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顧客満足度につながる喫茶店の内装デザインの決め方

喫茶店のメニューは単価が安い。
そのため喫茶店を出店し成功を収めるためには提供するメニュー、質の高い接客サービスはもちろんのこと、インテリア、家具、テーブルウェア、BGMなど様々な要素を駆使し、単なる喫茶店以上の付加価値を創出し、顧客満足度を向上させることが必要となる。

喫茶店において顧客満足度に関わる点は様々あるが、この記事では、特に内装に着目し解説をしていきたいと思う。

飲食店における内装工事費は一般的に開業資金の50%以上を占めると言われている。開業資金の半分をも占める内装工事をどう攻略し、魅力作りをするかが喫茶店の成功の鍵を握っているといっても過言ではない。

また、優れた内装を実現し、付加価値を高めるためには顧客が喫茶店に求めるものを分析し、老舗の喫茶店や成功している喫茶店からポイントを学ぶことがまずは重要となる。

そして、綿密に練られた計画の中から、内装デザインをどう決め、どの内装業者に依頼するのかと、構想から施工完了までそれぞれのフェーズでしっかりとポイントを押さえて、一つずつクリアしていくことが必要だ。

今回は、これから喫茶店を開業しようと考えている方、もしくは、改装工事を考えている方のために、顧客満足度につながる内装デザインの決め方について徹底的に解説していく。
是非、参考にしていただき、理想の内装を実現していただければ幸いである。

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顧客が喫茶店に求めるものとは?

喫茶店利用者は、そもそも何を求めて喫茶店を訪れるのだろうか。
通常、飲食店に訪れる目的としては”飲食するため”であるが喫茶店の場合は少し違う。

あるデータによると喫茶店利用者の多くが、喫茶店を二週間に一回利用しているというデータがある。
もちろんコーヒーを飲むため、軽食をするためという利用目的の方もいるだろう。

しかし、喫茶店の第一の利用目的は性別によって変わるが、女性の場合”友人などとの会話のため”をあげており、男性の場合”仕事などの合間の休憩”が目的となっているのだ。
そして、通常飲食店に訪れる多くの方が求めている”飲食するため”という目的は2番目の回答となっている。

このように、喫茶店は飲食店というジャンルにはあるものの、飲食よりも、”空間を利用する”ということが主な目的となっており、通常の飲食店とは一線を画すものだと言えるのではないだろうか。

つまり、喫茶店利用者の満足度を高めるためには、メニューや料理ももちろんだが、最も重視しなければいけないことは”友人との会話を楽しめる空間”、”仕事の合間に気が休まる空間”ということになると言える。

喫茶店の評価を決める内装デザイン

前述の通り、喫茶店の利用者は喫茶店に対して、それぞれの感じる居心地の良さを求めている。
ただし、ここで注意しなければいけないのは
「居心地の良い空間というのは人それぞれであり、万人に受け入れられる喫茶店作りというのは非常に難しい」ということだ。

大手カフェチェーンを例に考えるとわかりやすいが、女性をメインターゲットに据え、清潔感とおしゃれさ、そして、ゆっくりと会話が楽しめるようなソファー席を用意し絶大な支持を得るブランドがある。
また、席は狭く座り心地は決して良いとは言えないが、男性サラリーマンをターゲットにし、低価格で、喫煙席を充実させることで成功を収めているブランドもある。

喫茶店に限らず、飲食店の店作りというのはすべての人から支持される店作りというのは不可能に近い。
したがってターゲットを明確に設定した上で、そのターゲットがどのような空間を求めているかを追求し、内装デザインに反映していくことが非常に重要な観点だと言える。

そして、”ターゲットとする顧客が満足する店作り”を実現することができれば、それが店の評価に直結していくのだ。

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老舗の喫茶店から学ぶ繁盛店のポイント

店内

ここまでで、顧客満足度を考える上でいかに内装デザインが重要なのかについて解説をしてきた。
ここでは、どのような内装デザインが良いのか決めかねている方のために、実際の喫茶店を例にして内装スタイルをいくつか紹介していく。

