効果的な出店戦略を!出店のポイントを徹底解説

飲食店やサロンなどの事業を成功させるためには、売上を伸ばして拡大していくことも大切です。
そのためには、新規店舗を出店することが欠かせません。
新規出店する場合は、思い付きで決めるのではなく、戦略に基づいて進めていくことが重要です。
そこで、新たに出店する場合のポイントと戦略立案の方法などについてお伝えします。

出店戦略がなぜ重要なの?

経営者は、売上を伸ばして事業が成長することを望んでいます。
売上の増加は利益や資金の増加につながり、事業継続に欠かせないカギとなる要素です。
そのため、経営者は常にどうやって売上を伸ばすかを考えています。

売上高を大きくする主な方法は2つです。
2つの方法は、いずれも出店計画と深い関係があります。
戦略的な出店ができれば売上アップにつながります。経営者は、売上確保につながる出店戦略の重要性を理解しておくことが必要です。

売上増加の1つ目の方法は、顧客数を増やすことです。見込み顧客が多く、ライバル店舗が少ない地域を選ぶことも大切です。同じ規模の店舗を出店したとしても、出店戦略によって顧客数が変わり、売上が大きく変化する可能性があることを理解しておきましょう。

2つ目の方法は、客単価を上げることです。売上高は、数量と単価を掛けて算出します。
そのため、売上数量だけでなく単価にも注目する必要があります。
顧客数が増加すれば比例的に売上高も増加すると考えがちですが、そうはいきません。

顧客をとられた他店も手をこまねいているわけではなく、低価格商品などの提供を始めるなどの対策をとってくることが多いです。
そうなると、価格競争に巻き込まれてしまい、売上数量は増加しても客単価が下がり売上が思ったほど伸びないという事態も考えられます。

売上を伸ばすためには、新商品の開発や他店にはない独自サービスなどで差別化を図り、客単価の増加につなげることが大切です。

また、客単価向上においても出店戦略は重要になります。
出店場所を慎重に選ぶことによって、ライバルとの競争を避けて客単価を維持する戦略も有効です。

店戦略がなぜ重要なの?

多店舗展開をするメリットとは?

出店にはさまざまな要素があります。
戦略を立案する場合は、立地や顧客ターゲット、ライバル店との距離など数多くの要素を考慮することが重要です。
出店戦略の要素には、多店舗展開をするか否かということもあります。
多店舗展開の主なメリットは5つです。

1つ目は、認知度がアップすることです。
店舗は、商品やサービスを提供する場所としてだけでなく、広告塔としても機能します。
多店舗展開することによって、顧客は多くの場所で企業名を目にすることになるでしょう。

認知度がアップすれば「数多くの店舗を運営できる会社であれば信用できるだろう」と思ってもらえることが期待できます。

2つ目のメリットは、売上の上限を伸ばせることです。
1店舗だけで経営をしている場合、スペースに限りがありますので提供できる商品やサービスを一定量以上増やすことはできません。
そのため、一つ一つの店舗の売上アップには限界があります。

しかし、多店舗展開をすることで店舗数を増やせば、売上は店舗の増加分に比例して増える可能性を生み出せます。

3つ目は、仕入れ単価を低減できることです。
店舗を増やすことによって、1つの材料の仕入れ数量が増加します。
数量が増加すれば、購入先とのコストダウン交渉の余地が生まれるでしょう。
一般的には、大量に購入することによって仕入れ価格は下がります。多店舗展開は、コストを抑える効果も期待できるということです。

4つ目は、スタッフのキャリアパスを形成できることです。
多店舗展開することによって、さまざまな規模の店舗や特徴の違う店舗を複数持つことができます。
小規模店舗で研修をして、中規模店舗で実力をつけて、最後は中心となる大規模店舗で活躍するといったスタッフのキャリアパスを描きやすくなる点がメリットです。

5つ目は、店舗ごとの業績を比較できることです。
複数の店を比較することによって、それぞれの店舗の強みや弱点を分析しやすくなります。うまくいっている店舗のノウハウを他の店舗に流用するといったことも可能です。

多店舗展開をするメリットとは?

出店計画を立てるポイント

出店に関する戦略が決まったら、具体化するために出店計画を作成します。
出店計画とは、出店する各店舗の方向性を決めることです。
経営に大きな影響を与える店舗戦略を実現できるかどうかは、店舗計画をしっかり立てられるかどうかにかかっているといえるでしょう。

出店計画策定にあたっては3つのポイントに注意することが大切です。

1つ目は、出店する店舗形態を決めることです。
店舗形態とは、小規模か大規模かといった店舗の規模や対面販売かセルフサービスかといった販売形態などのことを指します。
出店にあたっては、各店舗の形態をはっきりさせておくことが重要です。
どの形態を選ぶかは、経営方式やライバル企業の動向などから判断します。

