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探偵の開業に資格はいるの?必要なことから続けるためのコツまで解説

探偵と聞くと、何かを調べる職業という印象が強いのではないでしょうか。しかし、現実の探偵のお仕事はそうではありません。本当の探偵の仕事は困っている人の悩みを解決することです。

正義感の強い人のなかには探偵になる夢を持っている方もいるかもしれません。そこで今回のコラムでは、探偵業の仕組みや開業方法を詳しく解説していきます。具体的な仕事内容についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも「探偵」とはどんな仕事なのか

探偵を開業する前に、探偵の主な仕事についてみてみましょう。探偵の仕事には「浮気調査」「素行調査」「身元調査」「盗聴・盗撮器調査」などがあります。具体的にどんな仕事なのか見ていきましょう。

・浮気調査
夫婦またはカップルのどちらかが依頼し、真実をハッキリさせて不安を解消してあげるお仕事です。調査員が依頼者と協力して、浮気現場をおさえます。証拠を突き止めることで、「浮気しているかもしれない……」という疑惑を確信にすることができるのです。

・素行調査
依頼された人物について調べる仕事です。たとえば、帰りが遅い子どもの行動を調査してほしいという依頼や、怪しい行動を取っている人物の情報を集めてほしいという依頼があります。

子どもの行動を調査することで安全確認ができますし、怪しい行動を突き詰めることで危険を回避することもできるのです。

・盗聴・盗撮調査
部屋などに盗聴器などが仕込まれてないか調べる仕事です。身近にあるコンセントや目覚まし時計に盗聴器が仕込まれているケースもあるので、日々の生活のなかで誰かに監視されているような不安を感じる方が多く依頼してくる調査です。

そもそも「探偵」とはどんな仕事なのか

資格は必要ない、しかし「探偵業開始証明書」を提出する必要がある

探偵を開業するために特別な資格は必要ありませんが、「探偵業開始証明書」というものを警察署に提出する必要があります。「探偵業開始証明書」を提出せずに探偵事務所を開業すると、法律違反となり最終的には業務停止命令を出されてしまうおそれもあるのです。探偵事務所を開業するときは、「探偵業開始証明書」を忘れずに提出しましょう。

ただし、「探偵業開始届出書」を警察署に提出するだけでは探偵を始めることはできません。ほかにも以下のものを準備しましょう。探偵の開業にあたって、必要なものを簡単にまとめました。


【探偵事務所を開業するときに必要なもの】

・カメラ
・盗聴器・盗撮機の発見器
・パソコン
・プリンター
・双眼鏡
・車
・家賃
・社員のデスク


これ以外にも普通自動車の免許や、バイクの免許などを持っていると捜査に役立つこともあります。探偵は臨機応変に対応することを求められる職業です。開業時の資金には余裕を持ちましょう。

資格は必要ない、しかし「探偵業開始証明書」を提出する必要がある

法律で探偵になることを禁止されている人たちもいる

探偵になるには条件があります。以下の条件に1つでも該当している人は、探偵の仕事をすることができません。探偵を開業する前に確認しておきましょう。


【法律で探偵になることを禁止されている人】

・精神病などの障害がある人
・経営破産し社会復帰していない人
・刑務所を出所してから5年が経過していない人
・暴力団員または5年以内に暴力団員だった人
・未成年者


これらに該当する人は、探偵を開業することができないので注意してください。

また依頼の内容によっては、長期の張り込みや体を張った調査もあるため、探偵の仕事は体力が重要になるでしょう。また、探偵の仕事によっては精神的なダメージが大きいこともあるため、心のケアが大切になります。

法律で探偵になることを禁止されている人たちもいる

探偵を開業するときは事務所を構えよう

探偵を開業するには、事務所はあったほうがいいです。しかし事務所を用意するときは注意点があります。

物件を借りると家賃がかさむことから、自宅をリフォームして探偵を開業することを考える人もいるかもしれません。しかし自宅をリフォームして事務所にするのは、やめておきましょう。

探偵は、仕事によっては危険なことをしなければならないこともあります。その場合、事務所を自宅にしていると探偵までもが問題に巻き込まれてしまうケースもあるのです。また、依頼者を招いたり人を雇ったりすることを考えても、事務所は広いほうがいいですよ。

ほかにも捜査資料が多くなることも考えられるため、事務所は自宅ではなく別に物件を用意しましょう。

探偵事務所を構えるときは、収納スペースを十分に取れるような内装にすることをおすすめします。また、いらっしゃるお客様のことを考えて、安心して依頼できるような居心地のいい内装にすることも重要です。

依頼人を集めよう

探偵として仕事をするなら、依頼者を集めなければなりません。そのためにどのような方法があるでしょうか。

多く見られる宣伝方法は、ネットで広告することです。ホームベージで予約窓口や相談方法、どのように操作するのかを簡単にでも書いておくと、依頼しやすくなるでしょう。また、ネットで予約欄を設けると集客率アップにもつながります。

また、チラシやポスターを貼ることも効果があります。探偵に依頼する方のなかには、周囲に依頼したことを気づかれたくないという人も多いです。その点チラシやポスターであれば、依頼する際に不安のある方でも探偵に依頼していると気づかれにくいのです。

ほかにも、法律事務所と関係を持つことも捜査依頼が増やす手段の1つです。探偵として腕がいいといううわさや評判も、探偵にとっては集客につながります。そのため、探偵業には探偵としての経験と優れた技術が必要です。

だからこそ、技術を身につけるために探偵になるための学校を利用してみてはいかがでしょうか。

学校によっては探偵のプロが調査方法を教えてくれます。実際に街に出て備考練習をする実技があったり、盗聴器発見器の使い方や指紋採取の方法などを教えてくれたりと、探偵として開業するときに必要な知識を学ぶことが可能です。

依頼人を集めよう

まとめ

浮気調査や盗聴機の検査など、探偵の仕事はさまざまです。尾行したり、体を張ったりといった仕事も依頼内容によっては考えられるため、体力がいります。

探偵を開業するにあたって特別な資格はいりませんが、探偵業届出証明書の提出が必要です。提出しないと探偵事務所の営業ができないので、忘れずに提出するようにしましょう

また、探偵事務所を設ける際に自宅で開業を考える方もいるかもしれません。しかし、自宅での開業は危険が多いため、事務所を別に用意しておくことがおすすめです。調査を重ねることで資料が多くなることも予想されるため、収納に優れた店舗を用意してくださいね。

ほかにも、インターネットなどで宣伝し集客率をあげることも必要です。また、いらっしゃったお客さんが安心できるような居心地のいい内装を心がけましょう。

探偵の仕事には正義感と判断力が必要になります。多くの人の信頼が得られる人材でないと、開業することはできないという条件もあります。逆に正しい知識を持って開業すれば、誰からも愛される探偵になれるはずです。

しっかりと開業方法や集客のコツを知って、腕のいい探偵になってくださいね!

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