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憧れの焼き鳥屋を開業したい!必要な資格や成功するポイントを紹介

焼き鳥屋はいたるところにあるので、行ったことがある人は多いのではないでしょうか?今回は、焼き鳥屋を開業したい人のために記事をまとめました!ぜひ参考にしてください。

まずは必要な手続きや資格、費用など、開業に必要な知識を得ましょう。また、開業を成功させるためのポイントを確認していきます。焼き鳥の繁盛店がつくれるよう、必要な情報を確認していきましょう。

焼き鳥屋の開業がおすすめの理由

焼き鳥屋の開業をおすすめする理由を、以下に紹介していきます。

・原価を抑えやすい
ほかの材料と比べてみると、焼き鳥は原価が安いです。肉類でみても、牛肉や豚肉よりも鶏肉が一番、原価を抑えやすいです。さらに、串焼きは鶏肉だけでなく、野菜や海鮮などの食材も取り扱うことができるので、原価の調整がしやすいのです。

・調理方法が手軽
串焼きは、串を焼くという作業となりますので、調理方法はシンプルとなります。いろんな材料を使用したり、調理方法に時間がかかったりするわけではないので、ほかのスタッフに調理をお願いしやすくなります。

もちろん串を焼く作業には技術は必要ですが、複雑なことはなく、わかりやすいのでよいでしょう。

・予約が入りやすい
焼き鳥が好きな方は多いのではないでしょうか?焼き鳥が嫌いな方でも、野菜や海鮮などのものがある場合が多いので、お店に予約がはいりやすいのです。また、カウンター席だけでなく、テーブル席や個室の席をおくことによって、団体客の予約を増やすこともできるかもしれません。

焼き鳥屋予約

焼き鳥屋を開業するために必要な資格

焼き鳥屋の開業を実際にするとなると、必要な許可や資格などが気になりますよね。以下に、必要な資格を二つ紹介します。

・防火管理者
この資格を取得する基準は、営業店舗の収容する人数によって決まります。収容する人数が30名以上の場合だと、防火管理者の資格を取得しなければなりません。そのため、収容人数が29名以下の場合は必要ありません。

取得方法は、消防署がおこなっている講習に受講するだけです。1~2日で講習は終わるので、すぐに取得することができます。

・食品衛生責任者
焼き鳥屋を開業するにあたり、必ず必要な資格となります。食品衛生責任者の資格を取得するには、栄養士、調理師、食品衛生管理者などの資格を保有しているのが条件になります。実務講習会の受講もしくは有資格者に該当する資格を保有していない方は、養成講習会を受講する必要があります。

こちらは食品衛生協会が主催しています。養成講習会を直前に申し込んだ場合、すでに埋まってしまっていることが多いようです。講習の申し込みには余裕をもちましょう。

・保健所へ営業許可の申請をおこなうことも必要
資格とは別に、保健所への申請が必要です。保健所への申請は、店舗の図面が必要となります。保健所へ営業許可の申請をおこなうまえに工事をすすめてしまった場合、営業はできませんと保健所から告知がくる可能性がでてきます。必ず、店舗内装工事の前に保健所で申請してください。

焼き鳥屋の開業費用について

焼き鳥屋の開業に必要な費用を紹介していきます。まずは、物件確保の費用がかかってきます。物件確保の費用は、店舗の大きさや場所によっても変わります。保証金、敷金、礼金、仲介手数料などの費用を考えると、300万円以上はかかると思っておいた方がよいでしょう。

物件取得にあたり、気をつけておきたいのは“焼き鳥屋の営業が可能なのか”です。物件の希望条件を伝える際は、「焼き鳥屋の営業ができる店舗を探しています」と伝えましょう。

営業店舗の確保ができたら、厨房の機器が必要となります。厨房機器すべての費用を考えると、100万円以上は考慮しておく必要があります。具体的に必要な厨房の機器は、串を焼くガスコンロや焼き物器、その他には、冷蔵庫、流し台、棚、換気扇などです。

厨房機器の用意ができたら、あとは内装や設計費用を考えましょう。内装や設計は、ほとんど手を加えないお店もありますし、隅々まで細かく手を加えるお店もあります。また、自分自身で内装工事をするのか、業者に依頼するのかによっても費用がかわってきます。

自分自身で工事をおこなう場合は、10万円以上はかかるとみておいた方がよいでしょう。業者に依頼する場合は、200万円以上はかかるとみておきましょう。その他にも、レジ、お皿やコップなどの備品、スタッフの募集費用、お店の宣伝費用などもかかってきます。

焼き鳥屋の開業費用

焼き鳥屋を成功させるためのポイント

焼き鳥屋を開業するにあたって、数百万円以上の費用がかかってきます。大きなリスクを伴いますので、営業店舗を慎重に選択し、ほかの焼き鳥屋と差別化をしていかなければなりません。

成功するためにどんなポイントを抑えればよいのかを紹介していきます。

・仕入先
焼き鳥屋をうたっているので、鳥の仕入れ先が一番重要となります。鮮度のよい鳥をいかに仕入れるかを事前に調査しておきましょう。

・技術
串うちと焼き方の技術によって、味がかわってきます。そのため、教育体制を整えて技術の向上をはかりましょう。

・差別化
さまざまな場所に焼き鳥の店があるため、同じようなお店をつくってしまっては成功するのは難しいでしょう。内装がほかのお店よりも豪華、お酒の種類がたくさんある、食べられる部位が豊富など、さまざまな差別化を試みましょう。

酒の種類

まとめ

焼き鳥屋の開業がおすすめの理由、必要な手続きや資格、開業費用、成功のポイントを紹介しました。焼き鳥は原価が安く、調理方法が手軽なため魅力的です。

実際に焼き鳥屋を開業するときは、手続きや資格が必要となります。紹介した資格の取得や営業許可の申請をおこないましょう。また、費用についても考えなくてはいけません。厨房機器や内装工事などに数百万円以上の費用がかかる可能性があります。計画性をもって焼き鳥屋の開業を進めていくことが大切です。

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