池袋でおしゃれなカフェの最新ランキング | 内装工事、店舗デザイン・設計の見積もり依頼・比較 アーキクラウド

9:00~18:00 日本全国受付対応中 ※営業日:月~金、土日祝
(年末年始除く)

NEWS カフェ開業の記事詳細

池袋でおしゃれなカフェの最新ランキング

池袋は新宿、渋谷に並ぶ三大副都心のひとつであり、東口、西口ともに、西武百貨店、東武百貨店を中心に巨大なショッピング施設が買物文化を支えてきた街だ。池袋と言えば、ラーメンを思い出す人が多いのだが、もちろんカフェやビストロも良いお店が揃っている。

ここでは、池袋でもおしゃれなカフェを中心に紹介してみよう。

NO.1 ラシーヌ /RACINES

『RACINES(ラシーヌ)』は、池袋で大人気のベーカリーを併設したビストロ・カフェだ。値段は池袋としてはやや高い部類になるが、おいしさと、ムード・雰囲気がここでは希有の存在なのだろう。

また、超混雑店にありがちな、サービスが行き届かないということもここではほとんどない。こうしたことが、『RACINES』が池袋でうまく成功している理由であろう。

地階に店舗があるため、構造躯体自体は当然RC(鉄筋コンクリート)だが、内装は随所に木が使われており、寛げるインテリアにまとめてある。これで、ゆったりとした広めの空間だから、池袋ではおしゃれで落ち着けるスペースとして評判なのだ。

人気のランチタイムの混雑をあえて避け、明かりを落としたムードのあるディナータイムを利用する方が多いのも頷ける。ただ、『RACINES』で注意して欲しいのが、夜は焼き立てのパンはないということだ。焼き立てのパンに合わせてワインを注文したい人は、それを覚えておいて欲しい。

 


住所:東京都豊島区南池袋2丁目14番地2 ジュンクドウ書店池袋ビル B1
電話番号:03-5944-9622
営業時間:11:00~23:00 (L.O. 22:00)


 

NO.2 コーヒーバレー/COFFEE VALLEY

『COFFEE VALLEY(コーヒーバレー)』は池袋では初となるスペシャルティ・コーヒーの専門店だ。コーヒーをはじめ、空間やグラフィックなど全般を手がけたのは、三軒茶屋の『BSCURA COFFEE ROASTERS』と言うカフェ。

コンクリート・モルタル×木質素材が与える温かみのある内観が、スペシャルティ・コーヒーの良さをうまく引き出している。

ブルーボトルコーヒーやスペシャルティ・コーヒーといった、コーヒーのクオリティにこだわった店が都内でも確実に増えている。『COFFEE VALLEY』はオープンして間もない店だが、リピートユーザーを確実に増やしているようだ。

同エリアの人気カフェの仲間入りできる日もそう遠くはないと思う。コーヒーはマグ・スタイル(450円)で出されているが、『COFFEE VALLEY』では、同時に3種類の味が楽しめる3PEAKS(600円)というものがある。

つまり、エスプレッソ、マキアート、ブレンドコーヒーをデミタス・カップでコーヒーが飲みくらべられるのだ。またトーストやサンドイッチに使われているパンは、『パーラー江古田』に特注している全粒粉の食パンが使われており、こちらも好評だ。コーヒー・フリークじゃない人でも、『COFFEE VALLEY』なら、新たな味を再発見してもらえるに違いない。

 


住所:東京都豊島区南池袋2-26-3 寿ビル 1F
電話番号:03-6907-1173
営業時間:月~金・祝前 08:00~22:00
土・日・祝 09:00~22:00


 

NO.3 光 ダイニング 池袋/HiKaRi cafe & dining

『HiKaRi cafe & dining(光 ダイニング 池袋)』は、渋谷でおなじみのkawara系のお店だ。『HiKaRi cafe & dining』の下の階(10階)には『kawara cafe & dining 』が入っている。

kawara系列店だけあって、壁のアートワークにこだわりがある。『HiKaRi cafe & dining』はgravity freeというペインターのプロデュースによるもので、「kawara cafe & dining 』よりも明るい印象の作風だ。

ただ、テーブルや椅子、ソファはアンティーク感のあるものが相変わらずチョイスされており、ボタン留めの革張りのソファは昭和の頃の東京を思い出させる。

『HiKaRi cafe & dining』は、ディテールこそ違えど、kawara系独特のデザインの好みが守られている。ともかく、池袋ではあまりないムードを持つお店だけに、おしゃれな雰囲気を楽しみたい方には特に薦められるだろう。それと、夕方5時まで、1,000円のランチがオーダーできるのも『HiKaRi cafe & dining』の魅力だ。

 


住所:東京都豊島区南池袋1丁目26番地6 THE SH ONE 11F
電話番号:03-6912-8681
営業時間:11:45~24:00


 

NO.4ゾゾイ/Cafe ZOZOI

『Cafe ZOZOI(ゾゾイ)』は立教大学にも近い、西池袋公園そばにあるカフェ。向かいの公園の緑は『Cafe ZOZOI』の静かな佇まいと寄り添うようように存在している。

