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新宿でおしゃれなカフェの最新ランキング

東京で最も乗降客が多い「新宿駅」周辺には、有名デパートをはじめ、地下街など数多くの商業施設が集中している。カフェもそのひとつで、独自で店舗を持っているところ、商業施設や高層ビルに間借りしているところなど形態は様ざま。また近年のカフェブームで、乱立気味であることも否めない。

ただし、新宿は激戦区だ。鳴り物入りでオープンした店舗が、あっという間に撤退するのも珍しいことではない。それはカフェも同様で、「突出した個性」がなければ、容易に淘汰されてしまうのである。

そこで個性的であることはもちろん、通常とは別の意味の「おしゃれ」さを備え、これからも新宿で親しまれていくだろうと思われるカフェを集めてみた。一過性のブームに終わるような店舗ではなく、新宿に出かけたとき、必ず自分を待っていてくれる……そんなカフェをひとつくらいは持っていたい。

NO.1 PAUL BASSETT 新宿

2003年度「ワールドバリスタチャンピオンシップ(WBC)」において、世界最年少、オーストラリア人初の世界チャンピオンとなったポール・バセット氏が、「豆」「焙煎」「バリスタ」に徹底的にこだわるという、新しいコンセプトでオープンしたエスプレッソカフェ。

世界中から厳しく選び抜いた新鮮なコーヒー豆を、店内の焙煎機で自家ロースト。味と香りに優れたエスプレッソコーヒーを、ケーキやジェラートなどのスウィーツといっしょに楽しむことができる。

驚くのはその価格で、ベーシックな「ドリップコーヒー」「アイスドリップコーヒー」が310円(レギュラー)から。究極の「エスプレッソ(店内のみ)」は360円、人気の「マキアート」は390円と一流のコーヒーが、ワンコインで味わえると評判だ。

またランチタイム(11:00~14:30)には「ピッツァ マルゲリータ セット(サラダ & コーヒー or 紅茶付き)」1250円、好きなメニューから選べる「サンドウィッチセット(ドリンク付き)」810円を提供。ティータイムにぴったりのケーキは、「ティラミス」「ベイクドチーズケーキ」「バナナタルト」が470円から。

本格的な味を、堪能できるもうひとつの理由は、開放感のある広いスペースをベースとした店内の雰囲気にもある。壁面にずらりと並ぶ瓶、什器にもこだわった洒脱な内装は、まるでNYにいるような感覚。

木製のテーブルは2、3人用が中心で、友人、家族連れでもゆったり使える大きさ。低めのテーブル席の椅子は座り心地抜群。また自然光を採り入れた照明が店内に気持ちよく降り注ぐ。

いくら高品質なコーヒーや美味なるメニューを提供していても、「落ち着かない」「居心地の悪い」カフェでは、せっかくの味も半減。しかし、「PAUL BASSETT 新宿」では、リーズナブルで魅力的なメニューの数々を、適度な賑わいとゆとりある空間の中で十分楽しむことができるのだ。

広いことに加え、他に比較すると最寄り駅からやや歩くためか、休日やランチ以外はわりと入店しやすいのも人気の一端。足を伸ばす価値は、もちろん大いにある。

 


住所:新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビルB1
TEL:03-5324-5090
営業時間:月~金/7:30~20:30、土/8:00~20:00、日・祝日/9:00~19:00


 

NO.2 アルトニア/ARTNIA

ゲームをしない人でも、「ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)」「ファイナルファンタジー(以下FF)」シリーズという名前は耳にしたことがあるだろう。両ゲームともRPG(ロールプレイングゲーム。

プレイヤーが主人公となって、ゲーム世界を冒険するタイプのゲーム)の代表といえる作品で、ドラクエは1986年、FFは1987年の第一作目以来、現在まで数多くのタイトルが発表されている。ドラクエで有名なキャラクターといえば「スライム」だろう。『ドラゴンボール』の筆者・鳥山明がデザインしたかわいい(?)敵キャラクターは、マスコットや文房具など、多くのグッズに採用され、今も本作のシンボル的な存在になっている。

FFを一躍有名にしたのは、初の3D採用で話題を呼んだ7作目の「ファイナルファンタジーⅦ」である。主人公クラウドが仲間と共に星を救うストーリーで、魅力的な敵役セフィロスの人気はもちろん、プロデューサー、坂口博信氏の「星の命」という大きなテーマをベースに展開する数々のエピソード、それを彩る作曲家・植松伸夫氏の楽曲……様々な要素が重なったFF7は、今までRPGに興味がなかった人たちまでも巻き込んで、大きなブームを巻き起こした。

この有名ゲームの世界観を含め、スクウェア・エニックスの作品を楽しめるのが、同社が展開するカフェ「アルトニア」である。ショップではゲームソフトや関連グッズ、音楽CDなどの販売を行い、カフェではゲームをイメージするドリンクや軽食など、ユニークなメニューを用意している。

