建築業者(工事業者)とのトラブルが耐えない理由とは?
今日は建築業者(工事業者)とのトラブルが耐えない理由についてのお話です。
今まで僕は一級建築士として設計や企画など多くの仕事を経験してきました。
自分の考えた物が現実世界の形となって、世の中に残り続けること。
また、お客様の喜ぶ顔、この達成感は何事にも変えることはできません。
しかし、経験を積めばつむほど
この業界の悪しき習慣が手に取るようにわかってきます。
この習慣とは施工者つまり工事会社側が行う
不正な価格での販売や手抜き工事などによる欠陥建築などのことです。
建築というものは特殊で専門的な分野であるため、
素人の方にはなかなか理解しにくい部分があります。
そこに漬け込んで
の詐欺的な行為が日々繰り返されているのが現状です。
僕は設計者として第三者的な立場で彼らを監視する立場にいるので
その実態を良くわかっています。
しかし、僕のような三者が介在しない契約の場合、
つまり、施主(お客様)と建築業者(工事業者)が直接やりとりをする場合、
この不正を素人である施主が見抜くことは不可能です。
しかし、世の中の住宅建築のほとんどが、このパターンつまり、
施主と施工者のみ契約で成り立っています。
これが この業界の不正が、
中々解消されない理由なのです。
これから家を建てようと考えている方は、
まずこの建築業界の仕組みについて充分に理解する必要があります。
正しい知識を身に付ければ、本物を見抜く力が付き、
各自で正しい判断ができるようになります。
その結果、家作りに成功することができるのです。