2つ目は、経営環境の分析です。
自社を取り巻く外部要因を把握しておくことによって、適切な店舗計画を策定できるようになります。
外部要因としては、同業他社の動向や景気、顧客の嗜好の変化などがあげられます。
また、外部だけでなく内部の経営資源も把握しておくことが大切です。
出店計画立案に際しては、資金や人材、開発力、などについても分析を行っておく必要があるでしょう。

3つ目は、目標の設定です。
出店計画を作るにあたっては、長期的な目標と短期的な目標の両方をしっかり持っておくことが大切です。
短期的な目標については出店時期まで明確にし、長期的な目標は、いつごろまでに何店舗出店するといった形で目標を決めるとよいでしょう。

出店戦略のアプローチ方法

出店戦略を立てる必要があるとわかっていても、いざ戦略を立てるにあたってどう進めたらよいのかわからないという経営者もいるでしょう。
出店戦略を検討するにあたっては、3つのアプローチ方法を活用して戦略立案することがポイントです。

1つ目のアプローチ方法は、立地戦略を検討することです。店舗を出店するためには、立地を確定する必要があります。
そのために具体的に行うことは、出店候補地の市場分析です。自社の商品やサービスが受け入れられるかどうか、採算がとれる売上確保が見込める需要があるかどうかなどを分析します。

同じコストをかけて出店しても、立地の良し悪しによって売上高は大きく変わってきます。立地戦略は出店戦略の重要な要素であることを認識しておきましょう。

2つ目のアプローチ方法は、エリアポジション戦略です。出店するエリア内に存在する同業他社などのライバルとの関係において、どのような立ち位置でビジネスを行う店舗にするかの戦略です。

例えば、低価格で商品やサービスを提供できる強みを生かしてボリュームゾーンの顧客を真っ向からライバル店と奪い合う戦略や、他社にマネできない特徴を活かしてライバル会社がターゲットにしていないニッチな顧客層を狙う店舗にする戦略などがあげられます。

3つ目は、店舗スタイル戦略です。
立地とポジションが決まったら、商品やサービスのラインナップを決めながら店舗規模と販売形態などを決定していきます。
これら3つのアプローチで検討することで、店舗戦略を立案できるようになるでしょう。

出店戦略のアプローチ方法

新規出店の適切なタイミング

店舗戦略を検討するうえで大切なポイントの1つに、新規出店のタイミングがあります。適切な時期に新たな店舗を出せば企業としての成長につながります。

一方、新たな店舗を出す時期を間違えると売上高が伸びず、店舗運営コストが重荷になって経営に悪影響を及ぼしてしまうことにつながります。
そのため、経営者としては適切なタイミングを知っておくことが大切です。
適切な時期かどうかを判断するポイントは5つあります。

1つ目は、経営者としての自覚ができたときです。店舗を増やすと、その分だけリスクが増加します。
従業員数も増え、社会的な責任も拡大します。
そういったことを受け入れる覚悟がなければ新規出店はうまくいきません。

経営者は、新たな出店にあたって覚悟があるかどうかを自問自答することが重要です。

2つ目は、既存店舗の経営状況です。
既存店舗が赤字続きであれば、似たようなビジネスの新規出店をしても同じような状況になるおそれがあるでしょう。
既存店舗が好調であれば、新規出店が成功する可能性は十分あります。

3つ目は、会社として利益が出てきた段階です。創業当初は初期投資負担や顧客数の少なさから赤字になることもありますが、事業を続けていくことで利益が計上できるようになります。
利益は拡大投資の資金になりますので、利益が出たら新規出店を検討してみましょう。

4つ目は、店舗を任せられるスタッフが育ったタイミングです。
店舗運営には人材が欠かせません。
スタッフが育っていなければ、新規店舗を出店しても顧客を満足させるサービスの提供は難しいです。
新規店舗は、任せられるスタッフが育ってからにしましょう。

5つ目は、金融機関から融資を受けられるようになったタイミングです。金融機関は、融資審査において融資先の財務状況や成長性を確認します。
審査に通って融資が受けられる状態になったということは、企業としての実力がついたことの証です。

新規出店の適切なタイミング

ビジネス拡大に新規出店は不可欠!

飲食店やサロンでビジネスを拡大して売り上げを伸ばしていくためには、1店舗だけでは売上アップに限界があります。
そのため、売上拡大のためには新規出店が欠かせません。
新規出店にあたっては、まず出店戦略を明確にしておくことが大切です。

自社の強みが活かせる立地や商品・サービスを提供できる店舗を展開できるように戦略を立案する必要があります。
出店戦略があれば、出店時期や店舗形態について悩まずに新規出店を具体的に進めていけます。

戦略立案にあたっては、新規出店のタイミングや時期を決めることが大切です。店舗戦略についてさらに詳しく知りたい場合は、店舗戦略に詳しい専門家が揃っているコンサルティング会社などに資料請求してみるとよいでしょう。

株式会社 アーキバンク

株式会社アーキバンク
建築に関わる専門知識、経験を活かし、建築や内装に関わる「ヒト」「モノ」「サービス」を効率的かつ有効に結びつけるため、建築関連のWEBメディア事業を中心に、WEBコンサルティング事業を展開。

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