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ネイルサロンを自宅で開こう!メリットと注意点をわかりやすく解説

ネイルを趣味にしていると、自分だけのネイルサロンを持ちたくなりますよね。「でも、テナントを借りられるほどのお金はないし……」「サロンの経営って難しそう……」そう感じて思いとどまっている方は多いのではないでしょうか。じつは、ネイルサロンは自宅で開業しやすい職業なのですよ。

今回のコラムでは、自宅でネイルサロンを始めるメリットや、必要な手続き、注意したいポイントをわかりやすく解説いたします。あなただけのサロンで、お客さまに喜んでもらえる日も近いですよ。

ネイルサロンは自宅が多い!

ネイルサロンを自宅で開業する人は多いと言われています。なぜそんなに多くの人が自宅でネイルサロンを開業するのでしょうか?ネイルサロンを自宅で開業するメリットを見ていきましょう。

まず何よりも「自由に時間を決められる」ことが、自宅でネイルサロンを開業する最大のメリットでしょう。昼間の空いている時間だけ、または週末だけという風に、自分の生活サイクルにあわせて営業時間を自由に決めることができます。

家庭をお持ちの方だったら、家事・育児と両立がしやすいこともとても大きなメリットなのではないでしょうか。お子さんに目が届く場所で働けると安心ですし、予約の間の空き時間で家事をすることもできます。

店舗を別の場所に借りた場合に比べて、コストが大きく抑えられるのも人気の理由のひとつです。ネイルで消費するのはおもに材料代、水道などの光熱費をあまり使いません。自宅でサロンを開けばお店の家賃を払う必要がありません。

また、ネイルサロンを自宅で開業する人が多い理由としては、ネイルサロンを開く際に必要な資格がないというものがあります。それに、ネイルサロンを開くのに必要になる空間はそんなに広くなくてもよいので、自宅で開業しやすいというのもありそうですね。

ネイルサロンは自宅が多い!

ネイルサロンを始める前に

ネイルサロンを自宅で開業する前に調べておくべき、知っておきたいことがいくつかあるのでご紹介しますね。

みなさん、ターゲットとなる客層はお決まりですか?ターゲットを最初に決めておかないと、順調な集客が見込めなくなるかもしれません。お客さまの年齢、収入、職業などによって、当然ニーズは変わってきます。自宅周辺に多く住んでいそう、もしくは訪れそうな客層のニーズをしっかりと調べておくのがおススメです。

また、開業する前に「集客方法」はしっかりと検討しておきたいところです。自宅サロンは店舗型のサロンに比べて集客率がどうしても悪くなります。自宅でサロンを開業するなら、宣伝は必須要素だと考えてください。

チラシやDM、最近ならSNSを使っているところも多いですね。メインターゲットの目にとまるのはどういう宣伝なのか、サロンの魅力をどう伝えるかはとても大事です。

そして、どんな「届出」が必要なのかは、あたらしく開業しようとする方すべてが気にするところでしょう。ネイルサロンを自宅で開く場合、「開業届」は出しておいたほうが良いと思います。

サロンの売上額が所得税の控除額(38万円)を越えると確定申告をしなければなりません。会社勤めの副業なら20万円以上の売り上げで届け出る必要があります。お小遣い稼ぎ程度なら必要ないかもしれません。しかし、本格的にサロンを開業するなら、屋号名義の銀行口座を作れるなど、メリットもあるので開業届は出しておくべきでしょう。

ネイルサロンの注意点!

ネイルサロンを自宅で開業する場合の注意点はいくつかあります。この章では価格設定、情報、衛生面について紹介します。

価格設定は安くしすぎないように注意してください。自宅でサロンを開くと、月々の諸経費が少なめで済みます。だからといって、お客さまを呼び込むために施術価格を安くしてしまうと、ひとり当たりの利益が少なくなってしまいます。そうなると、かなりたくさんのお客さまを集められないと稼ぐのが大変になってしまいます。月にどれくらいのお客さまが訪れて、どれくらいの収益が見込めるか計算して施術価格を決めましょう。

情報をできるだけ公開することも大事です。よくわからない自宅サロンには、お客さまは不安を感じやすいため寄り付きにくくなります。ネイリストのプロフィールや、住所、サロンの写真、できるならば顔写真もお客さまの目に届きやすいように宣伝することをおススメします。

そして、衛生面にも気を配りましょう。ネイリストはお客さまに直接触れるお仕事です。道具の衛生管理だけでなく、サロンの汚れやにおいに気を配り不衛生な印象を持たせないようにしてください。「ネイルサロン衛生管理士資格」という資格もあるので、興味のある方は取得してみてはいかがでしょうか。

ネイルサロンの注意点!

手軽に始められるからこそ内装が重要!

サロンにとって「内装」は「最重要ポイント」です。サロンに訪れるお客さまには普段の生活では感じられない非日常感を求める方が多いです。お客様にサロンを魅力的に感じてもらうためには、内装は工夫することをおすすめします。ここでは、内装で気をつけるべき、主なポイントを説明いたします。

ネイルサロンが自宅だと、どうしても生活感のある空間になりがちです。子供やペットがいる場合はとくに気をつけてください。照明をあたたかみのある電球色にかえるだけでも様変わりするので、サロンにしているスペースの家具や照明を工夫して、すてきな空間を演出しましょう。

また、お客様に直接触れるお仕事なので、清潔感を意識した内装にしたほうがよいでしょう。毎日、できればお客さまごとに目に見える部分だけでも掃除することをおすすめします。

清潔感の演出には、サロン内の色調を白で統一するのが手軽です。しかし、汚れが目立つことを考えると手間が増える可能性があります。ブラウンなど落ち着いた色調にして、手間を増やさずに清潔感を演出するのもよいかもしれません。

手軽に始められるからこそ内装が重要!

まとめ

ネイルサロンを自宅で開業するのは、「自由に時間を使える・コストを抑えられる」などのメリットがあります。そのため、ネイルサロンを自宅で開業する人は多いようです。それでは、自宅でネイルサロンを始めるときに気をつけたいポイントをまとめてみていきましょう。


・ターゲットとなる客層を調べる
・集客が難しいので、ターゲットにあわせた宣伝方法を考える
・「開業届」は出しておいたほうがよい
・適切な価格設定を行う
・お客さまが安心できるように情報を公開する
・衛生面に気を配る
・内装はサロンの最重要ポイント!


ネイルサロンを自宅で始めるのは手軽な分、越えなければならないハードルも多く存在します。その最初のハードルになりやすいのが内装です。サロン全体の雰囲気を決める要素なので、しっかりと計画してサロンの内装を決めることをおすすめします。

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