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喫茶店を開業したい!より長く経営を続けるために必要なこととは

喫茶店は原価率がよく、重労働がないため高齢者が新しく開業するには人気です。ですが、喫茶店を開業するには資金が必要になります。仮に喫茶店を開業したとしてもお店を長く続けるには工夫が必要でしょう。

今回は「喫茶店を開業して長く続けるために必要なこと」を紹介します。「喫茶店を開業したい!」もしくは「何か新しくお店を出したい!」という方はぜひ読んで参考にしてみてください。

カフェと喫茶店の違いとは

カフェというとオシャレでコーヒーなどの飲み物だけでなく、スイーツやパンなどを食べるというイメージがあるのではないでしょうか。一方、喫茶店はカウンターにマスターがいて昔ながらの落ち着いた雰囲気でコーヒーなどを飲むといったイメージします。

普段は意識することがないカフェと喫茶店の違い…どのような点が違うのでしょうか。主な違いは営業許可の違いです。

飲食店を出す際に食品営業許可を取る必要があります。この許可には飲食店営業と喫茶店営業というふたつに分けることができます。

飲食店営業はアルコールを提供することができて、調理もすることができます。喫茶店営業はアルコールの提供はできず、飲み物とお菓子のみ提供できます。調理は基本的にはできません。

喫茶店を開業するにはどちらかの許可を申請する必要があります。喫茶店だからといって喫茶店営業の許可を取るのではなく、あえて自由度の高い飲食店営業の許可を取ることによって提供するメニューを増やすことができるのです。

カフェと喫茶店の違いとは

どうすれば集客ができるの?

喫茶店を開業しても人が来店しないと売り上げを上げることはできません。どのような工夫が必要なのでしょうか。

・定番メニューを作る
このメニューはここだけしか食べることができないというようなメニューを作りましょう。オリジナリティがあることで常連客を獲得することができるかもしれません。

しかしたくさんメニューがあれば、その分、仕込みに時間がかかってしまいます。メニューは多ければいいというわけではありません。

・日替わりメニューを作る
喫茶店は常連さんになる方が多いです。そのため、頻繁にお店に通ってもらうように工夫する必要があります。日替わりメニューを作ることによって常連さんを飽きさせないようにします。

・チラシを作る
定番メニューや日替わりメニューなどの載せたチラシを作りましょう。近所のお店においてもらったり、近所にポスティングしましょう。

・インターネットを使う
ホームページを作成することによってお店の認知度を上げます。ツイッターやフェイスブックといったSNSを使うことによって若い情勢を取り込むことが期待できるでしょう。

資金はどれくらい?

喫茶店を開業する際、資金はどのくらい必要なのでしょうか。条件にもよりますが、500万円は必要だといわれています。喫茶店運営に必要な資金の内訳を紹介します。

・家賃
・家具、照明
・調理器具
・人件費
・宣伝費
・光熱費
・食材費

ほかにもかかる費用はありますが、一例を紹介しました。喫茶店を開業する際の資金の多くは外装や内装にかかります。

外から見たときにお店をどのようなデザインにするかによって値段は変わります。また、お店の中をおしゃれにしたいと思って内装にこだわるのであれば、費用はかかるでしょう。

調理器具などは中古品を購入すれば多少は費用を抑えられますが、それでも費用はかかるでしょう。節約できるところはなるべく費用を抑えるように不空する必要があります。

また、お店を大きくしたいのであれば、人を雇う必要があります。そうなると、人件費がかかります。一般的に席が10席であれば、ひとりで営業することができるといわれています。20席であれば、ひとり増やす必要があるでしょう。

喫茶店を開業する際は居ぬき物件を利用することもできます。居ぬき物件とは前に飲食店だったお店を利用することです。新しく設備を導入する必要がないので、大幅に費用を抑えられます。

開業する場所によっても家賃が違う、また、お客さんの来店にも関係してくるので場所は慎重に選びましょう。

資金はどれくらい?

常連客やリピーターを増やすには

先ほども説明しましたが、喫茶店は常連客が多いです。そのためリピーターを増やすのは不可欠です。リピーターが新しいお客さんを連れてきてくれることによってそのお客さんがリピーターになってくれるという良い循環が起こります。そのために必要なことを紹介します。

・雰囲気づくり
お客さんがリラックスすることができるような空間を作ることが大切です。お客さんが長く喫茶店にいたくなるような工夫をすることで、単価率を上げることにつながるでしょう。お客さんの要望を聞いて、お店に取り入れてもよいかもしれません。

また、お店で働く人の態度も重要です。お客さんが気持ちよくなるような接客をすることも常連客を増やすことにつながるでしょう。

・ポイントカードやスタンプカードを作る
値段に応じてポイントが付くポイントカードや、コーヒーを10杯頼むと1杯が無料になるスタンプカードを作ります。また、来店したくなるような楽しみを作ることも常連客やリピーターを増やすことにつながるでしょう。

飲食店を開業して長く続けるには、お客さんに愛されるようなお店作りが大切です。

まとめ

今回は「喫茶店を開業して長く続けるために必要なこと」を紹介しました。定番メニューや日替わりメニューを開発して、チラシやインターネットを使ってお店の認知度を上げることが必要になるでしょう。

常連客やリピーターを増やすためにはお店に長くいたくなるような雰囲気づくり、また来店したくなるような工夫をすることが大切です。開業する際の資金は条件にもよりますが、500万くらいかかります。居ぬき物件などを使うと費用を抑えることができるので、資金に余裕がない際は節約のための工夫が大切です。

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