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起業に失敗する人の特徴とは?!失敗から学ぶ起業成功テクニック

起業に興味があって始めてみたいと思っても、起業で失敗した体験談などを聞いて恐ろしくて手が出せない人は多いと思います。

確かに「ただなんとなく起業してみたいから…」といって飛び込んでしまうのは危険です。しかし起業はリスクがあっても、失敗例をもとに気を付けて取り組めばうまくいくケースだって少なくありません。よくある失敗例をちゃんと把握して、起業で失敗しないために大切にしたいことをいくつか解説するので、ぜひ参考にしてください。

どんな業種がいい?主な起業例

起業を考えている人は、どんな業種で起業をするかを考えてありますか?「飲食店を起業したい」「何かオリジナルのサービスで起業したい」と具体的ではなくとも、起業に興味があって始めてみたいと考える人も多いと思います。

いくつか起業の例を紹介します。

・カフェの起業
カフェの起業が人気の理由の1つに「趣味カフェ」というものがあります。これは「カフェ要素+自分の趣味」といったもので、自分の趣味をテーマにしたカフェを開業するというものです。すでにあるものだと、猫カフェなどのアニマルカフェもその1つといえますね。

・居酒屋、バーの起業
お酒が好きな方なら憧れる起業ですよね。こだわりの料理やお酒をメニューにして、自分の望んだ雰囲気のお店作りができるというのはとても魅力的です。また、カフェと同じように「コンセプトバー」といったものもあり、メニューやお店の内装で自分の世界が作れます。

・独自のサービスで起業
日常で、「こんなサービスがあればいいのに」といった、自分の要望をそのまま実現する起業です。自分独自のアイデアがそのまま形になるというのはステキなことですよね。世の中が求めているものとうまくかみ合えば、大成功なんてこともあるかもしれません。

どんな業種がいい?主な起業例

起業で失敗する人の特徴と原因

起業について調べてみると、「起業に失敗した…」と嘆いている人がいて、起業=失敗というイメージを持ってしまいがちです。しかし、せっかく起業を考えているのに「起業は失敗するもの」というイメージだけで遠慮してしまうのはもったいないです。

失敗してしまう人にはじつは共通点があります。どんな人なのか、いくつかの特徴と原因を解説します。

●開業に目がいきすぎてしまい資金オーバー
立地や、お店の内装などの工事にこだわりすぎてしまって、資金不足で失敗してしまったという場合です。せっかく意気込んで起業したなら、立派な事務所やお店にして好立地に拠点を構えたいと思うのは当然のことです。

たしかに人通りの多い好立地だと繁盛はしやすいです。しかし好立地のため家賃は高く、繁盛したもののそれに対応できるよう人員を増やすと、人件費で出費がかさんでしまいます。また内装や設備にこだわりすぎて、借金が積もりに積もってしまい、経営難におちいってしまう…というのもよくあることなのです。

●集客がしたくて安易に事業計画を立ててしまった
たとえば「低価格で高品質なサービスを提供する」というコンセプトのもと、事業計画を立てるとします。そうするとやはり人は集まり、あっという間に人気のサービスになるでしょう。

しかし、そのコンセプトのもとで高品質なサービスを維持していくことはできるでしょうか。低価格での提供となるため、高品質なサービスとの釣り合いを人件費などでとらなければなりません。当初のコンセプトを大きくかかげてしまったため、サービスの品質や価格を今さら変えるわけにもいきませんよね。

これは安易に事業計画を立てたために、のちのち苦しくなって後悔してしまうという一例です。

●すぐにでも全国展開
起業後まもなく、うまく軌道に乗ってきたため従業員を増やし全国展開をしてしまった場合です。たしかに勢いのあるうちに知名度をあげるのも、有効な手段といえるでしょう。

しかし、全国展開はかなりのリスクがともなうことを忘れてはいけません。多額の資金を使って全国展開し、そのまま順調にことが進むとは限らないからです。実際に、全国展開後に人々の間で流行が過ぎてしまい大赤字になってしまった、というケースもあるそうです。

起業で失敗する人の特徴と原因

失敗から学ぶ!起業成功のコツ

起業の失敗でいえることとは、勢いのあまり現状しか見ていないというパターンが多いということです。たしかに、起業を試みるのは大きな挑戦で、起業したての現状では先を見据えるのは簡単なことではありません。

失敗のパターンがわかったうえで、起業を成功させるためにはどういったことに気を付ければいいのでしょうか。

・勢いに頼りすぎない
モチベーションとは上下するものです。上がりすぎて勢いのあまり失敗する例をあげましたが、下がりすぎても行動力に影響します。起業によっては自分でどんどん営業をかけなければいけない場合もありますよね。活動にメリハリを付けたり、知人に相談するなどといった、自分なりのモチベーション維持方法を見つけましょう。

・初めは小さく始めよう
千里の道も一歩からといいます。「勢いに任せて一気に大きくしたい!」という気持ちはあっても、保険もかけずにリスクの高い手段をとるのは危険です。初めは身の丈に合った資金繰りをして、現状を見ながら少しずつ大きくしていくことを心がけましょう。

・こだわりを持とう
せっかくの起業なので、自分のためにもこだわるポイントにはしっかりとこだわりましょう。先ほど例にあげたカフェや居酒屋などの飲食店などの起業ならば、メニューや内装などの雰囲気作りで他店と差をつけたいですよね。しかし、こだわりすぎるのもいけません。失敗しないためにも資金の範囲内でこだわることが大事なのです。

起業における「ロマン」と「ソロバン」

ロマンは、起業をするうえでの夢や理想などのこだわりで、ソロバンは、それをかなえるための具体的な事業計画と、行動プランなどです。

たとえば飲食店を起業するのなら「こだわりのメニューを提供したい、すてきな雰囲気のお店にしたい」といったものがロマンで、「この価格帯でメニューを提供するために必要な材料費や人件費はこのくらい」、「こういった内装が必要になるからデザイナーに依頼しよう」といったものがソロバンです。

つまり起業で失敗しないためには、どちらか片方に力を入れるのではなく、ロマンとソロバンのバランスを大切にすることが大事なのです。

起業における「ロマン」と「ソロバン」

まとめ

「起業は失敗するもの」というイメージだけで起業に踏み切れないのはもったいないことでもあります。失敗するのにも原因があり、成功するにはそれを踏まえたうえで起業を考える必要があるのです。勢いだけで起業に挑戦してしまうと、どうしても例であげたような失敗をしてしまいがちです。

大事なのは、ロマンとソロバンを意識して決して無理をしないことです。自分の理想のお店や、オリジナルのサービスの起業を成功させるためにも、これらのポイントを深く心に刻んでおきましょう。

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