補助金がもらえる場合も!知らなきゃ損する店舗改装費用について解説 | 内装工事、店舗デザイン・設計の見積もり依頼・比較 アーキクラウド

9:00~18:00 日本全国受付対応中 ※営業日:月~金、土日祝
(年末年始除く)

NEWS 内装工事の融資補助金の記事詳細

補助金がもらえる場合も!知らなきゃ損する店舗改装費用について解説

そろそろ店舗を改装して、今よりもずっといい環境にしたいと考えたことはありませんか?しかし、店舗改装の費用や、明確な改装の目的が定まっていないと、売上アップにはつながらないかもしれません。

今回は店舗改装を考えている人のために、しっかりとおさえておきたいポイントを解説します。

店舗改装で効率化&売上UP!

店舗改装は費用がかかるのでは、なかなか踏み込めずにいる人も多いかと思いますが、高額な分メリットは大きいです。

たとえば外観を改装すると、通行する人たちの目に新鮮にうつり、お店の存在をアピールすることができます。目新しさを感じた人たちは、お店に足を運んでみようといった気持ちになるかもしれません。

店内を改装すると、お客さんに対してきれい、新しいといった気持ちになってもらえて、また通いたいと思わせられるかもしれません。古くなったお店で食事するよりも、新しくてきれいなお店で食事する方が気持ちいいですよね。

また、スタッフにとってもメリットはあります。新鮮な気持ちで働けるのはもちろん、以前の環境で感じた厨房やホールの動線などの不便さを改善することができます。

しばらく店舗の内装が外装に手をつけてないお店ならば、改装を視野に入れていくのも悪くないかもしれません。

店舗改装で効率化&売上UP!

店舗の改装費用は「居抜き」か「スケルトン」で大きく変わる!

店舗改装の費用は物件の種類によって違います。物件の種類には「居抜き」と「スケルトン」があるので、それぞれの特色を把握して費用面でも効率の良い改装をしましょう。

●居抜き物件
改装以前のお店の内装や、設備をそのまま引き継いだ物件です。すでに店舗の形が残っているため、費用は控えめに済ませられるのが特徴です。また、リフォームの手間があまりかからないので工期も短く済み、早々に営業を開始することができます。

費用
居抜き物件での改装工事の費用は安く済む傾向にあります。何もない状態から内装工事を行った場合の20%程で済むといわれているので、全体で200万円だとすれば約40万円ということですね。

●スケルトン物件
こちらは内装が全くされておらず、天井や壁がむき出しになっていてコンクリート打ちっぱなしのような物件のことをいいます。居抜き物件と違い設計の自由度が広く、「改装も1からこだわりたい!」というお店に最適ではないでしょうか。ただし1から設計が必要ということや、設備を多く必要とするお店の改装となると費用がかかってしまいます。

費用
スケルトン物件ですと、大体10坪で約60万円というのが相場です。また業種によって必要な設備が違うため、これより高くなることもあります。

店舗の改装費用は業種によっても変わる!

先ほども少しふれましたが業種によって必要な設備が違うため、店舗改装の費用もそれに伴って変わってきます。同じ業種のお店を改装という形で手をくわえるのならば、居抜き物件という方法で安く済みますが、業種が変わったりすると設備も変わるため、費用が高くついたりします。

店舗別にスケルトン物件のおおよその費用の目安を紹介しますので、参考にしてください。

・飲食店 坪単価40万円程
飲食店では厨房施設にお金がかかりがちで工事費がかかります。お酒がメインのお店であれば、厨房施設にかける費用も安く済みますが、今度は雰囲気づくりで内装に費用がかかります。

・物販店 坪単価20万円程
設備が少なく、設備費用がかからないため安く済みます。浮いた分の費用を雰囲気づくりの内装費用にまわすといいかもしれませんね。

・美容施設 坪単価30万円程
エステや美容院では、水まわりの設備が必要になってきます。その分、物販店よりも高くつくことが多いです。

店舗の改装費用は業種によっても変わる!

店舗を改装するときにもらえる補助金・助成金

店舗を改装しようと思っても、やはり資金で困ることが多いかと思われます。そういった場合は、補助金や助成金を受け取って、店舗改装費用をできるだけおさえるのがおすすめです。店舗改装の費用で困っている方は、補助金や助成金について知って少しでも楽に改装ができるようにしましょう。ここでは改装を考えている人が利用できそうなものを2つ紹介します。

・小規模事業者持続化補助金
業種によって変わりますが、定められた従業員数以下の店舗が対象となる補助金です。広報費用(チラシの作成、インターネットでの宣伝)や、機械装置費(商品陳列ための棚の設置、倉庫管理や労務管理システムの導入)、外注費(作業動線のための改装)などを目的とした経費に対して補助が受けられます。

・受動喫煙防止対策助成金
厚生労働省から支給される助成金です。喫煙室を設置するにあたって必要になる設備費、備品費などの半分の額が受け取れます(飲食店は3分の2)。ただし分煙をするうえで不要な、デザイン、インテリアなどに対しての費用は受け取れません。

店舗を改装するときにもらえる補助金・助成金

店舗を改装する前にコンセプトを決めよう

店舗改装をする費用も用意できたら、さっそく改装にとりかかりたいところです。しかし事前にある程度の方向性を定めておかないと「思っていたお店と違うものになってしまった」などと失敗してしまうかもしれません。

そうならないためにも、事前に「この店のここを残して、ここを改装したい」「このような感じに、がらりとイメージを一新したい」などとある程度の枠決めが大事になってきます。改装前の内装での改善点をとらえて、意味のある改装にしたいですね。

改装はしたいけれどコンセプト決めの段階で難しいと感じるのならば、改装業者に相談してみるのもひとつの手かもしれません。

まとめ

お店の改装は集客率や、生産性の向上には効果的な手段といえます。ただし改装の規模によって費用は変わってくるものの、決して安くはなく気軽におこなえるようなものではありません。
改装前に今のお店の改善点や、不満点を洗い流すことでコンセプトが見えてきたりするので、事前の準備は怠らないようにしましょう。

また、手続きはあるものの補助金や助成金を受け取ることもできるので、店舗改装の費用もその分安く済ますこともできます。せっかくの改装ですので、今のお店よりもずっといい店にしたいですよね。

お好みの条件に合った
内装会社を探す