる宣伝は有料と無料がある。有料であれば即座に効果がでるが、無料の場合は程度時間をかけて準備をする必要があるので事前に準備をしておきたい。

 

webを活用した有料集客

googleのアドワーズやyahooが提供するリスティング広告が代表的だ。検索エンジン結果画面に広告が表示されるタイプとサイトなどの広告枠に広告が表示されるタイプがあり、いずれにしてもクリック広告と言われワンクリック毎に課金される。

単価はおおよそ数十円〜数百円程度となる。無駄な広告費がかからないため費用対効果が高いと言われている。

またSNSではfacebookでも広告出稿ができる。facebook利用者の急増と共に、アドワーズやリスティング広告と同様の効果も期待できる。

 

webを活用した無料集客

無料の集客の基本はSEOだ。SEOとは(Search Engine Optimization)の略で、要は検索エンジンで上位表示させる技術のことだ。技術といっても特に難しいことは無く、テーマを絞って継続的にブログやサイトのコンテンツを更新して、お客様が求める情報を発信していくことがポイントとなる。

コンテンツが良ければ良いほど検索エンジンの順位も上がり、アクセスも増えてくる。

またSNSを利用する方法もある。今最も旬な媒体はfacebookだ。日々の接客やサービス、お店のコンセプトを継続して投稿し続けることで、共感してくれた友達がシェアしてくれて記事が拡散していく。

また、ツイッターを使えば商圏内のアカウントに限定してフォローすることができるため、より効率的に集客することも可能だ。

いずれにしても無料の場合はアカウントを育てる必要があるので、直ぐに効果がでなくても焦らずに継続することが最も重要となる。

 

極意3・オープン前の見学会レセプション

 

オープン前の見学会やレセプションは必須だ。業界関係者や周囲の客、前に勤めていた時の顧客など様々な人を招致することで、新しくオープンするお店のコンセプトやサービスを知ってもらうことができる。

内容が良ければ口コミで噂が広がり、宣伝効果は抜群だ。手順としては、お店の見学会を開催するチラシ案内を作成して、ご近所や知り合い、既存顧客及び業界関係者にチラシを配布しよう。

当日、見学会に来て頂いた方には、簡単な粗品、たとえば、美容室に関係するシャンプーなどの粗品を準備しよう。粗品にお店の名前、電話の情報をいれておけば、お店の宣伝になる。

見学会の目的は、一人でも多くのお客さまに実際にお店を見ていただいて、お店の雰囲気を感じとってもらうことだ。気に入ってもらえれば、オープン後にも、お客さまが来店してくれる可能性が高まる。

逆に言えばそこでお客様の心をつかむことができなければそのお客様は二度とお店には来ないだろう。また、お店のスタッフとの交流の場では、お茶、お菓子のサービス行えば、親近感も生まれてくる。

また、最も重要なのが来店されたお客様のリスト作成だ。見学会に来たお客様に住所、電話も記入してもらおう。見学会が終れば、再度、オープンの挨拶案内をお客さまの自宅へ郵送することで、お客さまのファン化を狙うのだ。

江戸時代の商人にとって顧客リストはお店が火事になったら真っ先に持ち出さなければならないと言われるほど重要なものであった。現代でもそれは変わらない、顧客リストさえあれば万一開業に失敗した場合でも再起が可能となる。

 

極意4・顧客リストの活用法とは?

 

初めて美容室にご来店したお客さまには、お礼状のダイレクトメールを出すことが重要だ。内容は、来店して頂いた感謝、お店に対する要望など、お客さまへ気遣いを文章に表現しなければならない。

間違っても、お店の宣伝的、形式的、事務的な文章にはならない様にしよう。気持ちが入っていないありふれた文章では、逆効果となるだろう。

お客さまの気持ちを第一に考えたダイレクトメールであれば、きっと、お客様は喜んでくれる。

ダイレクトメールは、お店のスタッフとお客さまの信頼関係を築くためのものだ。これが上手く行けば次回来店下さった時により濃密なコミュリケーションが可能で、サービスに反映できるだろう。

 

極意5・スタッフプロフィールで信頼関係を!!

 

スタッフのプロフィールで自己紹介することは、スタッフを知ってもらう方法として効果的だ。美容室の待合室に掲示しておけば、「どんな感じのスタッフなのかな?」と読んでくれるだろう。

内容は、プロフィールのみだけでなく、サービスに対する思いを入れておこう。形式的な内容では、気持ちが表現できないので、手書きの文章にして、顔写真を入れるなどの工夫が必要だ。より目に止まるように、ipadなどタブレット端末を利用して動画で紹介ビデオを作るとより効果が上がる。

また、スタッフに写真付名札を胸などにつけるなどしておけば、スタッフの身分証明書になるだけでなく、お客様は、自然に名前を読んで覚えてくれるだろう。

お客様にとって、お気に入りのスタッフを増やすためにも、名前を覚えてもらうことは重要だ。

また、スタッフのサービスをお客様は必ず見ているので、スタッフは常に技術のレベルアップにむけて努力するだろう。

 

極意6・優待チケットと料金設定でピンチを乗り切れ!!

 

美容室のオープン後、4ヶ月ぐらいの期間までは、初期の集客宣伝の効果が持続し、暫くの間はお客さまが来店するが、その後は徐々に減っていく傾向にある。

そこで、お客さまが減ってきそうな時期に、特別ご優待の開催を行おう。顧客リストに対してご優待チケットを郵送し、また、新聞折込チラシやブログ、facebook、アドワーズ、リスティングを活用して積極的に広告を出す。この様な営業戦略を立てることにより、集客効果が高まり、来店者数も安定するだろう。

また、オープン時のメニュー料金の設定は重要だ。何故なら美容院の場合、オープン後、4ヶ月間に新規客の5割が集中する傾向にあるからだ。

つまり、この期間だけでも良いので、多少採算が厳しくても、料金の値下げを行い、お店に対して良いイメージを持ってもらい、顧客リストを獲得しなければならない。

 

最後に

 

この様に美容院をこれから開業するにあったって集客、やオープン前後にやるべきことは満載だ。しかしどれも欠かすことのできない重要な項目であることは間違いない。

重要なのは一つ一つの項目を時間をかけて丁寧に実施することだ。決して焦って適当に扱ってはならない。時間をか継続して実践して頂きたい。

 

 

株式会社 アーキバンク
株式会社アーキバンク
建築に関わる専門知識、経験を活かし、建築や内装に関わる「ヒト」「モノ」「サービス」を効率的かつ有効に結びつけるため、建築関連のWEBメディア事業を中心に、WEBコンサルティング事業を展開。
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