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バーカウンターの高さはお店の印象を左右する!高さによる違いとは

さまざまな人が訪れ、おしゃれなお酒をたしなむ素敵なバーを開業するためには、素敵な雰囲気を作り上げなくてはいけません。バーの雰囲気づくりで大切な要素のひとつが、「バーカウンターの高さ」です。あまり考えたことがないかもしれませんが、バーカウンターが高いか低いかによって、かなり雰囲気が変わってしまいます。

そこで本コラムでは、バーカウンターの高さはどのようなものがあり、それぞれどんな特徴があるのかを解説していきます。バーの開業を考えている方はぜひご参考にしてみてください。

ハイカウンターのメリットとデメリット

バーカウンターの高さが1050㎜ほどの場合、「ハイカウンター」に分類されます。このタイプのカウンターはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。順番に確認してみましょう。

ハイカウンターのメリット

①目線がちょうどいい
この高さは立ったままでも問題なく飲食できるような高さです。客はカウンターの向こう側にいるオーナーと同じ目線にいることができ、見上げる必要がありません。また、厨房側の調理器具(シンクなど)のほうがカウンターより低くなるため、あまりキッチン側を見られたくない場合も都合がいいでしょう。

②回転率が高い
カウンターが高いと立ったままお酒を楽しむ人もいますし、ゆっくりと腰を下ろして長時間滞在するという風にはなりにくいです。客の回転率を上げたい場合はいいかもしれません。

ハイカウンターのデメリット

①荷物の置き場所がない
ハイカウンターは床が遠いので、客側は荷物をどうするかで困ってしまうことがあります。カウンターの下に、荷物を置くためのスペースを用意する必要があるでしょう。

②満席の時の居心地がよくない
立食のためのスペースをとっている場合、混雑時のことを考慮に入れる必要があります。数人入っただけで隣の人と近くなるようなスペースの広さしかなければ、あまり居心地はよくはないでしょう。

海外のバー

ローカウンターのメリットとデメリット

バーカウンターの高さが700㎜ほどのカウンターを「ローカウンター」と言います。ローカウンターもメリットとデメリットがいくつか考えられます。

ローカウンターのメリット

①ゆったりとした時間を過ごすことができる
とくに高級な店の場合、カウンターに腰を落ち着けて長い時間楽しむことができます。また、それにともなって一人当たりの客の注文が増え、客単価を挙げることができるという効果もあるようです。回転率ではなく、客単価で勝負したい場合に都合がいいかもしれません。

②ご年配でも過ごしやすい
高級店などでは、ご年配のかたも来店されることも多いのではないでしょうか。ローカウンターでは足を付けて腰掛けることができるので、座るときに楽な体勢で過ごすことができます。お店のターゲットとする年齢層によっては、ローカウンターを設置したほうがいい場合もあるでしょう。

ローカウンターのデメリット

①厨房側から客を見下ろしてしまう
店員と客のコミュニケーションの場というのが大きな特徴であるバーにとって、かなり大きなデメリットです。対等なイメージを崩すだけでなく、見下ろしているほうも見下ろされているほうもお互い気持ちのよいものではありません。また、注文された品を客に出しにくいという物理的な問題もあります。

②天井が近くなる場合がある
ローカウンターの店舗では、厨房の高さや椅子の高さに合わせるために、客席側の床を底上げすることもあります。すると、もともと天井の高さが十分でない作りの店だった場合、客側はいっそう天井を近く感じてしまい、圧迫感や息苦しさを与えることになりかねません。

③チープな印象を与える
低い位置にカウンターがあると、全体的にバーというよりはカフェや喫茶店のような雰囲気になってしまいます。店をどんなコンセプトのものにしたいかにも寄りますが、ローカウンターは必然的に椅子の足も短くなるため、あまり大人っぽい雰囲気にはなりません。

バーの椅子

カウンターチェアの適切な高さと考え方

前章までバーカウンターの高さそのものについて紹介しましたが、次はそれに合わせるためのカウンターチェアについて解説していきます。

基本的にカウンターチェアの高さは、カウンターの上面とチェアの座面の高さが250㎜~300㎜ほどになるようにしましょう。つまり1050㎜ほどの高さのハイカウンターならば、カウンターチェアは700㎜~750mmほどが丁度いい高さです。700㎜ほどの高さのローカウンターならば、カウンターチェアは450㎜~400㎜ほどがベストの高さとなります。

このカウンターと座面の高さは、座ったときにもっともバランスがよく、姿勢をとりやすい高さです。あなたが座ったことがあるどこかのカウンターもおそらく、この高さ基準に合ったものであることが多いでしょう。

内装にこだわって集客力をアップしよう

バーには内装へのこだわりがとても重要なものです。雰囲気によって客層や顧客数、リピーターが決まるといってもいいのがバーなので、開業前の改装工事は手を抜かないようにしましょう。

バーの内装は、デザインの方向性を明確にすることが大切です。たとえばアジアン系、中世風、ゴージャス系、素朴系など。壁紙や床はもちろん、照明や小物、インテリアまでこだわって作り上げるといいでしょう。

また、カウンターに関しても同様です。2章で少し触れたように、バーカウンターの高さにあわせて床を底上げするということも考えられます。ハイカウンターかローカウンターかというだけでなく、場合によっては厨房側の床を上げる、客側だけ上げる、片方は下げて片方は上げるなどパターンはさまざまです。どのようなカウンター席にしたいか、一度図にして表してみるとよいかもしれません。

内装にこだわって集客力をアップしよう

まとめ

バーカウンターの高さは、1050㎜ほどの「ハイカウンター」と、700㎜ほどの「ローカウンター」があります。オーナー側との目線の高さ、客とのかかわり方などを考慮して高さを決定しましょう。カウンターそのものだけでなく、椅子や床の高さもしっかり合わせるように心がけることを忘れないようにしてください。

雰囲気がとても重要なバーにおいて、内装全体はもちろん、カウンターの高さはとても大切な要素になってきます。自分の作り上げたいバーのイメージを明確にして、ぜひ素敵なお店を開いてくださいね。

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