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喫茶店の開業資金と黒字経営継続のための3つのノウハウを公開

喫茶店をこれから開業するあなたにとって、最も知りたいのが開業資金に関する情報ではないだろうか?もちろん、立地や物件やターゲットによって、必要となる資金は多く変わるが、相場感を掴むことは非常に重要だ。

開業資金を把握できなければ、融資計画を立てることがでず、内装工事に必要な工事金額の計算もできない。つまり開業における資金計画が全くできないということになる。

今回はその様な問題を解決するために、これから初めて喫茶店をオープンさせようとする、新規オーナーでも理解し易い様に、開業資金ノウハウについてわかり易く解説させて頂く。

1.喫茶店の開業資金はどの程度必要か?

まず、開業資金は3つのカテゴリーに分類することができる。1つは物件を借りる時に必要となる「物件取得費」だ。初回家賃や保証金、仲介手数料がそれに当たる。続いては「設備投資費」だ。内装工事費や厨房設備がそれに当たる。最後が「開業費」(経費)となる。それぞれ下記に解説しているので、ご確認頂きたい。

 

物件取得費

自由が丘駅徒歩5分、賃料2万/坪、面積10坪、賃料20万円の物件を想定してスタディしてみる。

初回家賃は、翌月の賃料と今月の日割り分の賃料の合計値となる。一般的に、初回家賃が発生するのは、内装工事開始日となる。内装工事期間(1ヶ月程度)は売上が無い状態で家賃が発生するので注意しよう。しかし、物件オーナーによっては、オープン日を家賃発生日にしてくれることもあるので、交渉してみるのも良いだろう。今回は月の途中から工事を開始したとして、20万円/月✕1.5ヶ月=30万円を初回家賃として計上する。

保証金は、一般的に家賃の6ヶ月〜12ヶ月程度は必要だ。物件によっては、それ以上必要となることもあるので注意しよう。何もなければ、解約後には返還されるお金だが、返却の時期については、解約から1年後、又は次の借り主が見つかるまでなど、解約後すぐに返還されないこともあるので、契約時に事前確認する必要がある。 今回は10ヶ月と想定してみる。20万円✕10ヶ月=200万円が保証金となる。

続いて仲介手数料だが、一般的は家賃の1ヶ月が相場となる。よって今回は20万を仲介手数料として計上する。

よって合計、30万円+200万円+20万円=250円が物件取得費となる。

 

設備投資費

設備投資費用で最も大きい金額が必要な項目は内装工事費だ。物件の状況や求める空間のグレードによって異なるが、スケルトン工事の場合、一般的には坪単価30万〜50万は必要となる。今回は坪40万円として計算する。10坪✕40万円=400万円が内装工事費用が必要となる。

厨房設備費用はコーヒーメーカーや冷蔵庫やシステムキッチンの費用となる。通常、内装工事の20%〜40%が相場となるので今回は30%と想定して計上する。400万円✕0.3=120万円が厨房設備費となる。

よって合計、400万円+120万円=520万円が設備投資費となる。

 

開業費

開業費は、オープン準備に必要となる経費のことを言う。まず必ず準備しなければいけないのがホームページだ。集客においてインターネットは非常に有効であり。ホームページが無いということは、WEBからの集客がゼロということになる。大きな機会損失となるので、費用対効果を考えても、作成は必須となる。当サイトでも利用しているwordpressを利用すれば、40万程度でコンテンツ作成からデザインまで対応したものを作成することは可能だ。WEBを用いた集客方法については、下記記事を参照して頂きたい。

「飲食店経営者のための最新WEB集客方法3つの秘策を公開」

その他経費としては、食器や家具費用、仕入れ費用、求人募集費用など、合計80万円程度あれば十分足りるだろう。

よって合計、40万+80万円=120万円が開業費となる。


物件取得費:250万円
設備投資費:520万円
開業費  :120万円

開業資金 :890万円

 

2.喫茶店で黒字経営を持続させるための資金計画について

開業資金計画が整ったら、次は黒字経営を継続するための検討を進めよう。黒字と赤字の境界を損益分岐点売上高という。まずはこの数値を求めることから始まるのだが、そのためには「固定費」と「変動費」を理解し、算出する必要がある。

