屋根と雨樋にコーキング補修が……
今日は建築関係の仕事をしている方からの質問です。
ちょっとマニアックな話ですが、
是非知っておいてもらいたいのでシェアします!
Q:質問
現在マイホームを新築中ですが、
屋根工事について質問があります。
メッキ鋼板横葺き屋根に数箇所、コーキングで
補修している部分を発見しました。
また、雨樋の継ぎ部もコーキングで補修している箇所があります。
間違って空けて穴を埋めているのです。
全体的に仕事が雑な様な感じがします。
私は一応、建築関係の仕事をしていますが、
この当たりはどうなのでしょうか?
実務者としての意見を伺えればと思います。
A:解答
雨樋にせよ、屋根にせよ間違えて開けた穴を
コーキングで補修するのはナンセンスですね。
特に屋根の場合、コーキングが切れたら
大変なことになりますので。
但し屋根材が金属系の場合、接合部の目隠しのため
コーキングでつなぎ部分を処理することがあります。
その場合は例えコーキングが切れたとしても
金属同士が馳(ハゼ)の様な収まりになっているので、
止水性は保てます。
釘の穴だと問題外ですが。。
いずれにせよ、一度施工者に問い合わせて、
コーキングの理由を聞くのが良いですね。
雨漏りは10年間無料で補修してもらえますが、
それでも新築で雨漏りは気持ちが悪いですからね。