ー敷地一建物とは何か?
住宅など建物を建てる上で、
まず知っていなければいけない法律があります。
それは「ー敷地一建物」という法律です。
これはその言葉の通り、一つの敷地には一つの建物しか
建ててはいけないというものです。
無秩序に建物が立ち並ぶことを防ぐための法律なのですが、
これが逆に様々なトラブルに繋がることがあります。
ただし、この法律にも例外があり、附属建築物であれば
一つの敷地に2つの建物を建てることができます。
付属建築物とは何かと言うと、
主な建物と主従の関係にある建物のことを言います。
例えば、駐車場のガレージなどはそうですね。
これは附属建築物に当たります。
ですから、ガレージはひとつの敷地内に
建てることができるのです。
もっともっとわかりやすい例えで言うと
母屋と離れの関係などがそうです。
離れには台所やトイレなどが無い場合がほとんどなので、
母屋が無ければ生活ができません。
これが主従の関係と言われるものです。
では二つの建物の間に主従の関係が無かった場合どうするのか?
これにはひとつテクニックがあります。
二つの建物を渡り廊下でつなぎます。
そうすことで、異なる二つの建物は一棟の建物となります。
そして、もう一つ別の方法もあります。
それは敷地分割という方法です。
一つ敷地を二つに分割して
それぞれに一棟づつ建物を建てます。
これであれば問題なく二つの建物を
一つの敷地に建てることができますね(笑)