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カフェ開業の夢を叶えよう!開業の準備や経営のポイントを伝授!

自分だけのステキなカフェの開業にあこがれる人は多いのではないでしょうか。ですが、理想だけで開業に踏み込んでしまうと失敗しがちです。開業に必要な資格、許可はもちろん、内装工事費、立地選びなど、考えなくてはならない問題がたくさんあります。

こういった準備でつまずかないためには、事前に気をつけたいポイントをおさえておくことが大切です。せっかくカフェ開業という夢を持ったなら、失敗のない気持ちの良いスタートをしたいですよね。

そのために、開業で大切にしたい点をいくつか解説していきますので、参考にしてくださいね。

カフェ開業までの基本的な流れ

カフェの開業までには、一体どのような手順必要なのでしょうか。これからカフェの開業を考えている人は、おおまかにでも全体像をつかんでおくといいでしょう。実際にカフェを開業するまでの流れをご紹介します。

コンセプト
カフェの開業準備で必要なことは、まずはコンセプトを定めることです。最初は「このようなカフェにしたい!」といったようなおおまかな方向性を定めていきましょう。

計画
コンセプトをもとに、そのカフェに必要になる資金を計算しておきましょう。内装工事費、設備費、インテリア費、家賃などの初期費用にいくらかかるかといったものです。また、開業後の人件費、広告費、仕入れ費用などの運転費も計算に入れておくといいでしょう。具体的な費用については4章でふれているので、参考にしてください。

物件決め
実際にお店をかまえる場所です。立地選びは客足にそのまま影響するといっても言いすぎではないので、できる限りこだわりたいポイントです。

外装、内装
お店の全体的な雰囲気を表す大切なポイントです。ただし、この段階でどうしても費用を負担してしまいがちなので、予算の中で無理のない程度にこだわりましょう。

資格、許可の取得
飲食店において必要な資格、許可を各所に申請する必要があります。これらがないまま営業してしまうと違法となってしまう場合があるので、あらかじめ必要な資格、許可を把握しておきましょう。

開業!

まずはカフェのコンセプトを決めよう

さきほども説明しましたが、カフェの開業はコンセプト決めから始まります。具体的には、カフェの雰囲気、力を入れたいメニューなどといったものです。カフェの雰囲気は内装で表現するため、雰囲気を大事にしたいのであれば内装にこだわりたいところです。

ただし、内装決めではどうしても費用がかかってしまいがちです。こだわればこだわるほど工事費がかさんでしまいますし、逆にこだわらずにいてはコンセプト通りのカフェにはなりません。

そういった場合は、プロのデザイナーに任せてみるのはいかがでしょうか。コンセプトをしっかりと伝えれば、予算の中で無理のない内装デザインを提案してくれるはずです。

お金とペン

カフェ開業を成功させるコツ

無理のない雰囲気づくりが大事だということはお話しましたが、ほかにもカフェの開業準備で大事なことはたくさんあります。失敗のないスタートをきるためにも、気をつけておきたいことを解説しますので参考にしてください。

・お店の場所選び
立地選びが大事だということは説明しましたが、これはただ人通りの多い好立地ならば良いというわけではありません。好立地ならばそれなりに家賃がかかってしまい、のちのちの経営で苦しくなってしまうことが予想されるからです。

好立地の中古物件などもありますが、そういった立地は他店もほしがっています。場所選びは早い者勝ちともいえるので、なるべく早めに目をつけておく必要があるでしょう。

・集客に力を入れる
客足がのびなくては経営が成り立ちませんよね。集客には常日頃気を配ることが大切です。チラシやホームページといったように宣伝方法はたくさんあります。最近ではTwitterやFacebookなどのSNSも宣伝に効果的といえるでしょう。

・リピーターを増やす
せっかくカフェに足を運んでもらったのなら、リピーターになってもらい何度でも足を運んでもらいましょう。リピーターになってもらうには、単純にお店を気に入ってもらえばいいのです。そのためのサービスを充実させるといいでしょう。

分煙を取り入れることは最近では当たり前といえますし、無料Wi-Fiの設置などもよろこばれるでしょう。そして、飲食店なので清潔感に気を使うことも忘れてはいけません。

パソコンとペンとボード

カフェの開業にはどれくらいの費用がかかる?