普段、2階は教室を開催してくれる方を常時募集して貸し出ししており、1階ではその作家が産み落としたアクセサリーや小物などを委託販売もしている。

決して広いとは言えない店内なので混み合うと騒がしくなる時もあるが、ここは本来は静かに使われるべき店なのだと思う。

店内に目をやると、細かな造作は手作り感溢れるものでまとめらており、オーナーの繊細な感覚と趣味の良さが手に取るように感じられる。

また、この店で出されるドルチェや飲み物が、相当いけるだろうことも容易に想像できる(旬の素材を取り入れた自家製スイーツは特に人気!)。

なお、桜の季節になると2階に案内され、放たれた窓から公園のソメイヨシノを楽しむことができる。春には『Cafe ZOZOI』の季節がやってくる。

 


住所:東京都豊島区西池袋3丁目22番地6
電話番号:03-5396-6676
営業時間:12:00~20:00 (L.O. 19:30)


 

NO.5 モデルティー/MODeL T

『MODeL T(モデルティー)』は、池袋西口の立教大そばにある禁煙の雑貨カフェだ。店頭には「喫煙後すぐの入店はご遠慮下さい」と表示してある(喫煙者は入店しないほうが良いかも知れない)。一方で、禁煙者にはとても喜ばしい店だ。

妊娠中の方や小さな子どもを連れた方にも喜ばれるのではないか。店内はインテリアや器なども手作りにこだわっていて、店で使っている陶器はほとんど陶芸作家のオーナーの友人がつくったものだ。

また、数年前、オーナー自身がSX-70というポラロイドカメラに出会ったのがきっかけで、それまで新しいスタイリッシュなデザインを好んでいたが、古いもの、むかしのものを好むようになったと言う。

こうして、店内に置かれているものは友人の作品、もしくは自分のの趣味を反映したものが多い。コーヒーショップはたくさんあるが、おいしいお茶が飲めるところはあまりないからと言う理由で、『MODeL T』にはコーヒーが置いてない。

ドリンクは有機栽培の紅茶や中国茶が中心だ。オーナーのこだわりなら、コーヒー好きの僕でも、何となく受け入れてしまいそうだ。

 


住所:東京都豊島区西池袋3丁目33番地17 東武西池袋サンライトマンション1F
電話番号:03-6909-9860
営業時間:12:00~21:00(毎週月曜日)


 

NO.6 ハース 池袋1号店/Hearth

『Bistro Wine Cafe Hearth(ビストロ・ワインカフェ・ハース)』は、池袋にもう1店舗あり、正式名称を『Bistro Creperie HEARTH(ビストロ・クレープリー・ハース)』と言う。

ここでは、1号店の『Bistro Wine Cafe Hearth』(以下『Hearth』)のほうを紹介してみたい。『Hearth』はカティビル3階にある(近代ビル5階にあるのが2号店)。

お店のインテリアは、余計なことを気にせず、食事を楽しめるように考え抜かれた、とても落ち着いた空間だ。『Hearth』はガレットを得意とする店で、北海道多度志産の北早生種のそば粉を100%使用しており、独特の風味とそばの香りを楽しめる。

まさに、その風味を心ゆくまで味わってもらえるよう追求したのが『Hearth』の店作りなのだ。

ただ、『Hearth』はガレットばかりがウリではなく、チーズフォンデュやココット料理もおすすめだし、ソムリエ古平&田尻の厳選ワインを取り揃えていることでも有名だ。いまのところ、女性の利用者が大半を占めるが、男性にももっと使って欲しいお店だろう。

 


住所:東京都豊島区南池袋2丁目27番地5 カティビル3F
電話番号:03-5954-3007
営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00)
ディナー 17:00~23:00(L.O. 22:30)


 

NO.7 ロクシタンカフェ池袋店/L’Occitane Cafe

『L’Occitane Cafe(ロクシタンカフェ池袋店)』は女性に大人気のコスメ「ロクシタン」のブランドカフェ。池袋店の1階はコスメショップで2階がカフェという構成になっている。

外から見ると、2階のカフェは全面ガラス貼りになっており、池袋の中でもおしゃれ度が高い建物というのが分かる。店外に見える街路樹が効果的に陽の光を遮っており、木漏れ日の中でティータイムを楽しんでいる雰囲気が味わえる。

まさに、女性が好む空間がそこには広がっている。『L’Occitane Cafe』のお薦め料理には、「ロクシタン」という言葉が付いているそうだ。

たとえば単品で人気はというと「ブリェリロクシタン」や「サンドイッチロクシタン」、ちょっとめずらしいところでは「カフェロクシタン(ホットコーヒー)」がある(ここのコーヒーはフランス仕立てでやや深煎りなのだ)。メニュー選びで迷ったら覚えておくと良いだろう。

また、2,000円以内でおさまるセットメニューもおすすめだ。こちらは「ロクシタン」ネームは特についてはいないが、18:00からのディナータイムでぜひ利用してみると良い。

 