1 純喫茶

純喫茶とはその名前の通り、純粋な喫茶という意味がある。
この本来の意味について知らないという方も多いのではないだろうか。

喫茶店という文化が日本に登場したのは明治時代ごろだ。
その当時の喫茶店は知識人の社交場であった。しかし、喫茶店のスタイルが受け入れられ広まるにつれて徐々スタイルが変化し、アルコールと女性の接客を目的とする喫茶店も増え始めた。

これらの新しいスタイルとは区別して、酒類を出さない本来の喫茶店を”純喫茶”と呼び始めたことが現在のルーツとなっている。

純喫茶スタイルと聞くと、多くの方の頭には昭和レトロなイメージが浮かぶのではないだろうか。古さの中にどこか懐かしさを感じ、その非日常的な空間が落ち着きを与えてくれる。

内装デザインの特徴としては新しく綺麗なものではなく、ヨーロッパ調のアンティーク家具や、オレンジ色の温かみのある照明が設置され、カウンターが設置されているなどがある。

純喫茶スタイルで成功している喫茶店には老舗店が多く、顧客は中高年を中心とした常連顧客が多い。また、店の雰囲気だけではなく、店主の人柄に惹かれて集まる顧客なども多い。

高級喫茶と同様、ターゲットの年齢層はある程度高くなるため、古くからあるオフィス街や昔ながらのベッドタウンなどの場合、”新しくできた純喫茶”を目指すのも良いのではないだろうか。

2 高級喫茶

続いては高級喫茶スタイルについてだ。

高級喫茶とはホテルのロビーや、百貨店などにある喫茶店に多いスタイルとなっており、コーヒー一杯1000円程度が相場だ。また、店によっては一杯2500円というようなところも珍しくない。

安価なコーヒーを提供するタイプのチェーン店に反して、単価を高く設定し、それに伴って高級な家具、ゆったりとした店内スペース、質が高く、丁寧なサービスを行うことによって、富裕層を中心にお見合いや、ビジネスでの利用をターゲットにし差別化を図っている。

高級喫茶スタイルで成功を収めるためには、ただ、値段を高くし、高級な物を扱えば良いというわけではなく、立地としての付加価値や、細部に渡った徹底的なブランディングが必要になるため、容易なスタイルとは言い難い。

とは言え、高級住宅街や大企業が多いオフィス街などに出店する場合で、適切な方法で準備を進めていけば、一般的に単価が低いと言われる喫茶店において大きく成功を収めることも可能となる点が高級喫茶スタイルの魅力である。

3 スタイリッシュスタイルなど新しい喫茶

そして、近年スタンダードになっている新しい喫茶スタイルについてだ。

その種類は様々ではあるが、最近流行りのものとしては、
ヨーロッパの酒場をイミテートしたようなバルスタイル。
籐家具やグリーンを使って南国のゆったり感をイメージしたリゾートスタイル。
コンクリート壁に無機質な金属製の家具を配置し、都会的でクールな印象のインダストリアルスタイル。
などがある。

これらのスタイルでは、個性を強く出せるため、理想とする喫茶店のスタイルがある場合に適している。

また、内装にかかる費用も大きく下げることができる点もこのスタイルの特徴である。
例えば、インダストリアルスタイルの場合、壁面はコンクリートがむき出しのため、壁にかかる費用は削減できる。
また、天井にある配管、配線、空調、消防設備などはペンキなどで壁と同じ色で塗装することで統一感を出すことができる。

その他、多様化する価値観の中で、ターゲット(マーケット)を絞り込んで特徴を強く出すことが求められている昨今、個性的なデザインを取り入れることでコアなファンを獲得しやすくなるといったメリットもある。

喫茶店のスタイルとして一般的な3つのスタイルについて解説した。
もちろん、どのようなスタイルにするのかについては、それぞれの理想や出店するエリア、事業計画などに基づいて考慮していく必要がある。

