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気になる防音工事の費用の相場は?失敗しない工事のコツもご紹介

新しくオープンするカフェにピアノを置いて演奏したいけれど住宅街なので音もれが気になる、バンド用の音楽スタジオを作りたい、自社工場での作業中に出る大きな音が心配などなど……。

そんな悩みを解決してくれるのが防音工事です。今ある建物を防音にしたい方から新しく防音機能のある設備を作りたい方にまで、防音工事の費用や工事をできる場所失敗しないコツなどをご紹介します。

防音工事の費用は目的から考えよう

防音工事を始める前に、どんな目的で防音をしたいのかをはっきりさせることが大切です。

なぜ防音しなければいけないのか、防ぐのはどんな種類の音なのか、どこから音が漏れるのか、音の大きさはどの程度なのか、というような項目を、音の出る時間帯や周辺の環境と照らし合わせながら工事をする場所と工事の内容を決め、必要な分の防音工事の費用を決めましょう。

例えば新しい工場を作るとして、工場から出る騒音が金属音なのか、空気の漏れる音かでは周波数がことなるため音の届く距離も違います。また工場の場合には騒音規定法も守らなければなりません。

人口集中区に位置しさまざま楽器の音が同時に鳴る音楽教室では、さらに性能の高い防音が求められます。音楽ホールや貸し練習室にも同じことがいえます。

オフィスであれば情報漏洩を防ぐために、会議室の壁や間仕切りなどに人の声をよく吸収する素材が求められます。

このように一口に防音と言ってもその目的はさまざまなので、まずは目的に合った工事を絞り込み、そこから防音工事の費用を割り出していきましょう。

防音工事の費用は目的から考えよう

床の防音工事について

必要な防音工事の個所を決めたら次に工事の種類や内容、費用などを見ていきましょう。

まず床の防音が必要だと思われる代表的な状況をあげると

①建物の二階以上(下の階に人がいる)
②床と接しているものが大きな音を立てる、もしくは振動する

という2つがあります。
特に床がフローリングだと騒音が伝わりやすいので注意しましょう。アパートの一室をオフィスにしたり作業場にしたい場合には防音工事をする必要があります。

騒音の元が椅子を引く音や足音に限られる場合には絨毯やマットで対処できることもありますが、フローリングの見た目にこだわるのであれば、フローリング付きの防音マットがおすすめです。

これを使用した場合の防音工事費用は、1平方メートルあたり一万円前後が相場です。この工事では今ある床を一から張り替える工事(約5万円)と基礎工事(3万~10万円)の二つをする必要があるので合計すると、10平方メートルの部屋の場合には約18万~25万円が目安になるでしょう。

他には床を二重にする方法もあります。この防音方法は床のみならず壁や窓にも使え、目にする機会も多いかと思いますこれが一番メジャーな防音方法かもしれませんね。

グランドピアノや機械など振動により音を伝えやすいものを床に置きたい場合、そこの下にだけ防音用のゴムマットやシートを引くというのも方法の一つです。

たとえば正方形のマットを繋ぎ合わせていくタイプのものだと、6畳の部屋であれば約5,000円~15,000円ほどで床をすべてカバーできます。

床の防音工事について

壁の防音工事について

次に壁の防音工事の費用をご紹介します。おそらく防音工事の中で一番人気のあるものが壁に対する防音工事なのではないでしょうか。鉛のテープやシート、ウレタンスポンジ、音を吸収する素材や遮断する素材など種類もさまざまです。

自分でも簡単に取り付けられるパネルタイプのものもあり、DIYすれば工事の費用もかからず防音工事の中でもお手軽でお値打ちな印象です。

ただこの一見お手軽そうなDIYの防音パネルですが、安易に手を出すと損をすることになるかもしれません。素材の特性を紹介しつつ、なぜ自力で工事しない方がいいかの理由もお伝えしていきます。

まずは音を吸収するタイプの吸音材で最も性能の良いといわれているロックウール。

ロックウールとは鉱物を原料に作られた人工繊維で、防音にはこれをボード状にしたマットを壁に埋め込んで使います。吸音性だけでなく断熱性や保湿性にも優れていて、さらには燃えにくいという特性もあります。