住所:東京都豊島区南池袋1丁目26番地6 The SH one 1・2F
電話番号:03-5979-6648
営業時間:月~木・日・祝 10:00~23:00(L.O. 22:00)
金・土 10:00~23:00(L.O. 22:30)


 

NO.8 サクラカフェ池袋/Sakura Cafe IKEBUKURO

池袋西口方面を北寄りに進むとサクラホテルが見えてくる。この1階を陣取るようにあるのが、話題の『Sakura Cafe IKEBUKURO(サクラカフェ池袋)』だ。写真にあるように、実際に外国人が多い。

なぜかというと、1泊3,000円前後で宿泊可能だからだ。ただし、約半分の部屋が相部屋となる。その上、宿泊客がセルフでベッドメーキングし、トイレとシャワーは共同だと言う。でも、お金を節約したい外国人のとって、そんなことは関係ない。

ビジネスホテルを居抜きビルで買い取り、通常の開業に比べ4割程度安く抑えられたのも、低料金を可能にしている理由だ。

ホテルは9割が外国人だが、カフェは半数が日本人となっており、日本人にとって『Sakura Cafe IKEBUKURO』はちょっとした旅行気分を味わえる空間なのかも知れない。

世界のビール60種や世界の料理などが味わえるのも嬉しい(もちろん価格もリーズナブルだ)。おしゃれな雰囲気は味わえないかもしれないが、若い人には、外国語の勉強にもなるだろう。

 


住所:東京都豊島区池袋2丁目39番地10 サクラホテル池袋別館 1F
電話番号:03-5391-2330
営業時間:カフェ 24時間営業
【モーニング】
月?金・土・日・祝
05:00~11:00
【ディナー】
18:00~22:30(L.O. 22:15)
【ランチ】
月?金 11:30~15:00
土・日・祝 11:30~16:00


 

NO.9 グッドモーニングカフェ 池袋ルミネ店/GOOD MORNING CAFE

『GOOD MORNING CAFE(グッドモーニングカフェ)』といえば、渋谷区千駄ケ谷にある東京体育館のお店が有名だが、池袋ルミネにも出店している。このお店は、LUMINE8階イケレスで中庭をのぞめる70席の大型カフェだ。

千駄ケ谷とは違って、朝7:00からの「朝一生活」でおなじみのモーニングメニューは提供できないものの、ランチやディナーは大体同じだ。

インテリアは、千駄ケ谷のお店がミッドセンチュリー・モダンな大人っぽい趣向を取り入れているが、池袋のお店はもう少しニュートラルな路線でまとめている。でも、おしゃれなのは池袋ルミネ店に軍配が上がるような気がする。

池袋ルミネ店は、そのぐらい気合いの入っているお店と考えて良いだろう。『GOOD MORNING CAFE』は本格的な窯焼ピッツァやグッドモーニングバーガー、バリエーション豊富な野菜料理など、メニューも華があり良いお店だとは思うが、ただ残念なのは、サービス面で混雑に対応していけていないところが見られる。

接客対応については、『GOOD MORNING CAFE』池袋ルミネ店の今後に期待したいところだ。

 


住所:東京都豊島区西池袋1丁目11番地1 ルミネ池袋店8F
電話番号:03-5954-8155
営業時間:ランチ:11:00~15:00(L.O. 15:00)
ディナー:15:00~23:00(L.O. 22:00)


 

NO.10 イル・テスート/il tessuto

池袋東口から少し離れたエリア(都電だと東池袋駅からそばの高架下)にある『il tessuto(イル・テスート)』。

店名の由来はイタリア語で「生地」の意味だそうで、内装生地屋さんが、自社のインテリア・ショールームで、焼き立てのおいしいパニーニと淹れたてコーヒーを楽しんでもらえるようつくったカフェだ。

2階にはコーヒーを飲みながら、気軽に世界各国のインテリアに触れられるショールームを開設。ショールームといっても、いまだ暗中模索のようだが、カーテンや壁紙、ソファ・カバーといったファブリックを展開しているので、興味があれば見てみると良いだろう。

カフェのほうは、一杯ずつ注文されてからコーヒーを淹れるタイプで、ホームページにはスペシャルティ系のコーヒーを目指しているようなことが書いてあった。流れはどちらでも構わないが、ファンとしては、よりおいしいコーヒーづくりを目指して欲しいと切に願うばかりだ。

池袋では『COFFEE VALLEY』が、スペシャルティ・コーヒーが飲めるカフェだが、とりあえずそのレベルを目指すお店が出てくると、池袋エリアももっと面白くなってくる。

 


住所:東京都豊島区南池袋2丁目43番地16
電話番号:03-5979-0057
営業時間:月~金・土・日 08:00~19:00
祝 09:30~19:00


 

最後にまとめ

池袋へ買い物に来ている方は、西武や東武、古くは三越といった百貨店の味に鍛え抜かれている。そのため、たとえば『RACINES』や『Hearth』など、味のしっかりしたビストロタイプのカフェは成功しているし、また挑戦すべき分野であると思う。その意味では、池袋はまだ開拓する余地が十分残されている街ではないだろうか。

お好みの条件に合った
内装会社を探す