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動物たちの美容師になろう!トリミングサロン開業までの道のりを解説

ペットを飼っていればトリミングサロンを利用することもあるのではないでしょうか?ペットの伸びた体毛をさっぱりとカットしてくれるトリマーを「すごい!」と思うこともあるでしょう。さっぱりとしたペットの気持ちよさそうな姿を見ると、うれしくなるものですよね。そんなペット好きな方の中には、自分でトリミングサロンを開業したいという夢を持つ人もいるかもしれません。

今回のコラムでは、トリミングサロン経営に向けた情報を紹介しています。トリミングサロンの開業スタイルや開業までの流れ、経営のコツなどをお話ししているので、ぜひ参考にしてみてください!

まずはトリミングサロンの開業スタイルを決めよう!

トリミングサロンを始めるといっても、どういった形態で始めるのか決まっていなければ開業に向けて動き出すこともできません。まずはしっかりとトリミングサロンの開業スタイルを決めておきましょう。

トリミングサロンの開業スタイルには以下のものがあります。

・自宅兼用でトリミングサロンを開業する
自宅を店舗兼用で使用することで、開業にかかる初期費用を抑えることができます。少しでも少ない資金でトリミングサロンを始めたい方には、おすすめの開業方法です。

・別に店舗を用意してトリミングサロンを開業する
しっかりとした店舗を用意するので、集客率が高くなります。しかし、店舗の維持費や開業にかかる初期費用も高くなるので、あらかじめまとまった開業資金を用意しておく必要があります。

・トリミングを必要としているところに出向く
訪問スタイルのトリミングサロンです。電話やインターネットで予約を受け付け、予約日にトリミングが必要なお宅に出向きます。

トリミング利用者が移動することがないので、お店に出向く時間がない方の利用が多くなるかもしれません。

・移動車を用意して、移動しながら各地でトリミングをしていく
自らお客さんを獲得に動けるのが、移動車を使ったトリミングサロン経営のメリットです。

1つの場所にお店を構えると、どうしてもお客さんが来てくれるのを待つことが多くなってしまいます。しかし、移動車を使うことで自分からトリミングが必要なペットが多く集まるところで行けるのです。少しでも多くのお客さんを集めたいのであれば、移動車を使ってトリミングサロンを開くのも1つの手です。

・ペットショップの一角にトリミングサロンを作る
ペットショップの中にトリミングサロンを併設しているところもあります。ペットを購入したところにあるトリミングサロンであれば、安心して利用できますよね。

トリミングサロンを開業するといっても、さまざまな開業スタイルがあります。トリミングサロンを始めようとしている地域の特性やお客になるターゲット層を確認しながら、トリミングサロンの開業スタイルを決めるといいでしょう。

まずはトリミングサロンの開業スタイルを決めよう!

開業するためには「動物取扱責任者資格」と「動物取扱業」が必要

トリミングサロンをどんな形で開業するか決めたら、次は実際にトリミングサロン開業までの準備に入ります。


【トリミングサロン開業までの流れ】

①事業計画を練る
②トリミングサロンを営業するための場所の選定
③トリミングサロンとして使う店舗、移動者などを決定
④動物取扱業の登録
⑤開業


このなかでとくに気を付けなければならないのが、動物取扱業の登録です。トリミングサロンを開業する場合、「動物取扱責任者資格」を取得しなければなりません。

もしも動物取扱責任者資格を持たないままトリミングサロンを経営すると、業務停止命令を受けるおそれがあります。動物取扱責任者資格は各自治体が開催する講習会を受講すれば取得できるので、トリミングサロン開業前に必ず講習会を受講しておきましょう。

動物取扱責任者資格を取得したら、トリミングサロンを開業する地域で開業の登録をおこないます。税務署に開業届を提出したら届け出は終了です。トリミングサロンのオープンを告知して、営業を開始しましょう。

トリミングサロンを開業するときに必要な機材とかかる費用

トリミングサロンは、開業届を出しただけでは営業を始めることができません。営業するために必要な機材を用意する必要があるのです。

トリミングサロンの営業で必要になる機材を調べてみました。


【トリミングサロンで必要になる機材の例】

・ドッグバス
・トリミングテーブル
・ドライヤー
・ワゴン
・消毒液
・動物用のかご


トリミングサロンの開業で必要な機材を取りそろえるには、導入する数にもよりますが30万円以上は必要になるとみていてよいでしょう。開業する予定のトリミングサロンがどれくらいの規模なのかを想定して、導入する機材の数を決めるとよいでしょう。

トリミングサロンを開業するときに必要な機材とかかる費用

トリミングサロンの開業するときはペットの多い場所を選ぼう

店舗や機材を用意して、トリミングサロンを開業したとしても、お客さんになるペットが少ないと売り上げがほとんどない状態になってしまいます。トリミングサロンを開業するときは、開業する予定の地域にペットを飼っている人が一定数いるかどうかを必ず調査しておきましょう。

また、ただ店舗を構えて営業しているだけではお客さんは来てくれません。ホームページを開設したりインスタグラムやTwitterなどのSNSを活用して宣伝活動も行ったりする必要があります。

宣伝をするときに、初めての来店やリピーターに向けての割引クーポンを用意したりするとより集客につながるのではないでしょうか。

そして経営を続けていくうえで、もっとも大切なのはやはりトリミングの腕です。飼い主の希望に合わせて、要望通りのトリミングができれば、しっかりと固定客がついてくれますよ。

トリミングサロンは、動物を相手にしています。トリミング利用者により信頼されるサロンにしていくことが、長く経営を続けるコツです。

まとめ

動物の体毛をカットするトリミングサロンを開業するときには、まず開業する立地を考えましょう。お店を構えるのか、それとも自分からお客さんのところに出向くかで開業時に用意する費用も変わります。まずはどのスタイルでトリミングサロンを経営していくのか、しっかりと考えることが大切です。

トリミングサロンを開くには「動物取扱責任者資格」を取り、動物取扱業として登録しなければなりません。必ず忘れずに登録してから、トリミングサロンを始めましょう。

そして何よりも、長くトリミングサロンを続けるためにはトリミングをする従業員の質が重要になります。腕のいい従業員をそろえて、お客さんに愛されるトリミングサロンを経営してくださいね!

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