オフィス内装にこだわりたい!デザインのポイントまとめ
オフィスの内装デザインにはいくつかの種類があります。オフィスの使用目的や経営者の意向によって、デザインの方向性は大きく異なります。オフィス内装を変更する場合は、何を重視するのかを最初に検討しましょう。また、内装デザインに実績のある業者を慎重に選ぶことも重要です。そこで今回は、オフィスの内装デザインを決めるときのポイントについて紹介します。
オフィス内装にはどんな種類がある?
オフィス内装には、重視するポイント別にいくつかの種類があります。
まず生産性重視の場合は、業務に必要のないものを省き、無駄のないデザインにすることが特徴になります。あえてシンプルな環境にすることで、従業員の集中力を高めることが狙いです。
成果を上げやすいという点では、効率重視のオフィス内装も共通しています。効率重視の場合は、動線やレイアウトなどを考慮して、狭いスペースでも多くの従業員が働けるように工夫するのが一般的です。
オフィスの内装デザインを考えるときのポイント
何のためにオフィス内装を変更するのかを考えることが重要です。当然のように感じるかもしれませんが、漠然としたイメージしか持たずに施工を始めてしまうケースがよく見られます。そのまま施工を進めると、できあがったオフィスも特徴のない仕上がりになってしまいます。
その結果、せっかく内装デザインを変更しても、あまり良い効果を得られない可能性が高いでしょう。それどころか、途中で施工がストップする事態も起こりかねません。
何を重視するのかというオフィス内装の重要ポイントを、依頼者と施工業者で共有することが大切です。それを共有できないまま施工を続けても、両者のイメージの違いが浮き彫りになってくるだけです。それでは満足できる内装にならないのは明らかです。気づいた段階で、施工を中断してデザインを再検討することになるでしょう。
そのような事態を避けるには、施工を依頼する前に目的を明確にすることが欠かせません。次の段階として、目的に応じて必要なデザインを検討することも大切です。このような手順を踏むことで、オフィス内装の変更はより高い効果を生み出すことができるでしょう。
デザインに配慮した内装業者の選び方
いくらデザインをイメージしても、内装業者の選び方を間違えると台無しです。イメージに合わない内装業者に依頼してしまうと、期待どおりのオフィスにはなりません。
たとえば、自然重視のイメージであれば、植物を活用することをコンセプトに掲げている内装業者に依頼するのが得策です。単純に施工するだけでなく、植物を効果的に配置するプランニングを提案してもらえるでしょう。
一方、余分なものを置かない生産性重視の施工を行う内装業者に依頼した場合、自然重視のイメージとはかけ離れたオフィスになる恐れがあります。
そうした失敗をしないためには、オフィス内装の実績について調査することが大切です。ホームページで紹介しているケースが多いので、事前にチェックしましょう。施工内容を写真でわかりやすく解説している場合もあります。
また、依頼者の意見に耳を傾けてくれる内装業者を選ぶことも忘れてはいけません。独断で進められると、自分の理想とは異なる点がいろいろ出てきます。打ち合わせの予約が取りにくかったり相談を早く切り上げたりする場合は警戒したほうが良いでしょう。
内装デザインを磨いてオフィスの能率や売上をアップ!
オフィスは仕事をする場所に過ぎないので内装にこだわる必要はないという考えが主流だった時代がありました。
しかし、新しい企業を中心として、内装のデザインにこだわりを見せるケースが増えてきています。オフィスの環境は仕事のペースや質に大きな影響を与えるとわかってきたからです。集中しやすい環境や過ごしやすい環境など、どのような環境が良いのかは経営者や企業の社風にもよるでしょう。
ただし、いずれの場合も従業員のモチベーションアップにつなげることを意識して、慎重にデザインすることが大切です。
ほかの企業が成功したからといって真似をするだけでは、うまくいくとは限りません。社風や事業方針、従業員数などいろいろな要素を考慮したうえで、自社にふさわしいデザインを検討することが必要です。オフィス内装に成功すれば、企業全体の能率や売上のアップが見込めます。従業員のやる気を引き出すのは、経営者にとって重要な課題です。内装のデザインに力を入れることは、その課題をクリアする有効なアプローチになるでしょう。