容積率を緩和して大きなマイホームを建てる! | 内装工事、店舗デザイン・設計の見積もり依頼・比較 アーキクラウド

9:00~18:00 日本全国受付対応中 ※営業日:月~金、土日祝
(年末年始除く)

NEWS その他の記事詳細

容積率を緩和して大きなマイホームを建てる!

 

建ぺい率と同じ様に容積率にも
緩和規定というものが存在します。

 

容積率とは敷地面積に対して定められた
建築できる建物の床面積の合計です。

 

例えば敷地面積が200平米、容積率が200%の場合、
400平米の床面積の建物を建てることができます。

 

駅前などの商業施設が多く建つエリアは容積率が
高く設定されています。

 

一方、住宅地などは容積率が低めに設定されています。

 

つまり、住宅地においては強制的に高い建物を建てることが
できないのです。

 

この様にして住宅地の町並みは守らているのですね。
ではどの様な場合に容積率は緩和されるのでしょうか?

 

最も有名なのが、地下階ある部屋は延べ床面積の
1/3を限度として容積率に含まれません。

 

しかし地下階の部屋は一般的に暗く、居室には適していません。
ですから容積率緩和するために地下に部屋を置くことはナンセンスです。

 

ここで重要なのが地階の定義です。

 

部屋の床から地盤面までの高さが、その部屋の天井高(床から天井までの高さ)
の1/3以上ある場合、その部屋は「地階」と定義されます。

 

つまり全てが地下に埋まっていない場合でも、
その部屋は地階と見なされます。

 

住宅の天井高はだいたい2.1m程度です。
2.1の1/3は0.7mです。

 

つまり0.7m以上その部屋が地下に埋まっていれば
その部屋が地階となります。

 

よくこんな住宅を見かけませんか?

 

1階の半分ぐらいが地下に埋まっていて、
地盤面ギリギリに窓が設置されいるヤツです。

 

その様な住宅は廻りの建物と比べてちょっぴり
背が高いはずです。

 

つまり1階を地階にして、その分浮いた容積率を
利用して3階建ての建物にしているのです。

 

狭い敷地でできるだけ床面積を取りたいという場合は
是非この様方法を使って下さい。

 

お好みの条件に合った
内装会社を探す