建設業界における外国人労働者の受け入れのメリットについて

 

近年の建設業界において、職人や技術者の不足の影響は大きく、それに伴う人件費の増大は、経営者にとって大きな問題となっている。その上に近年の急激な円安は、物価の高騰を招き、工事費用は数年前に比べて大きく上昇してしまっている。

長期スパンでの大規模物件の場合、当初の見積り金額との乖離が問題となり、プロジェクト自体がストップしてしまうことも少なくない。しかし、今後の東京オリンピック、円安による外国人観光客の増加により、国内における建設工事、内装工事の数は益々増えていくことになるだろう。

需要と供給のバランスの乖離が大きな問題となる中、仕事はあるのに、人件費や価格が合わずに受注ができないというジレンマを抱えている経営者も少なくないのも事実だ。今回はそのような悩みを解決すべく、外国人労働者受け入れの可能性について、ご説明させて頂く。

外国人労働者受け入れのメリットとは?

まずは賃金面でのメリットは大きいだろう。外国人労働者のほとんどは、日本に比べて所得が低いアジア圏の国の若者たちとなる。つまり、最低賃金ぎりぎりの給料であっても彼らにとってもかなりの高給料となるのだ。

現在受け入れをしている企業のほとんどはその地域で定められた最低賃金にて外国人を雇用している。地方毎に最低賃金は異なるが、日本人を雇用するよりかは遥かに安い賃金で社員を雇うことができるのは大きなメリットだ。

ただ、給与以外に毎月派遣会社に管理費を支払う必要がある。但し、それを含めても時給換算で1100円から1200円程度に収まるのが通常だ。

また外国人労働者には昇給や賞与というものが不要だ。このようなメリットも雇う側からすれば大きいだろう。

その他の不安として、本当にしっかりと働いてくれるのかという疑問があるだろう。しかし、実際の外国人労働者は自分の人生を賭けて来日してくる若者たちだ。

その給与のほとんどを国の家族や両親に仕送りをしていることを考えると、日本人の労働者と比べて責任感が全く違うようだ。

語学についても自国で日常会話が問題なくこなせる状況になった段階で来日させるとシステムとなっているため問題ない。来日後3ヶ月もすれば仕事面での会話も十分にこなすことができるとのことだ。

また、建設業の場合は、技術的な面での問題も大きいが、その辺りも事前に自国で基礎を学んでから来日することになっているので心配はいらないだろう。

 

外国人労働者受け入れのデメリットとは?

もちろんメリットだけではない。外国人を雇用する以上、当然ながらデメリットも存在する。その中でも最も多いのが、外国人労働者が日本の文化に馴染むことができずに、母国に帰りたいと思ってしまうということだ。

しかし、そのような状態になったとしても、派遣会社のほうでしっかりとケアは欠かさないということだ。じっくりと面談をして徐々に日本の生活に馴染んでくれることも多いようだ。

もし万が一母国に帰ってしまうということがあったとしても、派遣会社が責任をもって、替わりの労働者を用意してくれるので企業側としても安心だ。

 

受け入れる企業側の条件とは?

受け入れる企業側にも条件というものがある。まずは業績が悪くないということだ。赤字であったり、未払いの給料がある場合は入管の許可は降りることは無い。

また受け入れる段階で従業数が3名以上であることも条件となる。全従業員に対する外国人労働者の割合も厳しく制限されているということだ。ただ、いずれも企業としては当たり前の項目であるので得に問題になるケースは少ない。

 

アリマテック株式会社GAKUBUNの村井氏へのインタビュー

実際に外国人労働者の受け入れ業務をしているGAKUBUNの村井さんへのインタビューをさせ頂いた。外国人労働者受け入れの具体的な流れや詳細が良くわかるので是非ともチェックして頂きたい。

 

 

音声のみはこちら。

 

外国人労働者を受け入れた企業の声

実際に外国人労働者(実習生)を受け入れた企業から頂いた感想を下記にまとめた。建設関係のみならず、多種多様な業態での受け入れも可能なため建設業以外の方であっても参考頂きたい。

 

建築・土木工事関係

北関東地方 受入れ人数 2名 受入れ期間 3年

実習生を受け入れた感想は?

人手不足で悩んでいて、実習生制度を利用してみましたが、受入れるまでは現場からは 大反対でした。一番心配していた言葉の問題も、心配いりませんでした。コミュニケーションもしっかりとれ、今では、日本人に負けないくらいの力になっています。

 

土木・舗装工事関係

関東地方 受入れ人数 3名 受入れ期間 3年

実習生を受け入れた感想は?

東京五輪の需要で、道路工事が忙しく、現状の従業員だけでは手がまわらない状態でし た。 そんな時、取引先の方から紹介してもらい、とにかく人手が必要だったので、この 制度を利用してみました。 きつい仕事なので、ちゃんと働けるか心配していましが、全く問題ありませんでした。 非常に勤勉でガッツもあるので、逆にこちらが勉強になる部分もあります。

 

食品製造業(惣菜・弁当)

中国地方 受入れ人数 15 名 受入れ期間 3年

実習生を受け入れた感想は?

実習生は全員が母国で訓練を受けていますので、食品衛生に関する初歩的な知識を既 に身に着けており初日からスムーズに業務に入れました。
また、無断での遅刻欠勤もなく、とても勤勉に働いてくれています。
日本人のスタッフとも仲良くしてくれています。

 

農業

東北地方 受入れ人数 4名 受入れ期間 3年

実習生を受け入れた感想は?

代々農家をしていて、若い人手がほしいと数年前から思っていました。 私には娘しかおらず、また就職して上京し、嫁いでしまったため、その娘に帰って来いと も言えず悩んでおりました。 後継ぎの問題もありますが、当面は実習生達が頑張ってくれるので助かっています。3年といわず、もう少し長くいてもらいたいくらいです。

 

プラスチック製造

関西地方 受入れ人数 2名 受入れ期間 3年

実習生を受け入れた感想は?

以前から、知合いの企業に外国人の若い子が働いているのを見て気になっていました。 その企業の社長とも知合いだったので、外国人の働きぶりを聞いてみたところ、「日本 人よりずっと働く」と教えていただいたので、試しに 2 名だけ受入れてみました。

前評判通り、めちゃくちゃ働いてくれます! 日本語も信じられないくらいのスピードで上達していくので、それもビックリです。 覚えなくていい関西弁まで知らない間に覚えてます(笑

 

その他、沢山のお声を頂いているが、抜粋してご紹介させて頂いている。実習生の大半は日本で一度働くと、母国に帰りたくなくなるようで、実習期間の3年間が終わっても、働く方法はないかと多数相談を多く受けているとのことだ。

 

最後に

今回は建設業における外国人労働者受け入れの可能性とその実態についてご説明させて頂いた。今後の工事案件の増加や賃金の上昇を考えると御社にとっても受け入れのメリットはかなり大きいのではないだろうか?

もしご興味頂いた場合、もしくは詳しい資料を取り寄せたいという場合は、下記よりご連絡頂きたい。アリマテック株式会社GAKUBUNの村井氏が責任をもって直接ご対応して頂く。

「外国人労働者受け入れについて詳しく知りたい。」

 

 

【記事監修】 山田 博保
店舗ビジネス&建築マーケティング/一級建築士     
建築業界での経験を活かしたWEBメディアを運営。内装工事マッチングサイト「アーキクラウド」創業者。WEBコンサル事業、コンテンツ販売事業にも携わる。Facebookお友達申請大歓迎です。その他WEB集客、自社メディア構築、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。
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