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ジム経営のイロハ!ジム経営のコツと注意点をお教えします!

ジムトレーナーとして働いている方の中には、ジム経営に興味がある方はいらっしゃいませんか。でも、経営を始めるためにはいろいろと知らなければならないことが多くて、なにからとりかかるべきか悩んでしまいますよね。

今回のコラムでは、ジムの種類など基本情報から、ジムを経営するときのコツと注意点を分かりやすく解説いたします。

ジム経営するときはまずはジムの種類を決めよう

ジムを経営するなら、まずはジムの種類を決めなければなりません。ジムは大きくパーソナルジムとフィットネスジムの2種類に分けらます。

・パーソナルジム
パーソナルジムは、利用者それぞれに専属のパーソナルトレーナーがついてトレーニングを指導してくれるジムです。プロのトレーナーが器具の扱い方、正しいフォーム、適切な負荷、トレーニングの効果を促進する食事の摂取方法など、適宜アドバイスをしてくれます。
マンツーマンで効果的な指導をしてもらえるので、短期間で大きなトレーニング効果が実感できることが多いです。
専属のトレーナーがつくというシステムなので、どうしても客単価が高くなり、一度に多くのお客さまを相手するのが難しい傾向があります。

・フィットネスジム
フィットネスジムは、パーソナルジムとは違い専属のトレーナーはいません。利用者自身が自分でトレーニング内容を考えなければならないので、詳しい人でなければパーソナルジムほどのトレーニング効果を得るのは難しいでしょう。
パーソナルジムに比べて客単価が低くなるぶん、多くのお客さまを相手にすることができます。

どちらのジムも特徴がハッキリとしているので、ジム経営の仕方も変わってきます。ジムを始める前に、どちらのジムにするか方針をしっかりと決める必要があります。

ジム経営するときはまずはジムの種類を決めよう

ジム経営はどんなコツがあるのか!

ジム経営をするときは、まずはターゲットをしっかり狙い定めるようにしましょう。

ジムを利用するお客さまにも、さまざまなタイプがいます。健康維持や、ダイエット、ボディビルディングなど、ジムに来る目的はそれぞれ違うのです。

そこに、性別や年齢の違いでもっと細かく区分することもできます。地域や用意できる設備に合わせて、ターゲットとなる客層をしっかりと決めておかないと、安定した顧客を獲得するのは難しいのです。

ジムに限らず、経営するとなると気になるのがコストです。ジム経営にかかるコストは幅がとても広く、小規模なパーソナルジムと大規模なフィットネスジムではかかるお金も全く違います。

もっとも低コストで経営できるジムに、「マイクロジム」というタイプがあります。これは商用利用可能なマンションの一室などで、個人経営されている少人数対応型のジムです。このタイプだと、300万円前後あれば開業することができるといわれています。

ジムの立地もとても重要です。安定して顧客を獲得するためには、ターゲットがジムに立ち寄りやすい立地を選ばなければなりません。

・駅・バス停・駐車場が近くにある。
・ジムまでの道のりが分かりやすい。

主婦や高齢者など、ターゲットによってはよく利用する交通手段の傾向が、ある程度予測できることもあります。そのため、ターゲット層をどこに絞るのかをしっかりと考えなければならないのです。

ジム経営はどんなコツがあるのか!

費用を抑えるにはどうしたらいいの

経営につきものの悩みのひとつが、コストです。ジム経営の場合、どのようにすればコストを抑えることができるのでしょうか。どのタイプのジム経営でも、出費の大部分を占める器具と物件の2点に着目して考えていきましょう。

ジムに欠かせないのがトレーニング器具です。トレーニング器具の値段は種類によって幅広いですが、器具を充実させようとするとかなりの出費にってしまいます。そのため、資金に余裕のない開業当初は、最低限のもののみを購入するのがおすすめです。

ターゲットによって、目的のために必要なトレーニング器具は変わってきます。最初から豊富な種類をそろえても、使用しない器具がでてきて、お金と空間に無駄が出る可能性が高いのです。ターゲットのニーズをしっかりと考えて、絶対に使用するといえる器具をそろえてください。

物件にかかる費用をおさえるのには、「居ぬき物件」がおすすめです。トレーニングジムは飲食店などと違い、インテリアにこだわる必要性があまりありません。しかし、防音対策などをしていると、どうしてもそれなりの出費になってしまいます。もともとジムだった居ぬき物件なら、トレーニングジムとしてすぐに利用できる内装・間取りになっているので、内装・設備工事費を大幅におさえることができるのです。

ジムは床の耐荷重に注意

ジム経営で忘れずに確認しておかなければならないのが、床の耐荷重です。ジムでは、重いトレーニング器具をたくさん使用するので、床がその重さにしっかりと耐えられなければなりません。一般的な物件の床の耐荷重は300㎏/㎡程度で、器具によってはこの耐荷重を超えてしまうことがあります。

対策を行って、床が重さに耐えられず抜けたりしたら、物件のオーナーや負傷したお客さまから賠償請求される可能性があります。内装工事のときは、施工業者にしっかりと相談して、必要な耐荷重をそなえたジムを作ることを心がけてください。

ジムは床の耐荷重に注意

まとめ

ジムには、パーソナルジムとフィットネスジムの2種類があります。それぞれ特徴がハッキリしていて、ジム経営の仕方も変わってくるのでしっかりと検討してください。ターゲットとする客層や、用意できる資金のことも考えて、どちらのタイプのジムにするか決めるようにしましょう。

安定した顧客を獲得するためには、ターゲットとなる客層をしっかりと決めることが重要です。物件やトレーニング器具の選定にもかかわってくる要素なので、はっきりとこの客層をターゲットにすると、最初に決めておいてくことをおすすめします。

ジム経営では、物件の床の耐荷重は必ず確認してください。床の耐荷重に対して、器具が重すぎて事故が起きたりしないように細心の注意を払いましょう。

また、耐荷重や防音設備といった内装・設備工事費を抑えたいときは、居ぬき物件を利用するとよいです。ジムを開業する地域に居ぬき物件がないか確認してみてはいかがでしょうか。

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