人気はキャラクターが描かれた「ハニーカプチーノ」、チョコレートのバスターソード(FFシリーズで使われる武器)があしらわれた「チョコレートパフェ」、キャラクターやエンブレムの刻印が押された「各種パンケーキ」といったメニュー。昼間は喫茶中心、夜はカクテルやアルコールとともに軽食が楽しめるバー・タイムとなっている。

スライムやチョコボ(FFに登場する鳥のようなモンスター)に囲まれた店内に加え、奥のスペースには音楽が聴けるブースや展示ルームもあり。メニューがしっかりしているので、ゲームファンのみならず、客層は幅広い。リピーターが多いのもうなずける。なお、テラスはペット同伴での利用も可能だ。

 


住所:新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア1F
TEL:03-6457-6714
営業時間:11:00~22:00(フードL.O 21:00、ドリンクL.O21:30)
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ副都心線、都営大江戸線「東新宿」駅A3出口直結、東京メトロ丸ノ内線・副都心線、都営新宿線「新宿三丁目」駅徒歩6分


NO.3 珈琲貴族エジンバラ/Butterfly Café

2つのポットを持ち上げて注ぐ名物の「カフェオレ」ほか、本格的な味わいで40年間親しまれている新宿の老舗喫茶店。歌舞伎町周辺の再開発により、2014年、一度は歴史に幕を下ろしたが、2015年1月に移転オープンし、常連客はもちろん、新たなファンも足を運んでいる。

サイフォンで丁寧に淹れるこだわりのコーヒーは800円以上。しかし、価格に見合う高品質テイストで、ゆったりとした時間を楽しみたい大人には最適。ドリンクだけでなく、手頃な価格のモーニング(なんとコーヒーのお替り(ブレンドまたはアメリカン)も可能)をはじめ、飲食メニューも豊富に用意されている。

また趣きのある静かな店内を演出する内装も、多くの人をひきつける魅力のひとつ。旧店舗のシャンデリアを移築、木彫を基調としたシックな雰囲気の中に、窓から差し込む自然光が店内に温かさを加えている。一人で訪れたら窓際のカウンター、友人との語らいならソファ席。美味しいコーヒーを味わいながら、しばし都会の喧騒をから離れ、時間を忘れてゆっくりと過ごすには最適なカフェだといえよう。

なお「不夜城新宿」らしく、お店は24時間営業。終電に乗り遅れても、安心して過ごせるのもエジンバラならではだ。

 


住所:新宿区新宿3-2-4 新宿M&Eスクエアビル 2F
TEL:03-5379-2822
営業時間:24時間営業
定休日:無休
アクセス:都営新宿線「新宿三丁目駅」徒歩1分、JR線「新宿駅東口」徒歩6分、西武新宿線「西武新宿駅南口」徒歩9分


 

NO.4 スコップカフェ/SCOPP CAFÉ

「ひとの輪」をコンセプトに、北欧風の落ち着いた雰囲気が感じられる都会の隠れ家的空間。日々の喧騒をしばし忘れて、心をリフレッシュしてくれるカフェとして親しまれている。

ドリンク・メニューはコーヒー、紅茶といったオーソドックスなものから、ビールやカクテルなどのアルコールまでと豊富。また食事もバラエティー豊かで、「日替わりスコッププレート」「スコップ風キーマカレー」に代表されるランチはもちろん、お酒に合う料理もいろいろと提供されている。さらに人と人とのつながりを大事にしたいということから、誕生日会や二次会などのパーティ、貸切プランも用意している。

家具調度品のテーブルや椅子は北欧テイスト。いろいろな形の椅子やテーブルが使われており、それが不思議に落ち着いた調和を醸し出している。また壁の一部はギャラリーとして貸し出されており、様々なジャンルの作品が楽しめる。もしかしたら、お気に入りの作家、一枚を見つけることができるかもしれない。

内装が明るく、かわいい色使いも手伝ってか、客の中心は女性やカップル。しかし、一人で入っても浮くことはないのでご安心を。ただし、休日やティータイムといった時間帯は予約が必要。

 


住所:新宿区新宿2-5-11 甲州屋ビルB1F
TEL/FAX:03-6273-2767
営業時間:12:00~24:00。日曜日は12:00~22:00
アクセス:東京メトロ「新宿3丁目駅」より徒歩1分または東京メトロ「新宿御苑駅」より徒歩4分


NO.5 名曲・珈琲 新宿 らんぶる

創業は、終戦からわずか5年の1950(昭和25)年。1955(昭和30)年、現在の場所に移転以来、新宿を訪れる人たちの憩いの場として親しまれてきた。移転当時は地上3階、地下1階建てだったというが、建物の老朽化や改装によって喫煙可能な1階および禁煙の地下1階の構造に。

とはいえ、外装には年季の入った赤レンガ、地階に続く細く狭い階段が、昭和の情緒を今に伝えている。らんぶるの真骨頂は、地下1階にある。階段を下りていくと、まるでタイムスリップしたかのような空間に驚かされるだろう。そこはダンスホールを思わせる天井の高いスペース。

紅いベロアの椅子が並び、アーチ型の窓とシャンデリアが印象的な空間を流れるのはクラシックの名曲。約500枚のコレクションから、「名曲喫茶」として営業し続けてきた老舗ならではの選曲をじっくり聴かせてくれる。

