日本の住宅のゼロカーボン化の状況は?
マイホームにおいても太陽光発電の利用が叫ばれる様になってきました。
では、グローバルなレベルでどれだけ広まっているでしょうか?
ヨーロッパ圏では、
「EPBD(Energy Perfor-mance of Buildings Directive」
;建築物のエネルギー性能改善に関わる欧州指令)」
というものがあります。
この法令の特徴は約5段階程度で建物のエネルギー性能を評価するのですが、
対象は全ての建物で、しかも改修も含めるという画期的なもです。
また、イギリスでは2016年から全ての住宅を
ゼロカーボン化する様に法律を改正しています。
フランスでも2020年から
住宅のゼロカーボン化を実践していくそうです。
この様に世界的に住宅のゼロカーボンが進んでいる中、
果たして日本ではどの様な状況になっているのでしょうか…
残念ながら日本では住宅の
ゼロカーボン化は思う様に進んでいません。
太陽光発電の補助制度はあるものの、
その投資回収率の非現実的な数値から
実行している人が圧倒的に少ないというのが現状です。
義務化については、2020年にむけて住宅の
断熱基準が見直されているだけです。
住宅のゼロカーボン化については、グローバル社会に
おおきな遅れをとっているという状況なのです。
環境という次世代のテーマにおいて行政が全く機能していない
環境を創る立場であるに僕たちのが率先して、
この件について問題提起していかなければならないのです。