建築業界の腐敗した実態を暴露。。
建築業界の腐敗した実態を暴露。。
住宅業界を例にしてみます。
その頂点に起つのは大手ハウスメーカー。
○○ハウスや××住宅などの東証一部上場企業がその最たるもの。
実際に上位2社で業界の売上の大半を占めてしまうほど強力な力を持っています。
大手企業というブランド、安心感が消費者の購買意欲を煽り
現状の様な大手が1人勝ちする状況を生み出しています。
この業界は驚くほど多層の
ピラミッド構造で成り立っているのです。
大手ハウスメーカーを頂点にその下には下請けとして中小工務店、
その下には孫請けのさらに小規模の工務店、
さらにその下に孫孫請けといった具合に…
自社でその業務の全てを請け負うのではなく、他社に委託することで、
自社の稼働を減らしていくという習慣が根強く残っています。
もちろん会社の経営上、好ましいことではありますが、
実際のエンドユーザーである家を建てる側にとってそれはどうでしょう?
委託をするということは当然そこに利ざやが乗ってきます。
委託する回数が増えれば増えるほど、このピラミッドの階層が多くなり、
無駄な経費が乗って最終価格が高くなってしまうのです。
大手ハウスメーカーの見積りが地元の工務店と比べ、
1.5割~2.0割ほど高くなるのはここに理由があります。
ここで注目すべき点があります。
普通に考えれば、価格が高ければ
住宅のグレードも高くなると考えられます。
しかし、実体は大手ハウスメーカーの家だろうが、
地元の工務店の家だろが、住宅のグレードに大した差はありません。
むしろ地元の優良な工務店であれば、プラン変更など細かな対応もしてもらえ、
より綿密に家を作り込むことができるし、こちらのオーダーも聞き入れてくれ易いのです。
一方大手の場合、効率性を重視するあまり、
施主の要望を素直に聞き入れることなく、工事優先で進んでしまいます。
高かろう良かろうどころでなく、高かろう悪かろうという、
許し固い状況がまかり通っている業界なのです。
この1.5割~2.0割ほどの利ざやは、
大手ハウスメーカーの高級取り社員の懐に入るだけ。
彼らはろくに現場に来ることもなく、
事務所でのほほんと過ごしているだけなのである。
大手ハウスメーカー社員の平均給与をご存知でしょうか?
セキスイハイム880万円
住友林業776万円
ミサワハウス748万年
大和ハウス713万円
セキスイハウス700万円
どこも700万円超え。
日本のサラリーマンの平均給料が412万円と比べれば、一目瞭然。
かなりの高級取り達なのです。
現場に来ない彼らの私利私欲のために、
何百万という余分なお金を支払っているのです。
あなたはこの事実に納得ができるだろうか?
当然、納得はいかないことだと思います。
この状況をしっかりと理解し、
僕たちはこの現状を深く考えなければいけません。
施主にとっては一生に一度の大切な買い物…
失敗は許されないのです。