では具体的にカフェの開業にはいくらほどかかるのでしょうか。費用は店舗の大きさにもよって変わってきますが、一般的には600万円程だといわれています。場所も好立地、外装や内装にとことんこだわった場合ですと、1000万円をこえてしまうこともあります。

初期費用は、家賃、外装、内装工事費、設備費にかかる場合がほとんどです。なかでも費用がかかりがちな内装に関しては、居抜き物件などを利用することで安くおさえることができたりと、初期費用は工夫次第で安くすることができます。

忘れてはいけないのが開業資金だけに目がいってしまい「いざ開業しても予算オーバーで経営難……」となってしまわないように気をつけることです。

開業資金の調達方法と助成金・補助金について

こだわればこだわるだけ費用がかさんでしまい、なかなかコンセプト通りのカフェの開業を作るのはむずかしいと思われたかもしれません。しかし、助成金、補助金を受け取れれば資金に余裕がうまれて、開業準備もずっと楽になるかもしれませんよ。

いくつか役立ちそうな補助金をご紹介しますので、要件を満たしていれば申請してみてはいかがでしょうか。

〇創業補助金
上限額は200万円と支給額が大きいのが魅力です。設備費、人件費などの経費に対して2/3補助されますが、利益に応じて返還が必要なため、申請の前に詳しく制度を把握しておきましょう。

〇小規模事業者持続化補助金
従業員数が20人以下の小規模の事業に対して、開業後の広告費や、バリアフリー化などに必要な設備費などに補助されます。また補助金を受け取るために、指導のもと経営計画書を作る必要があります。

注意点としてこれらの助成金、補助金は後払いとして支給されるため、開業資金としては直接使うことができません。主に開業後の運転費用にあてるものと考えておきましょう。

また、節税も視野に入れることで経営が楽になるかもしれません。たとえば納税額を減らすために、経費を増やしたり、所得排除を増やしたりといった工夫もできます。

そもそも社会保険労務士とは?

カフェ開業で必要になる手続き

カフェなどの飲食店では、開業にいくつかの資格や許可が必要となります。あつかうサービスや、メニューによっては必要なものが変わってくる場合があるため、コンセプト決めの段階で確認しておくのがいいかもしれません。

資格、許可の種類はさまざまですが、カフェの開業に必須となる資格をおさらいしておきましょう。

〇食品衛生責任者
どの飲食店にも必ずなくてはならない資格で、「飲食店が衛生的で安全な環境で経営されている」ことの責任を負う人が店舗に1人いるという証明です。また、この責任者は必ずしもオーナーでなければならないというわけではありません。

〇防火管理者
飲食店の収容人数が30人以上の場合に必須となる資格です。また店舗の大きさによって甲種、乙種と種類が分かれ、受ける講習も変わってくるため注意しましょう。

意外にも調理師免許は開業に必須ではありません。しかし、持っておけばお客さんへの信頼につながりますし、食品衛生責任者の資格を受講なしで取得できる、といったメリットがあります。

まとめ

カフェの開業までに必要なことをご説明しましたが、なかでも大事にしたいことは初期費用の無理のない使いかたではないでしょうか。立地、内装にこだわりすぎるとそれだけで、初期費用がオーバーしてしまい経営に余裕がなくなってしまいます。

そうならないためにも、事前のコンセプト決めと資金計画でうまくバランスをとることが大切となってきます。とくに内装に関してはこだわりと、予算の折り合いをつけるのがむずかしいため、プロのデザイナーに相談するのがおすすめです。

ほかにも、必要な資格や許可も忘れてはなりません。こういった開業準備の段階で、大切なポイントをあらかじめ把握しておけば、失敗のないカフェがスタートできるでしょう。

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