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事務所、オフィスの内装工事費用の坪単価の相場感を見積書で解説

事務所、オフィスの内装工事をこれから実施しようとする経営者にとって、内装工事費用は最も気になる項目ではないだろうか?事実、新規にオフィスを開設する費用のうち、内装工事費は全体の50%以上を占める重要な項目となる。

しかし、内装工事は専門性の高い分野であるので、相場観を掴むのに苦労している経営者が多いのも事実だ。

アーキクラウドでは今まで多くのオフィス工事業者斡旋業務をさせて頂いた。その中で得た工事価格に関するデータを基に、事務所やオフィスの内装工事の工事費用について解説させて頂く。

事務所、オフィスの内装工事の特徴とは?

事務所、オフィスの内装工事費用は飲食店などの店舗系と比べて、若干ではあるが安くなる傾向にある。理由は、飲食店であれば厨房設備や給排水工事に全体費用の20〜40%が必要となるが、その費用が必要ないからだ。

また、事務室部分の仕上げに関してはどの様な物件でも、あまり違いは無い。床は二重床にタイルカーペット、壁はプラスターボードにビニルクロス、天井は岩綿吸音板といった形でおおよその仕様は決まっている。

また、空調衛生、電気などの設備工事についても大きな差は生じにくい。給排水設備は共用部で準備されているため工事の必要はない。しかし、エントランスや応接室のグレード感、間仕切りの仕様によっては工事費に差が出てくる。

注意すべき点は、消防設備だ。物件の状況にもよるが、感知器類及びスプリンクラーの設置が求められることがある。消防設備は基本的にはB工事となるので、工事はオーナー側が指定する業者で行うが、費用は借り主側で支払う必要がある。

「A工事、B工事、C工事とは?」

消防設備は、消防法に基いて決定されるが、その地域を管轄する消防署によって見解が異なることも多いので、内装工事業者を通じて確認してもらう必要がある。場合によっては内装工事費用に大きく影響するので注意しよう。

 

事務所、オフィスの内装工事費用の相場を公開。

一般的に事務所、オフィスの内装工事費用はどの程度必要なのだろうか?上述した通りグレード感や仕様によって変化はあるが、相場としては20万円/坪〜40万円/坪程度となる。それでは実際の見積書ベースに解説してみよう。

事務所、オフィス内装工事の見積書
見積書
オフィス内装工事建具、パーティション
内装工事写真1

 

事務所オフィスの内装工事システム天井タイルカーペットなど
内装工事写真2
事務所オフィスの内装工事消防設備工事スプリンクラー
内装工事写真3

 

上記見積書は、面積125平米(約38坪)となる。工事費が594万円(税込・平成26年当時)なので坪単価は15.6万円/坪となる。それぞの工事項目を確認してみよう。

①仮設工事

仮設工事とは、工事をするための準備費用と考えよう。養生費用も仮設工事の1つだ。養生とは工事する際に工事対象部分以外を守ることを言う。

 

②軽鉄工事

軽鉄工事とは、間仕切り壁の設置工事のことを言う。軽鉄とはスタッドとも言われ、壁となるプラスターボードを支える、コの字型の断面をした鉄の部材だ。これらを等間隔に配置し、プラスターボードの下地とする。

 

③内装工事

内装工事は仕上げ工事全般のこと言う。今回の場合、事務所部分については壁:ビニルクロス、床:タイルカーペット、天井:岩綿吸音板。エントランス部分は一部タイルを使用し、建具部分にはダイノックシートを使用し高級感を演出している。またオフィスの場合は、二重床が必要となることも忘れてはならない。

 

④建具工事

建具とは、扉や窓など開口部のを構成する機構のことを言う。アルミ製とスチール製があるが、オフィスには一般的にスチール製のものが使用される。今回もスチール製のもを使用した。

 

⑤パーティション工事

パーティション工事とは、可動間仕切り(メタルorガラスパーティション)及びスライディングウォール工事ことを言う。これらは容易に位置変更ができるという点で軽鉄間仕切りとは区別されている。

