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デイサービスの内装工事費用を安くするための3つの方法について

これから新たにデイサービス事業を始めようとするあなたにとって、内装工事費用は非常に重要な要素となる。なぜなら内装工事費用は開業費用の50%以上を占めるほど高額な投資となるからだ。

しかし、内装業界は非常に専門的な分野であるので、工事費用がどのくらいかかるのか、頼んだ工事会社は本当にしっかりと工事をしてくれるのか、工事とデザインは分けた方が良いのかなど、一般の方にとってわからないことが多いのも事実だ。

このような専門性の高さ故に、工事費用の問題で発注者と工事会社とのトラブルも多く発生している。

今回はこのようなトラブルを避けるためにも、工事発注者が事前に学習し、より有利な立場で事業を進めることができるように、デイサービスの内装工事費用について詳しく解説させて頂く。

デイサービスの内装工事の特徴とは?

デイサービスの内装には決められた基準がある。必要となる部屋は「食堂及び機能訓練室」「静養室」「相談室、事務室」「その他諸室」となる。それぞれについて、必要面積とその特徴について記載していく。

食堂及び機能訓練室

食堂とは食事とする場所、機能訓練室は、運動療法・物理療法・水治療法等を通してリハビリテーションを行うスペースのことを言う。

それぞれの必要面積は「利用定員数×3㎡」以上が必要となる。例えば利用定員が20名であれば、20×3=60㎡以上の面積が必要だ。

また、それぞれの必要面積を充分に確保することができれば1つの部屋として、一体として設置することもできる。余分なパーティションが無くなるので、工事費用を安くするという意味では一体とした方が良い。

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静養室

利用者が静養するために設置するスペース、面積の指定は特には無いが最低でもベッドが2台分設置できるスペースを確保するのが望ましい。また行政によっては特別な指導内容がある可能性があるので、管轄行政の指導要綱をしっかりとチェックしておきたい。

 

相談室、事務所

相談室と事務所の面積についても明確な基準は無いが、相談室については最低でも4人程度が話し合いができるようにテーブルと椅子が設置できるスペースを確保する必要がある。また、事務室については、スタッフの椅子とデスクが設置できるスペースを確保する必要があるだろう。

 

その他諸室

その他、必要となる室は、厨房、便所、脱衣室、浴室となる。これらは通常の住宅に比べて、広さや設置する什器類が異なり、コスト増となる大きな要因となるので、モノの選定は業者任せにするのでは無く、価格面も踏まえて慎重に選ぶ必要があるだろう。

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デイサービスの内装工事費用を安くする方法について

デイサービスの内装工事費用を安くする方法はたくさんあるが、その中でも発注者側自ら働きかけることで大きく費用を下げることができる方法を取り上げて説明させて頂く。

居抜き物件を借りる

デイサービスの内装は、各部屋の設置基準や便所、風呂などの設備類が特殊であるという面があるが、その他、仕上げについては特に特別なことは無い。飲食系以外であれば、様々な居抜き物件において、既存の仕上げ類を活用できるという利点がある。

特に事務所や塾などの教室、児童福祉施設として利用されていた物件であれば、その利用価値は非常に高いだろう。また内装工事費用を下げる効果が分かり易いという利点もある。

物件がまだ見つかっていない場合は、まずはこれら用途の居抜き物件を探してみるのが良いだろう。ただし居抜き物件はそのメリットばかりが注目されがちだが当然のことながらデメリットも多く存在する。物件探しを行う前は下記記事を参照に居抜物件選びの注意点を学んで欲しい。

居抜き物選びの3つのコツとポイントについて

 

VE案を提示してもらう

VE案とは「Value Engineering」の略で、そのものの品質を下げることなく、知恵と工夫でコストを最小限に抑える方法のことを言う。このVEを内装工事会社に提案してもらうということだ。

具体的な事例としては、例えば見栄えや性能が同じ仕上げ材であっても、メーカーによって価格が異なっていたり、業者によってはより安く仕入れることができたりする。工事会社に色々なメーカーや商社にあたってもらって材料費を安くするという方法だ。

また、デイサービスにおいては、お風呂やトイレにおける介護用設備の工事費用全体に占める影響は大きい。よって、これらの性能と価格の比較は工事会社に徹底的に突き詰めてもらうのが良いだろう。

また、家具や厨房機器については、工事業者に依頼するよりも発注者側で仕入れた方が安くなるケースが多い。購入は自ら行い設置及びその他工事との調整を内装工事会社に依頼するのが最も良い方法だと言える。

 

複数の会社で見積もり比較をする

内装工事を行う上でもっともやってはいけないことはたった1社にのみ見積りを提示することだ。競争相手がいなけば工事会社は自社の利益を大きく上乗せた見積りを提示してくるだろう。

逆に複数の会社に見積りを取ればそのこに競争原理が働くため、工事会社も大きく利益を乗せることは無く、価格は自然と適正化される。また価格面でのメリットだけでなく、各業者のデザイン的な提案の比較や、接客対応なども比較もできるというメリットがある。

よって、たった1社のみに見積り比較をするという行為は是非避けて頂きたい。アーキクラウドでは複数の工事会社の工事見積りとデザイン案の提案を無料で比較できるサービスを実施している。内装のプロである一級建築士が選定した優良工事会社が対応させて頂くので安心してご利用頂きたい。

「内装工事見積り比較/賢い経営者、店舗オーナーとしての判断」

 

最後に

今回はデイサービスの内装工事費用を安くする方法について解説させて頂いた。これらの方法を実践して頂ければ工事費用を下げることはさほど難しくないだろう。工事費用を安くすることで余った資金は運営費用等にまわすことで、より良いサービスが提供できるようになれば幸いだ。

また、アーキクラウドでは資金調達支援サービスを実施している。金融機関から融資は降りたが希望する金額ではなかったという場合や、融資が降りずに自己資金だけでは不足している場合など、あらゆる場面で活用できるように準備をしている。開業資金、運転資金が不足している場合は是非ご活用頂きたい。

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