ともあれ、様々な喫茶店を訪れ、イマジネーションを膨らましていくことが内装デザインを決めていく上では重要と言える。

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喫茶店の内装デザインにかかる費用

リフォーム工事

そもそも、内装デザインの費用はどのように計算されるかご存じだろうか。

これには大きく分けると2つの方法があり
1全体の工事費に比率をかけて算出する、
2店舗面積から設計料を算出する場合
である。

工事費全体から算出する場合の計算方法については、工事費の10〜12パーセント程度であることが多い。
また、この方法はデザインと工事を一括で請け負っている業者でよく取られる方法である。

反対に面積から算出する場合は、安い場合で坪単価2万円から5万円程度が相場であることが多い。
この方法は、先ほどとは異なり、デザイン専門会社などが用いることの多い方法である。

とは言え、いずれの場合についても、概ね内装工事費の10〜20パーセント程度となる場合が多い。ここまでで、利用者が内装に求めるもの、そして、定番的な内装のスタイルについて紹介した。

続いては内装デザインにかかる費用について紹介していく。

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喫茶店の内装工事にかかる費用

続いては内装工事自体にかかる費用について紹介する。
内装工事にかかる費用はどのような内装を作るのか、店舗の広さはどれくらいなのか、といった様々な要素によって決まるため一概に言えるものではない。
したがって、一般的な価格として参考にしていただきたい。

喫茶店の平均的な内装工事費用は坪単価20万円前後であることが多い。
また、純喫茶や、高級喫茶などある程度しっかりと作りこむ場合で坪単価40万円以上となっている。
相場観を見て意外と内装工事に費用がかかると感じた方もいるのではないだろうか。
近年、内装工事業界だけに拘らず、様々な業界で「Value Engineering(バリュー・エンジニアリング)」という考え方が注目されている。
これは性能を下げずに、いかにしてコストを下げるかという考え方で、必要ないものは省く、また、別の素材を用いるなどをすることで、全体のコストを抑える考え方である。
その代表例としてスケルトンデザイン(打ちっぱなし)や、シンプルなデザインを採用することなどがある。
もちろん、このほかにも工夫次第で費用を下げることは可能であり、バリュー・エンジニアリングに基づいた提案をしてくれる業者に相談することが内装工事費を下げる一つのコツだという点も合わせて覚えておいていただけると良いだろう。

業者選びは内装デザインと工事を分けて考える方が良い?

最後に、内装工事を検討している方が気になる、デザインと、施工を別々の会社に依頼する方が良いか、まとめて発注する方が良いかという点について少し紹介したいと思う。

内装デザインから工事まで一括に請け負う業者の場合、工事までのやり取りがスムーズなことや、場合によっては価格も抑えることができる。
その反面、必ずしも腕の良い内装工事業者と、内装デザイン会社が同一とは限らないといったデメリットがある。

また、内装デザインと工事を別々に依頼する場合、専門会社だけに、ハイレベルなデザインが期待できる。また、工事についても評判の業者を選ぶことによってデザイン、工事ともに質の高い工事を実現することができ、デザインや仕上がりに徹底的にこだわりたいという方はこの方法をおすすめしたい。
しかし、もちろんデメリットもあり、設計段階と実際の工事段階でかかる費用が別々で発生するため、割高になってしまう可能性もある。
また、3社でのやり取りが発生するため、時間的なロスも一社に全て任せる場合と比較すると増えることがデメリットだ。

どちらを選ぶかについては、内装デザインについてどこを重視するかによって変わるため、一概にどちらが良いと言えるものではない。
したがって、まずな内装業者に相談し、様々な選択肢から検討するのが良いだろう。

内装にこだわってリピーターの多い喫茶店を目指そう!

今回は顧客満足度につながる喫茶店の内装デザインについて徹底的に解説をした。
喫茶店は特徴のあるメニューを用意するのはもちろん、顧客を満足させる内装デザインも非常に重要となる。
今回の記事を参考にしていただき、自身にも、顧客にも満足のいく内装を実現していただければ幸いだ。

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