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失敗しないために!内装工事に必要な基礎知識まとめ

新店舗をオープンしたり、既存店舗を改装したりする場合には、内装工事の基礎知識を十分に把握しておくことが重要です。
内装工事がスムーズに進むかどうかということは、オープン日などのスケジュールに大きく影響します。

また、理想通りの店舗を作り上げるためには、内装工事の費用や流れを理解して、デザイン設計会社などとの打ち合わせを円滑に進めなければいけません。
ここでは、理想の内装をかなえるために必要な内装工事の基礎知識をご紹介していきます。

内装工事ってどういう工事?

内装工事とは、建物内部の工事を指します。
よく混同されがちですが、建物をゼロから建てる建築工事とは別物です。
予算を立てるときにしっかりと区別するようにしましょう。

一般的な住宅の場合は、床や壁、そして天井の工事を指して「内装工事」とひとまとめにすることが多いです。

しかし店舗の場合は、そういった床や壁面などの工事に加えて、電気、水道、ガスといった基本的な設備の工事も含めて「内装工事」だととらえられることもあります。
これはつまり、店舗の内装工事の場合は、一般の住宅の内装工事よりも広範囲をまかなうプランを立てるので、一般の内装工事よりもかかる費用が高額になる可能性が高いということです。

店舗において内装は集客力につながる重要な部分であるため、できるだけ自分の理想を反映させた内装が実現できるように手配したいところであり、そのバランスをとるのが重要になってきます。

内装工事ってどういう工事?

内装工事にかかる費用は?

店舗を初めて出店する際にとくに気になるのが「内装工事にかかる費用」ではないでしょうか。
内装工事は、業種によっては店舗準備の初期費用の50パーセント以上を占めるともいわれています。

それはつまり、内装工事費用を少しでも安く抑えることができれば、開店の初期費用全体の節約につながるということです。

ですから、内装工事にかかる費用の総額をはじめ、部分ごとにどれだけの費用がかかるのかといった明細を把握しておくことは非常に重要だといえます。

ただし、内装工事費は開業しようとしている業種、立地、お客さんの単価などによって異なります。
細かなこだわりや、必要設備のグレードなどによっても内装工事費の総計は変わってきますので、ここでは単純に、内装工事費の坪単価の相場をご紹介しましょう。

デザインにそれほどこだわらない、普通に工事をするという場合は、坪単価が30万円から50万円程度が相場だとされています。
相場に幅があるのは、業種ごとに必要となる設備の差が反映されていると考えてください。

そして、店舗内装にデザイン性を求める場合は、飲食店であれば坪単価が60万円から80万円、物販店なら40万円から50万円程度が相場となります。

内装工事にかかる費用は?

内装工事にかかる業者とは?

内装工事には、おもに「デザイン設計会社」「施工管理会社」「専門業者」という3種類の業者がかかわります。
これらの業種のうち、とくに「デザイン設計会社」と「施工管理会社」には、施主がかかわる機会も多いでしょう。

ここでは、それぞれの業者が内装工事においてどういった役割を担っているのかを簡単に見ていきましょう。

まずデザイン設計会社は、その名の通り内装のデザインや設計を担当します。

施主からさまざまな要望を聞き、コミュニケーションをはかりながら、理想の内装を実現できるようなデザインや設計プランを提案するのです。
また、デザイン設計会社の仕事は、決めた設計・デザインどおりに施工会社が工事を行っているかを監督することも含みます。

施工管理会社は、実際に工事を行う会社だと思われがちですが、そういうわけではありません。
施工管理会社はいわば「元請け」的な立場であり、実際に工事現場で作業を行うさまざまな専門業者を手配する役割を担っているのです。

また、工事がスケジュールにそって進んでいるかや、近隣住民に害が及ばないかなどにも注意を払います。
いわば施工管理会社は、内装工事が支障なく行われるように、総合的に監督するポジションの会社なのです。

施工会社は、施工管理会社などの手配により、現場でそれぞれの専門とする作業を担う業者を指します。
天井や壁面のクロス、設備の工事など、どういった専門業者がかかわるかは、開業する店舗の種類によるところが大きいでしょう。

内装工事にかかる業者とは?

内装工事が完了するまでの流れ

内装工事は、まずはデザイン設計会社を決めるところから始まります。
できるだけ、コミュニケーションがとりやすく、予算の範囲内で可能な限りの理想をかなえる設計を提案してくれる会社を選びたいところです。
設計やデザインが決まれば見積書を提示されるので、工事の内容を了承したら、施工会社を決めます。

多くのデザイン設計会社では、提携する施工管理会社ないし施工会社が存在しているので、まずはデザイン設計会社の提案を聞いてみるのもよいでしょう。
自分で「この施工会社に頼みたい」という希望があったとしても、デザイン設計会社の提携先と比較したうえで、あらためて選択することをおすすめします。

施工会社が決まったら、次はいよいよ内装工事の契約です。
契約締結後に新たな追加工事を行う可能性や、追加の費用がかかるパターンの想定まできっちりと確認してから契約を締結しましょう。

契約締結後、内装工事の施工開始です。
期間は業者や業種によってまちまちですが、デザイン設計会社に相談してからおよそ3カ月から4カ月で竣工、引き渡しまでが完了することが多いでしょう。

予定通りに内装工事を進めていこう

店舗をオープンしたい日が決まっているのであれば、その日までに内装工事が終了するように、余裕をもったスケジューリングが重要です。
そのためには、各局面でどれくらいの期間を要するのかの相場を知っておくことは必須といえるでしょう。

上でご紹介した、内装工事のおおまかな流れに照らし合わせて、かかる期間の目安をご紹介します。
まずはデザイン設計会社を選び、内装デザインを決定するまでですが、これは相談を持ち掛けてからおよそ2、3週間を目安とすることをおすすめします。

といっても、2、3週間という短期間でデザインや設計のすべてが完璧に決まるケースはあまりありません。

多くの場合、デザインや設計のレイアウトが決まってから、具体的なプランニングをつめていくまでに、さらに1カ月はかかるのが一般的です。
最終的な内装デザインの設計図が出たら、それをベースにして見積書を提示してもらいます。

見積書が出るまでには、早くても2週間はかかるとみておいたほうがいいでしょう。

それから契約、施工、竣工に入りますが、これらにかかる期間は、まとめると2、3カ月かかります。
この期間はあくまで目安なので、追加工事の要否やプランの変更などのイレギュラーな事態が発生すれば、より長い期間が必要になるケースもあるのです。

また、施工から竣工までは、いくつもの専門業者が並行して、あるいはかわるがわる工事にかかわることになります。
ですから、そのうちの1つの業者でトラブルや不測の事態が発生した場合は、他の作業の進行にも影響が出る可能性があるでしょう。

つまり、内装工事にはいくつもの要素がからみあっているので、一概に期間を算出するのは難しいのです。
これと決めた時期に店舗をオープンしたいのであれば、重ねがさね、スケジュールに余裕をもたせておくことが重要だといえます。

また、工事が始まってからは、ときどき現場を見に行く必要もあるでしょう。
設計通りに工事が進んでいるかの確認や、実際のクロスや設備の質感、雰囲気を確かめるためです。

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