長さ910ミリメートル×幅410ミリメートル程度の大きさで安くて約2,000円からインターネットで購入することができますが、実はここに落とし穴が。

ロックウールには密度があり、密度の高いものと低いものでは防音効果になんと最大で約5倍もの差あるんです!しかも密度の高いもの(150kg/ m3)は専門業者しか扱うことができません。
なのでより確実な防音を求めるのであれば業者にお願いするのが一番です。

そして次に紹介するのは遮音材として人気の高い鉛です。質量の高い物質は防音に効果的なので鉛は防音率が高いそうです。鉛のシートやテープもロックウールと同様にインターネットで買うことができますが、重たい金属なので設置がかなり難しい代物です。

過去には業者が工事をしても失敗してしまった事案もあり、素人が簡単にできる作業ではありません。

確実な防音効果を得られる商品を買うとなると幅950ミリメートル×長さ10メートルで約3万円ほどかかり、DIYならそれを壁一面に隙間なく張り付けなければなりません。

壁の防音工事は面積も大きいので、業者に頼むのが良いでしょう。

窓の防音工事について

窓の防音は、一般家庭なら防音カーテン一枚で済みます。雨戸を閉めたりパネルをあてたりする方法もありますが、やっぱり窓からは外の光を取り入れたいなんて思っている人もいるのではないでしょうか。

そんな方には二重窓や防音ガラスを取り付けるのがおすすめです。

二重窓や防音ガラスを取り付ける防音工事をすることで、内側からだけでなく外からの騒音もさえぎる約割があります。なので大通り沿いや人通りの多い場所に静かなカフェやレストランを構えたいと思っている方にも最適です。

窓の工事にはかなり高い効果があると言われています。窓ガラスは壁に比べてとても薄く、平均的な壁の厚さが約15センチメートルなのに対し、一般的な窓ガラスは5ミリメートル前後しか厚さがありません。

なので二重窓にして窓の層を増やしたり、防音ガラスにかえて高い防音効果をえることがとても大切なのです。

いまある建物の窓ガラスを交換する手間は、通常のガラス交換よりも防音ガラスの方が圧倒的にかかります。十分な防音効果を求めるには、窓を防音ガラスに変えるときにガラスに付随するレールも交換しなければならないからです。

既存のレールは壁に埋まっているためいったん壁ごと壊さなければならなくなり、その工事の分も料金が発生します。

その場合の防音工事の費用相場は、窓一枚につき約1万5000円~5万円ほどです。必要な窓の枚数プラス取り付け作業代を足したものが全体の費用で、だいたい5万円~が一般的ですが、ガラスの防音性能によってはさらに料金が上がります。

今ある窓に追加で防音工事をしたいなら、防音ガラスに交換するよりも二重窓の方が手軽で防音効果が高いです。

二重窓を追加で取り付ける防音工事の費用相場は、窓一か所につき約5万円~10万円ほど。それに工事が必要な個所をかけた数プラス施工費が防音工事全体の費用の合計になり、だいたい10万円~になります。

二重窓のほうが防音効果は高いですが、防音ガラスの方が見た目がすっきりとするので、用途にあわせて選びましょう。

窓の防音工事について

防音工事で失敗しないためには

素材や面積によって差が大きく出る防音工事の費用。窓のような小さな箇所でも最低でも5万円ほどと安くないので、絶対に失敗したくありませんよね。

工事を成功させるための一番のコツは、防音工事の費用をケチらないことです。というのも防音の効果を最大に引き出すために一番大切なことは、より優れた効果の素材を使うことだからです。

壁の防音工事の章で触れたように、業者は私たちが一般的に購入することのできない性能の高い素材を扱っています。実際の工事も慣れているのでより正確な作業も期待できます。

求めている防音に効果的な箇所や防音工事の費用を業者にしっかり相談して実際の工事に取り掛かることが大切です。

まとめ

防音工事の費用は昔に比べるとかなり安価になり方法や素材も多様化していますが、お手頃ではないのが現実です。だからこそ工事の前に費用や内容の計画をしっかりと立て、納得のいく状態に作り上げることがとても重要なのです。

防音工事はけしてお値打ちな工事ではありませんが、一度すれば防音効果は何十年ももつので、お悩みの方は一度専門業者に相談してみるのがおすすめです。

効果が長持ちする分、効果の薄いものを選んでしまった場合、最悪の場合もう一度工事をしないといけない可能性もあるかもしれません。目的通りの効果を得るために、防音工事の費用は業者さんと一緒にしっかり計画しましょう。

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