可動間仕切りはメタル製(スチールorアルミ)及びガラス製の間仕切り壁となる。既成品で工場で作られたものを現場で設置する。ガラスを使用する場合は大幅価格が上昇するので注意したい。スライディングウォールは収納可能な壁のことで、会議室などで、仕様用途によってスペースの大きさを変化させることができるため重宝されている。

今回はメタルパーティションにスリット状にガラスを嵌め込んだものとガラス窓を設置したメタルパーティションを使用したため大きな金額となった。

 

⑥電気工事設備

電気工事には目に見る部分と目に見えない部分がある。見えない部分は、配線工事や分電盤の設置工事などだ。一方見える工事はコンセントの設置や照明設備の設置工事となる。

今回の照明はシステム天井という、照明と空調の吹き出し口が一体となった仕様を採用している。スッキリとした天井となるが、比較的高価となる。

 

⑦空調換気設備

空調の室内機と室外機、それらをつなぐ冷媒管及びドレン管の工事となる。上述した様に今回はシステム天井を採用しているので、若干高めの金額となっている。

 

⑧消防設備工事

煙感知器やスプリンクラーの設置など、消防法上で必要なる設備の設置工事となる。設置内容については所轄する消防署との協議となるが、結果次第では大きな金額が必要となることがある。

 

⑨サイン工事

看板工事のことを言う。テナントオフィスの場合は、エントランス部分に設置する社名ロゴ程度のため、それほど費用は必要とならない。

 

事務所、オフィスの内装工事費用を安くする方法とは?

内装工事費用は大きな金額となるが、色々と自分の思いを詰め込むとどうしても予算との整合がつかなくなる。しかしこれは仕方のないことで、相場感がまだ身についていない段階では誰にでもあることだ。では、その価格の乖離を埋めていくにはどの様にすれば良いのだろうか?

 

仕上げのグレードを下げる

最も簡単な方法は、仕上げ材のグレードを下げることだ。例えば今回、天井は岩綿吸音板を使用したが、これを化粧石膏ボードに変えればコストは下がる。しかし、事務所の吸音性が低くなるため、話し声が響くというデメリットがある。

また、照明についても今回はシステム天井を採用しスッキリとさせたが、露出型の照明及び空調とすればコストを下げることができる。また物件次第だが、残置物として空調機が付いている場合があるので、それを利用すれば工事費を下げることができる。

家具工事は直接メーカーに発注する

その他、家具も大きな要素となる。大手メーカーのものを選ぶとやはり割高となるので、できるだけ安いメーカーのものを選ぶとコストを抑えることができる。その際に注意すべき点は、家具は必ずメーカーに直接発注することだ。

内装工事業者にそのままお願いすると、業者の経費が乗ってしまいますのでその分価格が高くなってしまう。家具は設置するだけなので、メーカーに任せても問題は無い。

もし不安であれば内装工事業者にコーディネイトだけしてもらう手もある。但し安く家具を購入するなら直接発注が原則となる。よって今回の見積もりも家具は除いている。

 

複数の業者で見積もり比較をする
事務所、オフィス内装工事の見積書
A社見積書
officemitsumori02
B社見積書
officemitsumori03
C社見積書

工事費を安くするために最も効率的な方法は、複数の業者で見積もり比較をすることだ、今回の工事でも3社で見積もり比較をすることで、最大100万円もの差が発生することになった。

通常であれば坪単価20万円程度でもおかしくない仕様であるが、競争原理が働き、各業者は最小限の利益を確保する形で見積もりを提出してきた。

たった1社のみでの見積もりでは、ここまで金額は下がらなかっただろう。見積比較については弊社サービスが無料で利用できるので、是非活用頂きたい。

「内装工事見積もり比較/アーキクラウド」

 

最後に

今回の記事で事務所、オフィスの内装工事費用について大まかな相場感が掴めたのではないだろうか。今回得た知識を持って、内装工事計画を進めれば、業者とも対等に渡り合えるだろうし、少なくとも悪徳業者などに騙されることは無いだろう。あなたのイメージを実現化するために自信を持って前へ進んで頂きたい。また不明点があれば遠慮なく下記リンクよりご質問orコメントを頂きたい。基本的には2営業日以内に回答させて頂くことにしている。

 

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