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スポーツジムの内装工事費について経営者なら知っておきたい3つのこと

これからスポーツジムをオープンさせる経営者にとって、ジムの内装工事費は悩みの種では無いだろうか?なぜなら内装工事費は開業で必要となる資金の中で最も割合が多く、今後の資金練りに大きく影響するからだ。

内装費が予算オーバーしてしまえば、事業を開始することさえも困難になることも充分に考えられる。しかし、内装という分野は専門的であるため、専門外の方が勉強し、理解しようとしてもなかなか理解できず上手く進まないことが多々ある。結果的に専門業者に任せきりとなり、こちらの思うように計画が進まなくなりトラブルになるケースが多いのも事実だ。

今回はこのような問題を避けるため、スポージムの内装工事について理解し、工事費用をできるだけ安く抑える方法について解説していく。

スポーツジムの種類について

まずはじめにスポーツジムの種類別にどのような内装工事が必要かをしっかりと理解しておかなければならない。その種類を大まかに分割すると「総合スポーツジム」と「パーソナルトレーニングジム」だ。

総合の方は、トレーニングルームはもちろんのこと、室内プール、風呂、サウナ、ロッカールームなど、トレーニングのためのあらゆる設備が備わっており、来館者が自由にトレーニングできる施設となる。

一方パーソナルの方は、専属のトレーナーがワンツーマンとなって個別で指導するタイプで、基本的にはトレーニングルームと更衣室、シャワー室など必要最小限のシンプルな作りとなっている。

この2つについて内装工事で最も大きな違いはプールの有無である。プールを室内に設置する場合、特殊な防水処理と下階の階高調整を行わなければならない。よって、既存の建物の中に設置することはほぼ不可能で、建物新築時にテナント契約して対応するか、もともとスポーツジムであった物件に居抜きとして入る方法しかない。

つまり、総合スポーツジムを新たにオープンする場合は立地の自由度はかなり制限されるということをしっかりと理解しておこう。一方パーソナルの方は物件の自由度が高いため、立地に悩まされることは少ない。また、総合に比べて内装工事費用も安く抑えることができる。

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スポーツジムの物件契約時の注意点

スポーツジムを契約する際に注意して頂きたい点は、上記の室内プールの件に加えて、耐床荷重という問題だ。建物の床には耐えることができる荷重が予め構造計算によって決まっている。通常のテナントビルの場合、300kg/㎡といったスペックが基本となる。

よって、この荷重を超えるトレーニング機器を設置する場合は、床に大きな損傷を与えてしまう可能性があるということだ。新築時であれば事前の構造計算により、対応可能だが、既存建物の場合はそのような対応は不可能である。

よって物件契約時には、まずは設置するトレーニング機器の荷重を確認し、それらを配置する位置の床荷重を確認しよう。確認方法は、物件オーナーに設計図を借りて、専門業者に確認してもらえば良い。

もし仮に荷重がオーバーしてしまった場合は、機器のレイアウト変更で対応可能な場合もある。このあたりは専門業者とよく相談して、納得ができてから物件契約をするようにしよう。

 

スポーツジムの内装工事費用を下げる方法とは?

ではスポーツジムの内装工事費用を下げるにはどうすれば良いのだろうか?まず最も簡単な方法は居抜き物件を探すということだ。室内プールが不要なパーソナルトレーニング系のジムであれば、給排水のインフラさえ準備されていれば利用できる物件の範囲は広い。

その中でもオフィスや塾など事務所タイプの居抜き物件であれば、壁や天井、床の仕上げをそのまま活用できることが多い。また、空調機や照明などの設備機器がそのまま利用できる物件は工事用を大きく下げることができるので利用価値が高い。

費用を抑えるのであれば、まずは事務所系の居抜き物件を集中してさがして見よう。居抜き物件探しのコツは下記記事を参照頂きたい。

「居抜き物選びの3つのコツとポイントについて」

 

続いての方法はVE案(Value Engineering)によるコスト削減だ。VEとは一般的なコストダウンとは異なり、そのものの価値を下げることなく、技術的な解決や独自ノウハウによって価格を下げる方法となる。

当然のことながら、発注者自体にそのようなことは無理であるため、工事会社やデザイン事務所による提案となる。長く活動している優良内装工事会社にはこのようなノウハウを多くもっているため、お気に入りの案で、どうしても予算が足りない場合は、VE案の提示を依頼するのが良いだろう。

 

最後の方法は、見積り比較を実施して競争原理を働かせるということだ。知り合いの工務店に依頼したら異常に高い金額だったが異常に高い金額で断ることも失礼なので泣く泣く工事をしたという事例は少なくない。

定価の無い内装工事で、たった1社のみに工事見積りを依頼するということは「内装工事費は自由に決めても良いですよ」と言っているようなもので、適正な価格が提示されることはほとんどない。

よって、価格を適正な価格とし、さらに下げるためには複数社の見積りを比較することが必須となる。また金額だけでなくデザイン案も比較できるというメリットも大きい。

アーキクラウドでは、全国の優良内装工事会社と提携し、複数社の工事見積りとデザイン案を比較できるサービスを実施している。無料でご利用可能なので、工事の際は是非ご利用頂きたい。

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最後に

現在パーソナルトレーニング系のスポーツジムを中心に新規の出店数が急激に上昇している。以前は都市部が多かったが、現在では首都圏中心に郊外においてもその数は増え続けている。

競合が増えている中で他社との差別化にかける資金を確保するためにも、まずは内装工事費をできるだけ低くおさえて開業資金を節約することが今後の経営上、重要になってくるのではないだろうか。

スポーツジムの内装について不明点があれば当サイト専属スタッフが対応させて頂くので不明点があればご連絡頂きたい。

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