間接照明とは?その使いかたは間違っているかも!正しい使いかたとは | 内装工事、店舗デザイン・設計の見積もり依頼・比較 アーキクラウド

9:00~18:00 日本全国受付対応中 ※営業日:月~金、土日祝
(年末年始除く)

NEWS 店舗デザイン調査内装工事の店鋪デザイン内装デザイン手法内装工事・その他の記事詳細

間接照明とは?その使いかたは間違っているかも!正しい使いかたとは

店舗づくりで最初に出てくる悩みといえば店舗の空間づくりですよね。一度決めればなかなか変更しづらいものですし、お店のイメージにも大きく関わってくるため、悩むのは当然です。

なかでも照明は、お店のイメージや売り上げさえもコントロールしてしまうとても重要なものといわれています。照明は、クリスマスシーズンにイルミネーションに人だかりができたり、照明を使ったアート作品の展覧会に長蛇の列ができたりと、人々の心をとらえています。

「明るいお店には人が集まりやすい。いや、でも暗さを売りにした店もあるよね?」
「そういえば、あのお店、間接照明がすごく素敵で、それで気に入ったんだったなあ…」

あなたにも、心当たりありませんか?このようにお店のイメージには照明が大きく関係しているのです。
ここでは、間接照明とは?といった基本的なことから使い方まで紹介していきます。

間接照明とは?直接照明との違い

間接照明と聞いても、よくわからないかたも多いのではないでしょうか。とくに直接照明と間接照明の違いは知らないかたも少なくありません。

放たれる光が直接モノや人を照らす照明のことを直接照明、天井や壁に当たった光を活用して照らす照明のことを間接照明と呼びます。

直接照明は間接照明にくらべて光がより強く放たれるので、飲食店ではテーブルの周辺にあり、料理をより美味しく見せるために活用されています。飲食店以外では、商品をきれいに発色よく見せるために設置される傾向にあります。

間接照明は、直接照明にくらべて温かみのある光が特徴です。ご自宅でも寝室など、リラックスしたい空間に設置する方が多いと思います。
また、間接照明は比較的軽量でコンセントタイプのものが多く、設置できる場所の選択肢が多いというのも特徴です。

そのため、壁やテーブルなど、自由な発想で取り付けたら、工夫次第でお店の個性になります。お客様にリラックスしてもらうことは、お店にとってとても大切なことです。自由な顔をもつ間接照明を上手く活用して、リピーターの増えるお店作りをしていきましょう。

間違ってない?間接照明の使いかた

間接照明とは設置できる場所の選択肢が多い照明です。しかし、それゆえに間接照明の良さを消してしまうことも起こってしまいます。

その一つが配置する場所を間違えた場合です。間接照明は、直接照明にくらべて絶対的に明るさが落ちます。リラックス効果は確かにありますが、間接照明の明かりだけでは場合によっては不便になり、十分なサービスを提供できない場合もあります。
たとえば、十分な明るさがないと料理を食べるテーブル照明としては不十分になります。料理が上手く照らされず美味しく見せることが難しくなってしまうのです。

逆に、照らされすぎると商品のもつ味やお店自体の味や雰囲気が消えてしまうこともあります。配置する場所は、店舗のサービスや雰囲気に沿ってよく考える必要があります。

また、遮光の仕方もとても重要です。間接照明の魅力には本体だけではなく補助の役割をもつ壁、天井も大きく関わってきます。間接照明を壁や天井に取り付ける場合には、その壁や天井の色も考えることが大切です。

壁の色が白だと白い光が生えず、壁の色が暖色系だとオレンジの光では影ができやすくどうしても暗い印象になってしまいます。

間接照明は使い方をよく理解し、照明選びをしていくことがとても重要です。

間接照明を効果的に使うには

間接照明とはとにかく有用性が高いものです。流行るお店作りのために間接照明の魅力を取り入れている店舗も少なくありません。

より効果的に使うためには、色調の魅力を理解することがとても重要です。間接照明はやわらかい色が多いですが、それでも色によりだいぶ印象が変わってきます。大きく分けて昼光色・昼白色・電球色です。

昼光色・昼白色の電球自体の明るさは比較的強めです。ただ、直接照明にくらべれば間接照明に使われている電球は小さく広がりをもたないため、手元を効率よく照らすことに適しています。

明るさを抑えつつもしっかりと照らしたい売り場やテーブルには、この二つの色調がおすすめできます。昼白色の方が温かみはより出る傾向にあるので、場合によって使い分けましょう。

電球色は、よく家庭の間接照明に用いられているもので、オレンジの優しい色調が特徴です。

こちらはリラックス効果があるため、休憩スペース、待合室、お手洗いなどお客様がとくにリラックスを求めている場所に置くことが効果的でしょう。

注意点としては、ものがぼんやり見えたりなど、間接照明のなかでも比較的照明効率の低い色調といえる点です。はっきりものを見せたい場所に使う場合は直接照明と併用するなどの工夫が必要になってきます。

まとめ

一言で間接照明といっても、さまざまな違いがあり、使いかた次第で用途もかわってきます。

照明は空間だけでなく、人々の行動を照らすものです。人々の集まる空間を作るシーンにおいて、照明はとても重要になってきます。照明を用いたさまざまな工夫で話題になり、成功しているお店もたくさんあります。

照明を工夫することで、照明自体がお店のチャームポイントとなり、照明を理由に再度来店してくれるお客様がいたら、とても素敵ですよね。間接照明の魅力をあなたの作る空間にもうまく取り入れるなど、開業の際は参考にしてみてくださいね。

お好みの条件に合った
内装会社を探す