内装関連法規
内装に関する法規、何か難しそうなテーマですが、建築基準法は建物だけではなく
内装にも適用されている法令です。
例えば、天井の高さも法令で決められています。
一般の住宅やオフィスなどは、2.1m以上、学校の教室では50㎡を超える広さが
有る場合には、3m以上の高さが必要だと定められています。
天井の高さだけではなく、床の高さや、採光や換気等も法令で決められて
います。
地下室のある住宅も増えています。
オーディオルームや趣味の部屋とし使用されていますが、寝室を作ることは
法令で禁止されています。
このように建物だけででは無く、内装にも法令で規制されていたり
禁止されていることが多く有ることを知る方は少ないと思います。
人が多く集まる劇場や映画館などの内装では、より多くの制限が設けられて
います。
天井や壁、床等は耐火性の有る構造で無いと営業することが出来ません。
これらは建築基準法で定められた法律ですが、これ以外でも法律が適用されて
います。
身近なものでは、消防法です。
今は一般住宅にも台所等、火を使う場所には煙探知の設置が義務付けられています。
またホテルのカーテンやじゅうたんには防炎と書かれたマークが貼られているのを
見た方も多いと思いますが、これは消防法で決められています。
このように、身近な内装にも多くの法律や法令が定められています。