 

変動費と固定費を理解する

固定費とは毎月支払うべき一定の金額となる。今回の場合、家賃と融資の返済利息となる。変動費は毎月変動する金額で、人件費や原材料費や宣伝広告費用がそれにあたる。もっと簡単に言えば、固定費と利益を除いた額の事を言う。

今回の場合、家賃は毎月20万円、支払い利息を仮に毎月5万円とする。固定費は合計25万となる。固定費は売上高の25%程度が理想となる。よって変動費は75%となる。ここではまだ利益については考えてなくてよい。

 

固定費と利益率から売上高を決める

損益分岐点売上高は損益分岐点売上高=固定費÷(1ー変動費率)で計算できる。上記より50万円÷(1ー0.75)=100万円となる。よって、100万以上の売上があれば黒字経営は可能ということになる。

しかし、この売上高には利益は入っていない。飲食店の場合、平均的な純利益率は売上高の10%と言わている。最低でもこの数値は確保したいところだ。よって100万円+10万円=110万円が目指すべき売上高となる。

 

収支バランスをスタディする

上記で算出した売上高、純利益、固定費、変動費を下記表を使ってまとめてみる。

<単位:千円>

売上  変動費  原価  食材原価  200  30%以下
 飲料原価
 人件費  社員給与  300  30%以下
 社会保険等
福利厚生
 交通費
水道光熱費  電気代  50   10%以下
 水道代  50
 販売促進費  広告宣伝費  50  5%以下
 販売促進費
 その他  事務用品  90 10%以下
消耗品
 通信費
 固定費  家賃  賃料  200  20%以下
 その他  支払い利息  50  5%以下
 リース料
 純利益  110  10%以上
 合計  1,100  100%

 

 

3.目標売上高を達成するための営業戦略

では、目標となる月の売上を達成するにはどうすれば良いだろうか?毎週1日定休日、営業日数24日/月、営業時間8:00〜19:00、顧客単価を700円と想定して検討してみる。

 

売上げは客単価✕客数で決まる!

まず、売上高は、客数✕客単価で計算が可能だ。目標売上高を達成するためには、110万円÷700円≒1,570回転が必要となる。1時間単位にすると、1,570÷24日÷13時間=5回転となる。つまり1時間あたり5人以上のお客さんが来店しなければ目標利益を得られない計算となる。喫茶店の場合、平均滞在時間は1時間程度なので、最低でも5席以上は確保しなればならない。

 

売上げが立たない場合の対策とは?

開業したての頃は売上は安定しないことが多い。少なくとも半年間は不安定な状態が続くだろう。また帳簿上の利益と実際のキャッシュ・フロー(手持ちの現金)の乖離も重くのしかかってくる。

例えば100万円の資金で、130万円を売り上げたとする。しかし、入金が翌月であれば手元には現金が無い状態となる。食材は財産となるが賞味期限が切れると価値はなくなってしまう。よって、できるだけ売掛金を発生させない様に、現金払いを原則としたい。

どうしても売上が上がらない場合は、コンセプトの見直しをする必要がある。ターゲット層に対してメニューの種類は適切か?また顧客単価も売上に大きく関わってくるので、要検討だ。

それでもダメな場合は、集客に問題がある可能があるので、WEBを活用するのであればPPC広告、リアル世界で実施するのであれば広告を使うなどの方法がある。

 

最後に

喫茶店経営において開業資金の検討は、まず最初に検討すべき重要な項目だ。必要資金を把握することで、本当に今の自分で開業ができるかの判断もつく。

つまり、お店のコンセプト設定よりも最初にやらなければならない。今回の記事をベースとして是非、開業資金計画を進めて頂きたい。

また、開業資金、全てを自己資金で調達するのは難しい。その場合は積極的に融資を活用しよう。一般的には50%を自己資金で確保できれば残りは融資でも問題ない。融資の活用方法については下記記事を参照頂きたい。

「飲食店の開業資金調達、内装工事費の融資、補助金を獲得するための4つの戦術を公開」

 

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