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トリミングサロンの内装は慎重に!安心して預けてもらうためには

飼い主から大切なペットを預かり、人と動物がより楽しく快適に過ごすお手伝いをする「トリミングサロン」。人間ではなく動物を預かるトリミングサロンは、内装や設備の面で配慮が必要なことがたくさんあります。

この記事では、トリミングサロンを開業することを考えている人に向けて、トリミングサロンの内装や立地などの注意点などについてまとめてみました。

トリミングサロンは内装より立地が重要?

トリミングサロンの内装はもちろん大事ですが、よい立地に出店することがまず大前提となります。

いくらきれいで居心地のよい空間を作り上げても、ターゲットとなる客層がいない場所に出店してしまっては意味がありません。

トリミングサロンを出店したい場合は、事前の調査が不可欠です。調査は人の多さを調べる以外にも、ペットが多いのかということも知っておかなければなりません。

おすすめなのは、「ペット可高層マンション」「ショッピングセンター・百貨店」の近くです。

まず前者の「ペット可高層マンション」は、それなりに多くの人が住んでいるうえに、ペットを飼っている人が多いです。お客さんにとって、日常の中でペットを預けやすいトリミングサロンがあるというのは大きな魅力です。

「ショッピングセンター・百貨店」など大型商業施設の場合には、お買い物のあいだにペットを預けられる場所として、トリミングサロンを利用する場合の集客が見込めます。これに加えて「犬を散歩している人が多い公園」、「交通量が多い道路」などもおすすめです。

そして、どの場所に出店する場合であっても、近くに競合店舗がないところ選ぶようにしましょう。

トリミングサロンは内装より立地が重要?

トリミングサロンはコンセプトだけにこだわれない!

トリミングサロンに限らず、すべての店舗において大切なのが「コンセプト」です。コンセプトはお店からお客さんへのメッセージともいえます。
トリミングサロンの内装を考えるうえで、コンセプトを決定するのは大切です。そのコンセプトにあわせて店内のカラーリングやBGM、備品などをどのようにするかなどが決まります。

しかしコンセプトを重視するあまり、ペットにとって居心地の悪い空間になってしまっては意味がありません。人間にとっては居心地のよい空間であっても、ペットにとっては大きなストレスとなってしまう可能性は常に考慮すべきでしょう。

人が利用するタイプサロンとは違い、トリミングサロンに「お客さん」としてやってくるのは動物です。ペットはときに予測不能な動きをすることもあるので、トラブルになることもあります。

これを防止するには、ペットの飛び出しを防ぐ柵の設置や、ほかの犬と目を合わせなくていいようにケージにカバーをかぶせるなどの対策をとることなどが必要です。

柵があったり、カバーがかかっていたりするために、お店のコンセプトどおりの内装が崩れてしまうということも考えらまれす。しかし、飼い主の大切なペットをお預かりする場所としてコンセプト以上に「清潔さ」と「ペットへの配慮」を優先することが必要なときがあります。

この二点に十分注意して、飼い主もペットも安心して利用できるトリミングサロンの内装を設計しましょう。

内装で一番注意しなければならないこととは

トリミングサロンの営業形態として一般的な店舗型のトリミングサロンの場合、内装に関しては特に注意が必要です。「ペットへの配慮」と「清潔さ」の二点を中心に、トリミングサロンの内装について考えていきましょう。

【ペットへの配慮】
トリミングサロンに預けられるペットたちは愛する飼い主から引き離されて、ストレスがかかる状態になります。

このような状況下にあるため、普段は大人しいペットであっても鳴き出してしまうということがあるでしょう。ペット自身にも大きな負担となりますし、その様子を見た飼い主も不安になってしまいます。

ペットを安心して預けることができなければ飼い主からの信頼も得られず、安定した集客が難しくなってしまいます。ペットにできるだけストレスがかからないような内装にするというのがとても大切です。

具体的な案としては、待機中のペットを個室状態にしてあげること、少なくともトリミング中はほかのペットの鳴き声が聞こえないようにすること、店舗をガラス張りにする場合はマジックミラーにすることなど、いくつか方法があげられるでしょう。

【清潔さ】
ペットを扱う場所として、やはり人間用のサロン以上に清潔感が求められます。特に毛深いペットの大量の抜け毛は、ダニが付着している可能性があります。、そのためペットの毛を流すための排水設備は特に大切です。

また、ペットがいる場所には空調設備が必要です。ペットそのものの独特のにおいだけでなく、排尿や排便などをしてしまった場合に、店内にその臭いが充満してしまっては人間にもペットにもストレスがかかります。

場合によっては感染症の原因ともなってしまう可能性がありますので、特に注意が必要です。
清潔さを演出しやすい店舗設計であると同時に、実際に清潔を保ちやすい内装にすることが大切でしょう。

内装で一番注意しなければならないこととは

まとめ

トリミングサロンを開業するうえで、立地は特に重要です。人がたくさんいてもペットがいなければトリミングサロンを訪れる人はいません。ペット可の高層マンションの近くなどで競合店舗のない場所を探すのがよいでしょう。

また、トリミングサロンの内装について考える際は、動物を扱う場所としてさまざまな配慮が必要になります。場合によってはコンセプトよりも優先しなければならないこともあるということを覚えておきましょう。

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