さらにメニューにも懐かしさがあふれている。「ソーダ水」「レモンスカッシュ」「クリームソーダー」「バナナジュース」など、外資の喫茶チェーンの長く複雑な商品名とは違うシンプルなネーミング。ジュースに入った赤いさくらんぼが、さらにレトロな雰囲気を醸し出している。

マニュアルに沿った接客ではなく、どこか抜け感のある応対も、かえって居心地よく感じられる。現代のカフェとは違う、昭和のおしゃれなカフェを堪能できる貴重なお店だといえるだろう。

 


住所:新宿区新宿3-31-3 1F・B1F
TEL:03-3352-3361
営業時間:9:30~23:00(L.O.22:30)
定休日:無休
アクセス:JR「新宿駅」徒歩5分、東京メトロ・都営線「新宿三丁目駅」徒歩2分


 

NO.6 亜麻亜亭 京王モール店

京王新線・都営大江戸線改札前というアクセス便利な立地。自動改札機を抜けると目の前が店舗なので、待ち合わせにも最適なカフェである。店内はヨーロッパ調の家具や海外の食器などが揃うアンティーク調、どこかレトロ感が漂い、ゆったりとくつろぐことができる。

実は昭和2年(1927年)、パン屋からはじまり、レストラン、珈琲専門店へと展開してきた老舗。新宿に珈琲自慢の喫茶店第1号をオープンさせてから約70年以上、いわゆるコーヒーのチェーン店にはない、美味しいメニューと丁寧な接客にこだわっている。

それだけに常連客も多く、客層も20代からお年寄りまで幅広い。旬の味で楽しめるケーキといったスイーツをはじめ、トーストほか軽食などのメニューも豊富で、ハンドトリップによる自家焙煎のオリジナルブレンドコーヒーとの相性も抜群。香ばしさの中に、ちょっと苦みのきいた味わいはコーヒー好きにはたまらない。

駅前の喧騒を感じさせない、老舗ならではの落ち着いた雰囲気。オーソドックスにコーヒーを味わいたいなら、ぜひ足を運びたい。

 


住所:新宿区西新宿1-1 京王モール

TEL:03-3348-9633

営業時間:7:30~22:30(L.O. 22:10)

定休日:無休

アクセス:京王線・京王新線・都営新宿線・都営大江戸線・小田急線 ・JR線の「新宿駅」下車西口より徒歩5分


 

NO.7 DUG

老舗ジャズ喫茶が産声を上げたのは、まだ靖国通りに都電が走っていた1961年のこと。今は「スタジオALTA」となっているビル裏の路地に、前身の「DIG」がオープン。当時の新宿は「木馬」をはじめとする、ジャズ喫茶全盛の時代で、多くの若者たちが足を運んだという。

1967年に「DUG」開店。1977年には紀伊国屋近くの靖国通り沿い、地上3階、地下1階のビルに移転し、「new DUG」の営業が始まる。地下(現 new DUG)はジャズバー風、1階はカフェ風、2階は喫茶店、3階は丸テーブルもあるラウンジと、それぞれの階が違う雰囲気を持った個性的な店だった。

1987年、今度はモアビル4階に移転し、1995年からはライブも始まる。国内外の有名アーティストの演奏が聴ける店として、音楽ファンの注目を集めた。その後もDUGは2000年に移転、さらに2007年からは、「new DUG(1977年から営業中)」新たに DUG として再スタートを切っている。

時代時代で、様々な営業を行ってきた「DUG」だが、唯一変わっていないのが「ジャズが聴ける、昔ながらのカフェである」ということ。今も当時の雰囲気はそのまま、ふらりと入って、ジャズに耳を傾け、コーヒーを飲む。読書をするのもかまわない。

コーヒータイムのおすすめメニューは「アッサム ミルクティー」「生ハムとカマンベールチーズのベーグルサンド」「パウンドケーキ」など。バータイムはベルギーなど、海外の珍しいビールにソーセージやナチュラル・チーズが合うだろう。

 


住所:新宿区新宿3-15-12
TEL:03-3354-7776
営業時間:平日/12:00~18:30(コーヒータイム)、18:30~26:00(バータイム)、日曜・祝日/12:00~18:30(コーヒータイム)、18:30~23:30(バータイム)
定休日:無休
アクセス:JR「新宿駅」徒歩5分、東京メトロ・都営線「新宿三丁目駅」徒歩3分


 

最後にまとめ

東京の副都心であり、文化や流行の発信地でもある新宿だけに、ひと口にカフェといっても、独自のコンセプトを持った店舗が多い。

また、入れ替わりが激しい激戦区であるにもかかわらず老舗が頑張っているのも見逃せず、やはり「トレンドを追う」だけが人気店の条件ではないということがわかる。

ここに紹介した7店舗は、かなりベクトルの違うところが集まったが、意外と誰もが安心して喫茶を楽しめる店であると思う。新宿に行く機会があれば、ぜひ足を運んでみて欲しい。

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